新型コロナワクチン接種の注意事項について
最終更新日:2022年4月7日
- 接種するワクチンの種類と効果
- 接種を希望する際の本人の同意
- 接種対象年齢
- 接種を受けることができない人・注意が必要な人
- 他の予防接種を受ける場合
- 血をサラサラにする薬を服用している場合
- 慢性的な持病がある場合
- 新型コロナウイルスに感染したことがある場合
- 妊娠中・授乳中・妊娠計画中の場合
- 10代・20代の男性の場合
- 異なるワクチンの接種(交互接種)
- 接種前の予診
- 接種後の過ごし方のご案内
- 基礎疾患について
新型コロナワクチンは新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。感染症予防のためワクチン接種を実施します。
ワクチン接種には本人の同意が必要です。
ワクチン接種には、本人の同意が必要です。接種は強制ではありません。受ける方の同意なく接種が行われることはありません。
ワクチンを受ける際には、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について、ご理解いただいた上で、本人の意思に基づいて接種をご判断ください。
接種対象年齢
1・2回目接種 | 接種日に5歳以上 |
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3回目接種 | 接種日に12歳以上 |
- 5~11歳は接種するワクチン・方法が異なります。小児の接種について詳しくはこちらをご覧ください。
- 3回目接種についてはこちらをご確認ください。
接種を受けることができない人・注意が必要な人
新型コロナワクチン接種は、ワクチンの性質上接種を受けることができない場合や接種を受けるにあたって注意が必要な場合があります。
接種の前にあらかじめかかりつけ医などに接種を受けてもよいかご相談ください。
接種を受けることができない人 |
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一般に、次の人はワクチン接種を受けることができません。ご自身が当てはまると思われる人は、ワクチン接種を受けてもよいか、かかりつけ医にご相談ください。
※1 明らかな発熱とは通常37.5度以上を指します。ただし、37.5度を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。 |
接種を受けるにあたって注意が必要な人 |
一般に、次の人はワクチン接種を受けるにあたっては注意が必要です。ご自身が当てはまると思われる人は、ワクチン接種を受けてもよいか、かかりつけ医にご相談ください。
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接種の注意事項
他の予防接種を受ける場合
他の予防接種を受ける場合は、原則として13日以上の間隔をおいて接種する必要があります。他の予防接種の接種日をご確認ください。
- インフルエンザワクチン等を接種される場合は、新型コロナワクチンの1回目接種の2週間前または2回目接種の2週間後の接種となるよう接種間隔にご注意ください。
血をサラサラにする薬を服用している場合
抗凝固療法を受けている人(血をサラサラにする薬を飲まれている人)、血小板減少症または凝固障がいのある人は、接種後の出血に注意が必要です。
- 飲んでいるお薬によっては、出血すると止まりにくいことがあるため、予診票に記入し、接種前の診察時に医師にお伝えください。
- 接種後は2分間以上、接種した部位をしっかり押さえてください。腕が腫れる・しびれるなどの症状が出た場合は、医師にご相談ください。
- 接種にあたって、あらかじめお薬を飲まないようにする(休薬)必要はありません。
抗凝固薬(不整脈・血栓症・心臓の手術後の人に処方さえることが多い薬) |
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・ワーファリン(ワルファリンカリウム) |
血をサラサラにする薬を飲まれている方へ(厚生労働省)(PDF:1,420KB)
慢性的な持病がある場合
慢性的な病気がある人もワクチン接種ができる場合が多く、感染した場合に重症化しやすいリスクが高いため、優先接種の対象となる場合があります。詳しくは基礎疾患についてをご確認ください。
- ワクチン接種は体調のよいときに受けるのが基本となります。病状が悪化していたり、全身が衰弱している場合は避けた方がよいと考えられます。
あらかじめかかりつけ医とご相談ください。
新型コロナウイルスに感染したことがある場合
既にコロナウイルスに感染した人も、体調が回復した後に新型コロナワクチンを接種することができます。
