ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。
健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。
皆様の周りの方々と一緒に、次の予防対策を徹底しましょう。
患者のふん便や吐物には大量のウイルスが排出されるので、
1. 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
2. 下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
3. 胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐物を適切に処理し、感染を拡げないようにしましょう。
特に、子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。
上記ページには
感染対策マニュアル(平成25年10月、新潟市保健所作成)(PDF:3,720KB)
施設向けのマニュアルです。ノロウイルスやインフルエンザに関する基本的な知識や対策のポイントが示してあります。
月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時30分
(祝・休日、12月29日から1月3日を除く)
※部署、施設によっては、開庁・開館の日・時間が異なるところがあります。