令和8年9月24日 市長定例記者会見

最終更新日:2026年9月29日

市長定例記者会見

開催概要
期日 令和8年9月24日(木曜)
時間 午前10時00分から午前10時49分
場所 新潟市役所(本館3階 対策室)

発表内容

質疑応答

配布資料

市長記者会見動画

発表内容

1.みんなで支える生活交通サポート事業「車両貸与社会実験」の実施

 おはようございます。よろしくお願いします。
 最初に、生活交通サポート事業の社会実験の実施についてです。この事業は、最近のバスやタクシー運転士が不足する中、移動手段が確保しづらいという地域において、市がボランティア団体に車両を貸与し、支援しながら移動の足を確保する事業であり、その事業の社会実験を行います。現在モデル地区に選定された3つの地区で、地域ドライバーの方に安全講習会を実施しており、9月28日以降、各地区で準備が整いましたら社会実験を始めたいと思います。概ね5か月かけて生活交通サポート事業の効果といったことを検証していきたいと思います。

2.秋葉区児童館の開設

 次に、秋葉区児童館の開設についてです。
 このたび、10月4日に新津健康センター内に児童館を開設いたします。秋葉区はこれまで児童館がなく、こどもたちの遊び場や居場所を求める声が多く寄せられていたところであり、そのため、既存の公共施設を活用して整備を進めてまいりました。
 児童館には、遊戯施設、集会施設、図書館、学習スペースなどを設け、乳幼児から高校生まで幅広い年代のこどもたちが、いつでも自由に遊んだり、学んだり、友達と過ごしたりできる場所ということになります。開設の準備に向けましては、これまでこどもたちからアンケートや設置準備委員会を通して、こどもたちの意見を聴きながら進めております。
 秋葉区児童館の愛称は「あきはテラス」となり、秋葉区在住の小学生の投票によって決定いたしました。この児童館が、こどもたちにとって「何度も来たい」と思える身近な居場所となるよう、地域の皆さんと共に一緒に育てていきたいと思います。なお、当日はオープニングセレモニーを開催いたします。詳細につきましては、お手元の資料をご覧ください。

3.新潟市立新星中学校の生徒募集開始

 次に、新潟市立新星中学校の生徒募集の開始と入学説明会の開催についてです。
 このたび設置されました夜間中学校は、令和9年4月に開校いたします。不登校などの理由によって義務教育を十分に受けられないまま中学校を卒業した方で、改めて学びの機会を得たいと希望する方に対して、教育を受けることを保障するものです。来月10月20日から生徒募集を開始いたします。それに先立って入学説明会を10月の19日から計3回にわたって開催いたします。この説明会では、入学希望者やそのご家族を対象とした入学のための手続きのご説明や授業の体験会を行います。
 入学説明会への参加申し込みは、9月28日から受け付けますので、入学を検討されている方々にぜひご参加いただきたいというふうに思います。また、新潟市以外の県内各市町村にお住まいの入学希望者については、13市町村から協定を締結したいとの要望があり、このうち9市町村と協定の手続きが完了し、新星中学校への受入れが可能となりました。残りの4市町村については、手続きが完了次第、新潟市及び各市町村のホームページなどでお知らせをいたします。
 様々な理由によって、学齢期に十分な教育を受けることができなかった皆さまに、ぜひ新星中学校で新たな学びをスタートしていただきたいと考えております。

4.日々是新の開催

 次に、ビジネスイベント「日々是新」の開催についてです。
 10月28日、29日の2日間、イノベーション施設であるNINNO(ニーノ)を中心とした新潟駅周辺にて開催いたします。市内中小企業が抱える「ヒト、モノ、カネ」の経営資源の不足という課題の解決を目指し、今年は「AI、ロボティクス、データサイエンス」をテーマに、単なる講演会や展示会だけではなく、本イベントが「挑戦の起点」となって、企業や学生、スタートアップをつなぎ、新たなプロジェクトを生み出す場となることを目指しております。
 イベントでは、株式会社ユーグレナ代表取締役社長である、日本経団連のスタートアップ委員長でもある、出雲 充氏をはじめ、様々な分野でご活躍されておりますビジネスパーソンがカンファレンスに登壇いたします。また、新たに学生が事務局となって企画を行う「NIIGATA Innovators Award」を開催いたします。起業家やアトツギなど地域の挑戦者の中から、学生の投票によって選ばれたみなさんを表彰し、学生と企業や起業家の交流促進や共創のきっかけを提供いたします。このイベントから生まれたプロジェクトは、その後も定期的な伴走支援を行い、来年度、日々是新(ヒビコレアラタ)で成果を発表していく予定です。
 また、同日開催される新潟県主催の「NIIGATA AI EXPO」との連携企画も予定しておりますので、ぜひ両イベントに足をお運びいただき、様々なコンテンツから新しい刺激を受けていただくとともに、皆さまからも挑戦の一歩を踏み出していただきたいと思います。