- ただし、接種まで一定の期間をおく必要がある場合があるため、いつから接種ができるか不明な場合は、主治医にご確認ください。事前に感染したかどうかを検査して確認する必要はありません。
妊娠中・授乳中・妊娠計画中の場合
妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、新型コロナワクチンを接種することができます。
- 接種を受ける際には、あらかじめかかりつけ医にご確認ください。
詳しくはこちらをご覧ください。(外部サイト)
10代・20代の男性の場合
ファイザー社と武田・モデルナ社のワクチン接種後に、ごくまれに心筋炎・心膜炎を発症した事例が報告されています。
接種を受ける際の注意事項があります。詳しくはこちらをご確認ください。
異なるワクチンを接種する場合(交互接種)
- 1回目と2回目では、一定の要件を満たす場合に限り、異なるワクチンを接種することができます。
- 追加接種(3回目)では、初回接種(1・2回目)に用いたワクチンの種類に関わらず、ファイザー社又は武田/モデルナ社のワクチンのいずれかを使用します。
- 12~17歳の方の追加接種(3回目)では、初回接種(1・2回目)に用いたワクチンの種類に関わらず、ファイザー社のワクチンに限り接種できます。
接種するワクチンの種類と効果
現在、国内で接種しているワクチンは、次のワクチンです。
いずれも、安全性を確認した上で承認され、世界各国で接種されています。接種後の軽い副反応については、症状ごとの頻度等に多少の違いがみられます。
- 新型コロナワクチンは新型コロナウイルス感染症の発症を予防します。
- ワクチン接種を受けた人は、受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないということが分かっています。(発症予防効果は、ファイザー社ワクチンが約95%、武田・モデルナ社ワクチンが約94%と報告されています。)
- ワクチンによって接種する間隔などが異なるため注意が必要です。
- 他の予防接種を受ける場合は、原則として13日以上の間隔をおいて接種する必要があります。他の予防接種の接種日をご確認ください。
- 新潟市内の会場で接種しているワクチンは、ファイザー社と武田・モデルナ社のワクチンです。
- 現在、追加接種で使用するワクチンとして承認されているのは、ファイザー社および武田・モデルナ社のワクチンです。(12~17歳の方の追加接種では、武田・モデルナ社のワクチンは未承認)
3回目に使用するワクチンについて詳しくはこちらをご確認ください。
- 場合により、異なるワクチンを接種すること(交互接種)が可能です。詳しくはこちらをご確認ください。
- 5~11歳の小児に接種するワクチンは、12歳以上に接種するワクチンと種類が異なります。詳しくはこちらをご確認ください。
参考資料
新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11 の知識(厚生労働省2022年3月版)(PDF:1,812KB)
ワクチン接種歴別の新規陽性者数(厚生労働省アドバイザリーボード2022年3月30日資料より)(PDF:162KB)
ファイザー社ワクチン
mRNAワクチン、通常21日(3週間)の間隔で2回接種、12歳以上の人に接種
- 2回目接種完了から6か月以上経過した12歳以上の人に追加接種(3回目)
新型コロナワクチン予防接種についての説明書(ファイザー)(PDF:815KB)
【追加接種】新型コロナワクチン予防接種についての説明書(ファイザー)(PDF:837KB)
ファイザー社のワクチンについての詳細はこちら(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
武田・モデルナ社ワクチン
mRNAワクチン、通常28日(4週間)の間隔で2回接種、12歳以上の人に接種
- 2回目接種完了から6か月以上経過した18歳以上の人に追加接種(3回目)
新型コロナワクチン予防接種についての説明書(武田・モデルナ)(PDF:848KB)
【追加接種】新型コロナワクチン予防接種についての説明書(武田・モデルナ)(PDF:853KB)
武田・モデルナ社のワクチンについての詳細はこちら(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
アストラゼネカ社ワクチン
ウイルスベクターワクチン、通常4~12週間の間隔で2回接種、原則として40歳以上の人に接種
- 現在新潟市内の接種会場・医療機関ではアストラゼネカ社ワクチンの接種は行っていません。
