風しん対策について(妊娠希望女性、妊婦、周囲に妊婦がいる方等)
最終更新日:2022年4月1日
風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週ごろまでの女性が風しんに感染すると、生まれてくる赤ちゃんが心疾患、難聴、白内障などの障がいを起こす「先天性風しん症候群」にかかることがあります。
「先天性風しん症候群」の予防には、妊娠を希望する妊娠前の女性や、免疫を持たない妊婦の周辺の方等が風しんを予防していくことが大切です。
風しんの免疫があるかどうかは、抗体検査の結果が目安となります。
また、自費ですが、風しんの予防にはワクチン接種が有効です。
新潟市では、抗体検査費用の助成を実施しています。対象となる方はご利用ください。
令和4年度 新潟市風しん抗体検査事業について
実施期間
令和4年4月1日から令和5年3月31日まで
対象者
本市に住民登録があり、次の対象者要件1から3のいずれかに該当する方
- 妊娠を希望する女性
- 妊娠を希望する女性の夫(婚姻関係は問いません)等の同居者
- 風しん抗体価のない又は低い(抗体検査の結果がHI法で16倍以下またはEIA法で8.0未満)妊婦の夫(婚姻関係は問いません)等の同居者
ただし、次に該当する方は対象外となります
A 過去に風しんの抗体検査を受けたことがある方
B 2回の予防接種歴が記録で確認できる方(MRやMMRなどの混合ワクチンも含めます)
C 風しんの確定診断を受けたことがある方
D 加えて、2の対象者(検査希望者が妊娠を希望する女性の夫等の同居者の場合)で、妊娠を希望する女性が、次の3要件のうち、いずれか1つでも該当する方(過去に抗体検査を受けたことがある、2回の予防接種歴が記録で確認できる、風しんの確定診断を受けたことがある)
注意1 助成は1人1回限りです(平成26~令和2年度の過去の市抗体検査事業も含みます)。
注意2 妊娠時の妊婦健康診査には、風しん抗体検査が項目に含まれています。
検査内容
風しん抗体検査(血液検査)
結果については、後日、検査を受けた市内委託医療機関より説明を受けてください。
自己負担額
無料
新潟市に住民票がない方や過去に新潟市風しん抗体検査を受けたことがある場合は、実費請求することがあります。
検査場所・利用方法
「新潟市風しん抗体検査事業」を受けたいと市内委託医療機関へ申し出をし、対象者要件の確認を受け、検査を行った場合に助成が受けられます。
検査日、時間、予約が必要か等は、必ず、あらかじめ市内委託医療機関にお問い合わせください。
令和4年度 新潟市風しん抗体検査事業・予防接種事業委託医療機関名簿(PDF:976KB)
持ち物
健康保険証など、住所、氏名、生年月日が確認できるもの
- 加えて、3の対象者(風しん抗体価のない又は低い妊婦の夫等の同居者)の方は、母子健康手帳の原本と妊婦の抗体価が記載されているもの (母子健康手帳や医療機関発行の抗体検査結果、新潟市風しん抗体検査事業申込票(兼)結果通知書 等)
東日本大震災にて避難されている方へ
避難前市町村に同様の事業がない場合には、お問い合わせください。
お問合せ先
各区役所健康福祉課
保健管理課感染症対策室 電話:025-212-8123
月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時30分まで(土・日・祝日および12月29日から1月3日を除く)
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