1.条例が輝くために

最終更新日:2019年6月20日

受付日:平成31年3月20日 年齢:70歳代

ご意見・ご提案

 古町や本町は、かつてはそこを知らない新潟市民はいないほどの人気スポットでした。最近は、買い物客の減少と閉店により元気がないのが事実です。
 改めて古町をゆっくり歩いてみました。古町はアーケードがあり、オシャレで有名な店舗がたくさんあります。道路は歩行者優先、さらに平坦で広い歩道は点字ブロックが続いています。傘をささずに車椅子の方も視力障がい者の方も訪れやすい環境です。
 ところが、障がい者用のトイレがありません。授乳室や観光客用の公衆トイレも見つかりません。これでは高齢者や身体障がい者など車椅子利用者は敬遠します。立派な中央区役所には障がい者用トイレも授乳室もあります。新潟市には「障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」があります。理念は立派ですが、障がい者にとっては古町や本町には行きづらいのです。
 条例が輝くための3つの提案
1)5番町の中央に建設課の設置した自転車置き場があります。その一角に公衆トイレと多目的トイレ(障がい者用トイレ)を設置する。
2)乳児を連れた買い物客や観光客のために授乳室とおむつ交換の場所を設置する。
3)1)と2)を新潟市のモデル事業として古町で実施、長期的には本町や他の地域にも拡大する。
 キャッチコピーを提案します。「ぷらっと本町 フラット古町」
 「ぶらっと」は本町はすでに使っており、アーケード街入り口に表示されています。それにプラスしてバリアフリーの環境が整ったフラットな古町を印象づけます。

回答

 「条例が輝くために」と題し3つのご提案をいただきました。
 はじめに、古町地区への公衆トイレや多目的トイレの設置にかかるご提案についてです。
現在、古町地区周辺には、本町通5番町の多目的トイレを併設した公衆トイレのほか、西堀ローサ内の公衆トイレや多目的トイレがあり、皆さまからご利用いただいております。
公衆トイレの設置に当たっては、トイレの利用が可能な公共施設や商業施設などの立地状況や利用頻度のほか、周辺住民の意向などさまざまな要素を考慮し検討する必要があります。ご提案につきましては、古町地区の魅力向上につながる貴重なご意見として、障がいのある人にもご不便なく古町地区を訪れていただける環境づくりに生かしてまいります。
 次に、授乳室とおむつ交換の場所の設置についてです。
 本市では、古町を訪れた乳幼児連れの買い物客や観光客の利便性の向上を図るため、授乳やおむつ交換の機能を備えた公衆トイレの新たな設置を西堀ローサ内で検討しており、これらの設置に関する可能性などの調査を2019年度に予定しています。
 このたびいただいたご提案も踏まえ、今後も引き続き、誰もが生き生きと安心して暮らせる共生社会の実現を目指し、「新潟市障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」の周知・啓発に努めるとともに、障がいや障がいのある方への理解を深める取り組みを行ってまいります。

回答日:平成31年4月25日

担当課:中央区窓口サービス課 商業振興課

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