岩室温泉

最終更新日:2015年4月22日

開湯三百年の歴史ある岩室温泉「霊雁の湯」

 岩室温泉の歴史は古く、江戸時代より、越後一の宮弥彦神社の参拝者の精進落としの遊里として栄えた由緒ある伝統に彩られています。
 今春から新温泉の供給が始まりました。

岩室温泉の歴史

  • 慶長3年(1598年)
     岩室村検地帳に「湯のこし」の地名があることから、すでに当時、湯の涌出があったと考えられる。
  • 正徳3年(1713年)
     「霊雁の湯伝説」、この年元旦、村の庄屋、高島庄右衛門が3日3晩同じ夢をみる。白髪の老人が枕頭に立ち「村はずれの老松の下の岩石の間に霊泉があり、これに浴すれば、諸病和らぐ」と告げる。村はずれ一帯を探すと、一羽の傷ついた雁が泉流に浴して傷を癒していた。これによって源泉が発見されたと伝承され、岩室温泉は「霊雁の湯」と呼ばれている。当時、役金を上納する「湯組」が37軒あった。
  • 享保元年(1716年)
     薬師堂前で芝居の興行があり、遊女茶屋が店を出したという。
  • 寛政3年(1791年)
     8月7日地蔵堂前でお祭りが行われ、踊りが二晩催されたという。

岩室温泉の概要

  • 源泉名:岩室温泉
  • 泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 (高張性 弱アルカリ性 高温泉)
  • 効能:関節リウマチ・変形性関節症・腰痛・神経痛・五十肩・打撲・捻挫胃腸機能の低下・糖尿病・病後回復・疲労回復・健康増進など

 霊雁の湯源泉は改修され、ゆもとやの脇にあり、ポケットパーク(小公園)として散策におすすめです。

  • 旅館数:11軒 収容人数:約1,320人
  • 飲食店数:20軒(スナック、ラーメン、寿司、焼鳥、お好み焼き、日本そば、食堂等)

岩室の芸妓衆

 岩室温泉は新潟県の芸妓発祥の地。岩室甚句にも歌われている芸妓さん達は、若く美人揃いということで知られています。芸所として、踊り、唄、三味線等を身につけた芸妓から若い芸妓まで在籍。夕暮れの温泉街を歩いていると、これからお座敷へ向かう芸妓さんの姿を見かけることもしばしば・・・。その華やかな雰囲気は、思わずうっとりするほどです。

田ノ浦温泉~日本海に面した温泉~

 越後七浦シーサイドライン沿い、間瀬田ノ浦海水浴場の近くにあり、夏になると多くの人々で賑わいが最高潮を迎えます。
 各旅館の大浴場、露天風呂からは日本海を一望できます。海の近くの温泉らしく軽い塩味がして、その分よく温まり、肌もすべすべになると評判です。

  • 泉質:ナトリウム塩化物泉
  • 効能:神経痛、筋肉痛、冷え性、切傷、火傷等。

田ノ浦温泉の夕日
田ノ浦温泉の夕日

岩室温泉、田ノ浦温泉の問い合わせ先

岩室温泉観光協会のホームページから、各旅館等の詳細を見ることが出来ます。

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西蒲区役所 産業観光課

〒953-8666 新潟市西蒲区巻甲2690番地1
電話:0256-72-8407 FAX:0256-72-6022

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