質疑応答

みんなで支える生活交通サポート事業「車両貸与社会実験」の実施について

(新潟日報)

 車両貸与社会実験についてなのですが、ちょっと細かくなるのですが、これは今のところ、3協議会、地域の協議会でどのような運用をされる予定なのか、ありますでしょうか。どういう運行をするのかという予定はありますか。

(田中都市交通政策課長)

 地区それぞれに使い方はありますけれど、多いのは買い物、それから通院、こういったところに行きたいというニーズに応えるというところで、今聞いているところでございます。

(新潟日報)

 ありがとうございます。市長としては、この事業でどういったところを見極めて、次の施策に生かしたいというふうにお考えでしょうか。

(市長)

 先ほどもお答えしたとおり、地域の中で、バスだとかタクシーがなかなかつかまらないという方々がいる中で、やはり買い物ですとか通院、こういうところにお困りになっていると。そうした現状に対して新潟市で何かできないかということで、小さな今回は車両になりますけれども、車両を貸与して、そして新潟市が支援しながら、その生活の不便さを解消していく、課題を解決していく事業という位置づけになっております。ぜひ多くの皆さんから、それぞれの地域の事情はあろうかと思いますけれども、ぜひこうした新潟市の取組みにもご協力をいただければというふうに思っています。

(新潟日報)

 引き続き車両貸与社会実験のことでよろしくお願いします。今回の3地区というのは、例えば交通の状況でいうと、バスの路線がないとか、どういった地域で選ばれたのかというのと、あとこれからどういうようなところに拡大していきたいのかと、そういったところのお考えはありますでしょうか。

(市長)

 私の認識では、まずバス路線が近くにない地域であること。それから、先ほどから申し上げているように、バスやタクシーがなかなか見つからない地域において、コミ協を通じて新潟市の方から要望をお聞きした中で、3地区が手を挙げたというふうに聞いております。3地区以外にも相談はありましたけど、ドライバーの年齢制限が75歳ということで、その条件に合致しなかったということで漏れたところもあるというふうに聞いています。

(新潟日報)

 分かりました。ちょっと関連する話だと思うので続けて伺いますけれども、この前、路線バスのネットワーク協議会で、また新潟交通さんが、このままの運転手数だと、また秋に減便せざるを得ないというふうな見解を示されまして、その中で、新潟交通さん側も運転手の中途退職が非常に多くて、例えば待遇がほかの産業より低いだとか、拘束時間がものすごく長いというところで、やっぱり市の運転手確保策はやってるけれども、そういう状況がなかなか止められないというふうな趣旨の話がありました。市もそういう施策を打ってる中で、どんどんどんどん改正のたびに路線バスの減便が止められない状況になっていますけれども、例えばもう根本的に路線バスをこういうものとか、あるいは区バス、住民バスみたいなものに変えていくような施策をとっていく必要性が出てきているとか、そういったところの認識はいかがでしょうか。

(市長)

 非常にまあ難しい問題だというふうに思っています。減便ということは、市民にとっては移動の足の確保が非常に難しくなると、不便をきたすということで、新潟市としてはもちろん減便はできるだけ避けて、今の運転士不足の中でも路線バスの維持を図って、市民の皆さんの公共交通に徹していただきたいという強い思いはありますが、一方で新潟交通の、あるいは全国のバス会社の経営を取り巻く環境を見てみますと、やはり運転士不足というのがなかなか止めることができないと、うまくその対策ができていないというような状況にあるというふうに私も認識しております。そういう中で大胆な政策転換といいますか、考え方でというようなことなんですが、やはり地元にある事業者をしっかり我々としても連携しながら、支えていきながら、一方で今回、生活交通サポート事業を打ち出させていただきましたが、地域の皆さんから、そういう周辺ということになりますけれども、買い物や通院にこうした事業を地域の中でボランティアの形で成立をして、そして高齢者や地域の人たちを移動させていただけることができれば、それに優るものはないというふうに思いますし、また区バス、住民バスも引き続きやっていきたいというふうに思っています。ただし、路線バスを全てなくしてとか、なくして区バスとか住民バスでと。これもまた現実的には無理でありますし、また新潟市の財政力としては、それを拡大して対応できる現状にはないというふうに私は思っています。

(新潟日報)

