新潟市文化財の新規指定について(お知らせ)
最終更新日:2026年5月27日
新潟市文化財保護審議会の答申を受けて、以下の文化財を新潟市文化財に指定しましたので、お知らせします。
有形文化財(絵画) 行田魁庵作 中原家住宅主屋襖絵及び欄間
行田魁庵作 中原家住宅主屋襖絵及び欄間
指定年月日
令和8(2026)年5月27日
種別
有形文化財(絵画)
名称
行田魁庵作 中原家住宅主屋襖絵及び欄間(なめたかいあんさく なかはらけじゅうたくおもやふすまえおよびらんま)
員数
20面(襖絵16面、欄間4面)
所在の場所
西区赤塚
制作年代
万延元(1860)年頃
指定理由
中原家住宅主屋における、江戸後期から明治初期にかけて新潟を拠点に活動した画家行田魁庵(なめたかいあん)が描いた襖絵及び魁庵の描いた下絵を彫り出した欄間。
中原家住宅のある赤塚は江戸時代に北国街道の宿場であり、富農であった中原家の住宅は大名の本陣に当てられた。現在の中原家住宅主屋は万延元(1860)年建築の建物で、明治11(1878)年の明治天皇北陸巡幸の行在所(あんざいしょ)に当てられた。
主屋にある座敷は前庭側から、三の間(「鶴の間」十二畳)、二の間(「富士の間」十畳)、上段の間(十畳)といわれ、これらの座敷の襖、欄間を行田魁庵が手がけている。襖絵と欄間を座敷と一体のものとして構想し、三の間から上段の間に向かって、各間に応じた画題で構成している。
行田魁庵が、座敷の襖、欄間全体を任されて描く例は他になく、また襖絵は、本陣の書院座敷として画題を雄大に展開させ、魁庵の技量と芸術性が存分に楽しめる。建築当時の建物とあわせて、往時の様子を想像することができることからも、新潟市文化財に指定し保護するにふさわしい価値を有すると判断される。
三の間 襖絵 群鶴図(池畔の群鶴)
三の間 襖絵 群鶴図(飛鶴)
二の間 襖絵 富士海浜図(富士図)
二の間 襖絵 富士海浜図(海浜図)
三の間 欄間 群鶴飛翔図
建物について
中原家住宅主屋は国の登録有形文化財(平成30年5月10日登録)
見学について
建物の外観は一般公開日(春・秋各1日限定)に見学ができます。
建物の内部は通常は非公開のため見学できません。
詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
このページの作成担当
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