- アレルギーなどでmRNAワクチン(ファイザー社、武田・モデルナ社のワクチン)を接種できない18歳以上の人や、海外で1回接種済みの日本在住者、40歳以上で希望する人は、新潟県のアストラゼネカ社ワクチン接種センターで接種を受けることができます。
アストラゼネカ社ワクチン接種センターについて詳しくはこちらをご覧ください。(外部サイト)
新型コロナワクチン予防接種についての説明書(アストラゼネカ)(PDF:944KB)
アストラゼネカ社のワクチンについての詳細はこちら(厚生労働省ホームページ)(外部サイト)
接種後の副反応について
新型コロナワクチンは、非常に高い効果がある一方で、接種後に体内で免疫ができる過程で、接種部位の痛み、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢等の症状(副反応)が現れることがあります。
副反応・安全性に関する相談窓口
ワクチンの安全性や副反応については新潟県新型コロナワクチン医療健康相談センター(外部サイト)で相談を受け付けています。
- ワクチン接種後3日経っても腫れているが、医療機関を受診した方がよいかなど、接種後の副反応や体調の変化についてはこちらにご相談ください。
電話番号 | 025-385-7762 |
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受付時間 | 午前8時半から午後6時(土日・祝日含む) |
接種前の予診
接種を行う前に予診票の確認、問診、検温、診察を行い、接種の可否を判断します。
接種の前には必ず医師による診察が行われます。
接種を受ける際には、予診票を事前に確認し記入の上ご持参ください。予診票の書き方についてはこちらをご確認ください。
新型コロナワクチン接種の予診票(1・2回目接種用)(PDF:355KB)
新型コロナワクチンの予診票(追加接種用)(PDF:1,060KB)
こちらの予診票を印刷(A4サイズ)してご利用いただけます。
ワクチン接種後の過ごし方
- ワクチン接種後、15分以上、接種を受けた施設でお待ちいただき、体調に異常を感じた場合には、速やかに医師へ連絡してください。
- 過去にアナフィラキシーを含む重いアレルギー症状を起こしたことがある方や、気分が悪くなったり、失神等を起こしたりしたことがある方30分以上お待ちください。
- 注射した部分は清潔に保つようにし、接種当日の入浴は問題ありませんが、注射した部分はこすらないようにしてください。
- 通常の生活は問題ありませんが、当日の激しい運動や過度の飲酒等は控えてください。
新潟県広報動画「ワクチンはみなさんを安全に新型コロナから守ります」(外部サイト)
新潟市の新型コロナワクチン接種についてのお知らせ動画(外部サイト)
基礎疾患について
基礎疾患のある人は、感染時に重症化のリスクが高いことから、特に接種が推奨されています。
基礎疾患のある人とは、次のいずれかにあてはまる人です。
基礎疾患があり治療中人や、体調に不安がある人、自分では判断がつかない場合は、あらかじめかかりつけの医療機関にご相談ください。
(1)以下の病気や状態の人で、通院または入院している人 |
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(2)基準(BMI30以上)を満たす肥満の人 |
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基礎疾患を証明する診断書などの提出は不要です。
接種を受ける際に診断書の提出は不要です。予診票に基礎疾患について記入し、接種前の診察時に医師にお伝えください。医師が病気や治療の状況などを確認し判断します。
問い合わせ
新型コロナワクチン接種に関するお問い合わせ
電話番号 | 025-250-1234 |
---|---|
受付時間 | 午前8時半から午後6時(土・日曜、祝・休日含む) |
聴覚に障がいのある方 | FAX 025-256-8237 |
予約受付開始時など朝の時間帯は電話が混雑しつながりにくくなります。問い合わせなどの場合は時間をずらしてお電話ください。
新型コロナワクチン接種による副反応・安全性に関する相談
ワクチンの安全性や副反応については新潟県新型コロナワクチン医療健康相談センター(外部サイト)で相談を受け付けています。
ワクチン接種後3日経っても腫れているが、医療機関を受診した方がよいかなど、接種後の副反応や体調の変化についてはこちらにご相談ください。
電話番号 | 025-385-7762 |
---|---|
受付時間 | 午前8時半から午後6時(土日・祝日含む) |
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