 となると、なかなか今のままではまた改正のたびに便数が減るということが続きかねない状況になってますけれども、財政力という話はありましたが、今この段階で路線バスに対して追加で打てる手っていうのがあるかどうかって、その辺はお考えとしていかがですか。

(市長)

 今の現状の中では、やはりなかなか難しいなと。新潟交通さんに路線バスをしっかり減便することなく維持してほしいという要望をしつつ、新潟市としてもできるだけの対策をしていきたいと思っていますし、また国に対して、現在の地方を巡るバス事業の困難さを訴えて、さらなる支援をですね、いただけるように努めていきたいというふうに考えています。

 

 

新潟市立新星中学校の生徒募集開始について

(新潟日報)

 新星中学、夜間中学なんですけれども、新潟市以外の市町村13市町村ですかね、から協定の、今決まったり、協議中だということで、これはある意味、隠れていた需要を新星中学校ができることで掘り起こしたといえるのかなと思うんですが、この13市町村が手を挙げたというか、協力、締結したいという、ここについて市長どのようにお考えですか。

(市長)

 おっしゃるとおりなんでしょうね。やはり夜間中学を県か政令指定都市に設置をしてほしいという中で、どうなのかなという、そういう需要が本当に新潟市あるいは新潟県全体にあるのかどうかということは、我々検討したときにははっきり明確になっておりませんでしたけれども、今回、夜間中学を設置して、確かにやはりこうやって県内の他の市町村と協定を結べるような段階になりまして、間違いなく夜間中学に入学をされたいというふうに希望される方々はいらっしゃるんだというふうに思っております。

(NHK)

 新星中学校について伺いたいと思います。先ほど市長がおっしゃった13市町村というのは、具体的にはどこで、手続きが済んだ9といったものがどこか・・・。

(梅田教育総務課長)

 本日お配りしている資料の裏面をご覧いただきたいと思います。(資料の)3の締結のところ、現在既に協定を締結している市町村については、ここに名前を掲げさせていただきました。そのほかにつきましては、内部決裁等の関係で現在は協議中ということでお示しをしております。

(NHK)

 ほかの3市町村っていうのはどちらになりますか。

(梅田教育総務課長)

 申し訳ございません。現時点ではまだお答えすることができません。

西堀ローサの活用方法について

(新潟日報)

 西堀ローサの関係でお伺いします。この議会の全員協議会で、西堀6番館、7番館に関しても地権者との話が整って、無償譲渡を受けるというふうな話になりました。そうしますと、議会答弁でもありましたけれども、6番館、7番館も今のままでも使うことはできなくて、減築するのが現実的だろうというふうな話がありました。ただ、どちらにせよ、今まで出ていたフィージビリティスタディの結果よりは、維持するためのお金はかなり高額になるというのが決定的な状況だと思います。今回の市議会でも、ローサを存続させることは負債を後世に付け回すことになるのではないかというふうな指摘があったりとか、あるいはいっそのこと堀にしたらどうだというふうな提案も議員からあったかと思いますけれども、それでもやはりローサを部分活用で存続させなければいけないという市長のお考えをまず、改めて聞かせていただけますでしょうか。

(市長) 

 それでもという言葉がありましたけど、まずは我々が事実としてしっかり認識をしなければならないのが、今回、地下施設全般を廃止して埋め立てることは、物理的あるいは技術的に困難であるということをまず確認をさせていただきました。先般の、(専門家の皆さんがご報告に来られた)あのときに、私のほうから意見交換をさせていただく中で、初めて私もできないんだなということを確認させていただきましたし、その中でやはり埋め立てるには、地下の中の施設を全て撤去することが前提であるというお話がありました。そして、撤去するに伴って、おそらく(地上と地下の)上下だと思いますけれども、建物や道路に支障が及ぶというお話もいただいて、全国的にもこうした地下を埋め立てたという例はないというお話をお聞きいたしましたので、まずはそうしたお話から、この新潟市にあります西堀ローサを埋め立てることはできないのだなという認識を持ったところであります。そういたしますと、引き続き単なる歩道として使うか、利用しないのであれば、通路でそのまま使うということになりますけれども、今、西堀ローサについては使わないために悪臭が発生しているということに加え、歩道として利用する場合でも一定の維持管理というものは必要になってまいります。そのことと、それから活用することを比較をするとどうなるかということになると思いますけれども、私としてはやはり、これまで果たしてきた役割、そして西堀ローサがある古町の中心地であるということから考えると、せっかくまだ使える、改修すれば使える施設であるということから、現時点においてまだ、単に道路として活用するというだけではなくて、使う方向で今後もですね、今しばらく使う、有効に活用するということについて、さらに検討を加えていきたいというふうに思っています。

(新潟日報)

