西区かがやき大使☆越乃リュウ通信47

今年の春に「国際女性デー」のシンポジウムがあり
「人生をデザインする」というタイトルで、オンラインで講演をさせていただきました。
その講演を皮切りに、講演の依頼を多くいただくようになりました。
昔から話すことは大の苦手です。
講演はずっと避けてきたお仕事の一つでした。
そして私は過去のことをほとんど覚えていません。
容量オーバーになると過去の記憶は消去されるようで
途切れ途切れな記憶があるだけです。
しかも大事なことは忘れ、どうでもいいことだけよく覚えています。
この「素晴らしい記憶力」に関しては、良い面と悪い面があると私は考えます。
良い面は、過去に捉われず常に新しく捉える事ができる事。
常にアップデートしています。
悪い面は、思い出す作業が非常に難儀であること。
ストレージはいっぱいでバックアップはありません。
今宝塚時代を振り返ったエッセイを婦人公論さんのwebで連載させてもらっているのですが
あまりの記憶のなさに自分でも驚きます。
「あまり覚えてないのですが」
「記憶がほとんどないのですが」を毎回連発しながら
2週に1回出しているそのエッセイの連載も早1年を超えました。
本当にありがたいことです。
そんな私ですが、新潟の高校や小学校から依頼をいただき
「夢は叶う」という講演をいたします。
以前も小学校で講演をさせていただいたことがありましたが
その後、宝塚の世界に興味を持ったとか
夢を探してみたいとか
話を聞いた事で、何かが動いた、動いてみようと思ったなどの感想を聞くと
苦手だけれど、お話しを受けてよかったなと思うのです。
偉そうに語れるようなことなど何もないのですが
地元からお声をかけていただけるのはとてもうれしいことです。
これからも、ない記憶を思い出しながら
今私が伝えられるメッセージを皆さんに伝えたいと思います。
そしてそして
来月は、ホテルオークラ新潟さまでランチショーをさせていただきます。

ホテルオークラ新潟さまの正面玄関にある大きな看板は

昔からよーく見てきました。
今年は〇〇さんが来るんだなーと。

芸能人の方の顔が大きく掲げられていたあの看板。

あそこにまさか自分が出るなど、思ってもみなかった事です。
先日の打ち合わせ時に、思わず写真を撮りまくりました。
やっぱりうれしかったです。
おかげさまでお席もすぐに完売になり、今お稽古に励んでいます。

音楽の力、歌の力、芸術の力

非日常の空間
来てくださった皆さまに楽しんでいただけますよう、心を込めてお届けします。
このご報告はまた次回に。

季節はすっかり秋になりました。

皆さま、引き続きお身体を大切にお過ごしくださいませ。

ではまた。

越乃リュウ