西区かがやき大使☆越乃リュウ通信57

他県の人にはわからない新潟の夏の風物詩です。

小さい頃からずっと食べていました。

冷凍庫には必ず入っていて　祖母も大好きだったアイスです。

名前は「もも太郎」なのにいちご味。

しかもいちご果汁ではなく「りんご果汁」で出来ているという矛盾っぷり。

そんなもも太郎アイスで育ちました。

宝塚時代は季節を感じる暇もないくらい稽古場に缶詰め状態でした。

朝から晩まで稽古の日々。

よく「色が白いね」と言われますが日に当たる時間が明らかに少なかったのです。

そんな宝塚時代のある夏の日
そうだ！と思い立ち淡路島までドライブへ。
車を飛ばして気分転換です。

海に囲まれた島なので海水浴を楽しむ人達もたくさんいます。
海かぁ何年も入ってないなー。

急な思い付きで行動に移す事は大得意です。
「そうだ　京都行こう」ではないですが「そうだ　海入ろう」
そう　こんなノリです。

ガッツリ泳ぎたいのではなくクラゲのように浮いていたい。
越乃の希望はこれです。

浮き輪を購入したかったのですが思い付きの現場近くにはあいにく浮き輪はなく
小さなビーチボールを購入する事ができました。
Tシャツと短パンもゲットしていよいよ海へ！

夏の終わりの暑い日でした。

クラゲのように浮いていたい人間とクラゲの混浴。

なのに刺される事もなくクラゲと仲良く浮いていました。

しかし海から上がると肌が真っ赤っかに。。。
海に入っているところはまだマシなのですが
海から出ているところは全部真っ赤っかです。
思い付きの行動は詰めが甘いのです。

翌日痛いのをひたすら隠して稽古に挑みましたがイタイのなんの！
「りゅーさんどーしたの？それ」
会う人会う人いろんな人に聞かれました。

あれ以来海には入っておりません。

退団してから知りました。
私は日光アレルギーだと。。。

夏は完全防備で遠くから海を眺めながらもも太郎アイスを食べる。

これが私の定番の夏の風景です。

暑中お見舞い申し上げます。

暑さ厳しき折、皆様お身体にはくれぐれもお気をつけ下さい。

楽しい夏を！

2023夏

越乃リュウ