犬、猫の殺処分削減に向けた目標値の設定について
最終更新日:2020年10月20日
目標設定の背景
人と動物が共生するこころ豊かな社会の実現に向け、本市では動物愛護精神の普及啓発を図るとともに、殺処分の削減に係る施策に取り組んでいます。
しかし、不適切な飼育や望まない繁殖などにより、動物愛護センターに収容される犬と猫は減少傾向にあるものの、殺処分となった頭数は依然として年間300頭を超えています。
目標設定の根拠
新潟県は、動物の愛護及び管理に関する法律(昭和48年10月1日法律第105号)第6条に基づき「新潟県動物愛護管理推進計画(外部サイト)」を定めていますが、平成26年11月に計画を一部改正し、「全体の致死処分頭数については、平成36年度末までに、平成16年度実績から7割以上削減させ、引き続きゼロを目指す」ことを取組目標に設定しました。
当該計画は、本市も参画して定めたものであることから、本市は、県と連動して犬、猫の殺処分数削減を進めて行きます。具体的には、令和6年度までに、平成16年度実績から7割削減させ、将来的には殺処分ゼロを目指します。
保護された猫
保護された犬
本市の目標値
年度 | 殺処分頭数 | 備考 |
---|---|---|
平成16年度 |
1,161 | 合併市町村分含む |
平成24年度 | 718 | 実数 |
平成26年度 |
732 | 実数(平成27年6月17日現在) |
平成27年度 | 553 | 実数(平成28年4月1日現在) |
平成28年度 | 504 | 実数(平成29年4月1日現在) |
平成29年度 | 578 | 実数(平成30年4月1日現在) |
平成30年度 | 470 | 実数(平成31年4月1日現在) |
令和元年度 | 330 | 実数(令和2年4月1日現在) |
↓ | ||
令和6年度 | 340 | 平成16年度実績の7割削減 |
これまでの殺処分数の推移
犬の殺処分数の推移(平成17年度から令和元年度)
猫の殺処分数の推移(平成17年度から令和元年度)
削減への取組み
(1)適正飼育・終生飼育の啓発
(2)飼い主のいないメス猫の不妊手術費助成
(3)地域猫活動の周知
(4)飼育ボランティアの育成
(5)譲渡の推進
関連リンク
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