 分かりました。この前の一般質問で、(発泡)ウレタンで埋め立てるといくらになりますみたいな、そういった内容の答弁もありましたけれども、あれは、どうなんでしょう、中のものを除却せずにウレタンを埋めた場合というふうな仮定だったのかなというふうに理解してましたけれども、それは市として可能性もあるっていう意味で答弁が出たのか、それとも無理な話なんだけれども、概算としてはこんぐらいですみたいな意味合いだったのか、その辺はどうだったんでしょうか。

(市長)

 私が聞いた感触としては、あくまでも地下の施設を撤去した上で、ウレタンで埋めるというふうに認識しましたので、ちょっと一度、担当のほうに確認したいと思います。

(佐藤商業振興課長)

 発泡ウレタンで今、地下の空洞を仮に埋めた場合の机上の額として60億から70億という話をさせていただき、さらに9月議会の答弁につきましては、撤去費、地下にある機械設備等の撤去費や、さらに地上への階段の部分にかけてある上屋などの撤去費、廃止するための費用、こういったものもさらにかかってきますので、60億から70億以外にさらにかかる経費が多分にあるというようなことも答弁の中では答えさせていただいたということになります。繰り返しみたいになりますが、可能性があるかないかというところは、まだ国からの許可等もいただけているものではございませんので分からないですが、仮にやれた場合ということで出した数字でございます。そういうご理解でお願いいたします。

(新潟日報)

 分かりました。仮にやれた場合という話ではあるんだけれども、改めてですが、市長の認識としては、それらも含めて現実問題としてやるのは困難だというふうに理解されているということでいいわけですか。

(市長)

 少しおおげさな表現になるんですが、埋め立てるというのが、地下の施設を撤去するという膨大な、その例のない作業をやることによって、市民の命だとか財産に、これ大きな影響を及ぼすテストみたいなことをですね、新潟市で私はやるつもりはないです。

(新潟日報)

 分かりました。あともう1点なんですけれども、今の段階で具体的に、8月にローサの部分活用案っていうのも検討材料ということでお話になったわけですけれども、それから具体的にローサをこういうふうに活用したいみたいな、現実性につながるような提案っていうのはその後ありましたでしょうか。

(市長)

 現実的にというところかどうかまでは分かりませんけど、いくつか我々として採用してみたいなというような提案についてはいくつかありました。いずれにしましても、このローサだけではなくて、古町周辺のまちづくりと関連づけて私としてはローサを再活用していきたいと思いますので、当選した暁ということになるかもしれませんけれども、アリーナから、それからローサにかけてのビジョンといったものを提示をしていきたいというふうに思っています。

(新潟日報)

 分かりました。提案は具体的にというか、今の段階でどんなものがありましたとか言えるものはありますか。

(市長)

 新潟市の文化とか、それから若い皆さんの居場所とか、そういった関連のものが多かったんじゃないかなというふうに思います。

有明こども園での虐待事案について

(NHK)

 西区の認定こども園の有明こども園で虐待の事案があった件について伺いたいと思います。その件について、市長としての受け止めと、市としての現在の対応状況と今後の対応について伺えますでしょうか。

(市長)

 令和5年度にも同じ法人に対して指導を行いまして、研修等で虐待防止の取組みを行っている中で、今回の虐待事案が発生したことについては大変遺憾であり、また、虐待を受けたお子さんや保護者の皆さんの方々の心痛といったことを強く感じております。法人には、組織全体として保育の見直しや体制改善に取り組み、お子さんや保護者が安心して通える園として信頼回復に努めてほしいというふうに思います。

(NHK)

 具体的に何か市としてどういうふうに関与していくかっていうところって、今決まっていることってありますか。

(市長)

 新潟市として対応と改善を求める事項につきましては5点ありまして、1つは、調査結果について職員と共有し、法人として事実の詳細を確認すること。2つ目が、虐待を受けたこどもの保護者への説明、謝罪。3つ目が、虐待を受けたこどもや他のこどもの心的外傷の状況の把握と対応。4点目が、虐待が行われた要因分析、改善に向けた課題の把握。5点目が、組織全体としての保育内容や体制の改善、見直し計画の策定といったことになります。

(UX)

 有明こども園に関してちょっと伺いたいんですけども、今回、事案を公表されなかった理由について、伺ってもよろしいでしょうか。

(市長)

 新潟市が、従来からなんですけれども、私立保育園でこうした事案が発生した際には、こどもたちの人権と安全を守るという立場から、市からの公表はいたしておりません。ただし、市立の場合、私立じゃなくて市立、新潟市でそうした事案が発生した場合は、市が運営主体であるということから、市として公表をいたしております。

(UX)

 今回は私立のこども園で、プライバシーの観点から公表されなかったということなんですけども、実際に保護者からも事案が公表されていないことについて不安視する声も聞かれています。園の関係者も実際、新潟市とかなり関係が近い方もいらっしゃったということで、そういった関係性について、今回の事案、何らかの運営、監督体制に問題はあったのか、なかったのか、どのようにお考えでしょうか。

(市長)

 監督体制については特に問題はないと思いますけど、先ほど申し上げた2つ目の虐待を受けたこどもの保護者への説明、謝罪、これをまずしっかりやってくれというのが新潟市の改善内容であります。それを受けて、私立保育園において保護者会を開催をして、説明をしたという流れになっています。

(UX)

 今回、公立ではないこども園でこういった事案があったということで、市として今後、先ほども再発防止策を示されていたと思うんですけども、何かこう第三者委員会の設置など、どのように市として関わっていくのか、今後予定されていることはありますでしょうか。

(市長)

 まずは改善勧告を行いましたので、先ほど申し上げた5つのことをしっかりと取り組んでいただきたいと思います。組織全体としての保育の内容や体制の改善、見直し計画の策定など、こうしたことにしっかり対応していただければというふうに思っています。

(UX)

 第三者委員会の設置などは今のところ予定されていないということで。

(市長)

 今のところは考えておりません。

(新潟日報)

 有明こども園の話に戻って恐縮なんですけれども、今回の事案を受けて、例えばほかの市立の保育園とか、ほかの私立保育園とかに対して調査を行うみたいな予定はありますでしょうか。同様のことがあるかどうかとかというのは。

(佐藤幼保支援課長)

 今回(の事案)を受けて、特に調査などは実施する予定はございません。ただ、年度末などにも、年の始まりにも虐待防止に向けたガイドラインの周知などは行っております。

(新潟日報)

 再びちょっとこども園の件で1点だけ確認なんですけれども、現在、虐待と認定された対応が11件ということですけれども、これは今後増える可能性というのはあるんでしょうか。

(佐藤幼保支援課長)

 新潟市としまして確認いたしましたのは11件ということで、勧告に上げさせていただいております。法人のほうで独自に調査をされて、それ以上に対応されることもあるかとは思いますけれども、今のところ、新潟市としての把握は勧告の内容のとおりでございます。

(新潟日報)

 有明こども園の件で確認なんですが、(20)23年に複数の不適切保育があったということで、新潟市が指導をされているようなんですが、その不適切保育の中身と、その時指導をしたにもかかわらず、今回このような事案を防げなかった要因、市側の要因、監督官庁としての要因・・・。

(市長)

 平成ですか、それは。

(新潟日報)

 3年前です。2023年なので。担当課でもかまわないので、ちょっとお伺いできればと思います。

(市長)

 誠に遺憾ですよね。こんな短期間の間でまた同じような虐待事案を起こすということ、一体どうなっているんですかね。

(新潟日報)

 市の監督として、この3年間どうだったのかなっていうのは、いかがですか。

(市長)

 少し甘かった部分もあるかもしれません。その辺はしっかり検証して、不備があれば、改めて今回の保育園に指導をしていきたいというふうに思っています。

(新潟日報)

 ありがとうございます。あともう1点、これは半分お願いなんですけれども、さっき市長おっしゃったように、こういった事案に関しては、安全性といわゆる個人情報というか、そういった観点から、私立については公表していないとおっしゃっています。確かに去年の12月にですね、市立保育園での虐待については、市は発表されています。これはどこの保育園かは非公表なんですね。正直私としてはこれも不十分だと思うんです。なんですけれども、こういった発表であれば、私立であったとしても、発表してもですね、正直問題ないんじゃないかなと思っています。何が言いたいかといいますと、今回のような園児の生命に関わる事案についての発表のあり方っていうのをちょっと検討いただきたいなと。事実上、おそらく今法的根拠がないので、市の裁量に委ねられていると思うんですが、私どもに対する報道発表というのは、1つの監視の意味もあるかと思いますし、こういったことが繰り返さないための1つの、何ていうんですかね、作用というか、方法だとは思います。なので全く公表しないっていうのは、もちろん担当者はその生命、財産を守るという意識が強いと思いますけども、どうなのかなっていうのと、この発表の基準ですね。今後ちょっと検討していただければなというふうに思います。

(市長)

 ありがとうございました。改めて内容をお聞きして、また考えてみたいと思います。

新潟市長選挙について

(TeNY)

 市長選について伺えればと思います。昨日新潟市議の青木さんが立候補を表明されまして、現時点で三つ巴の戦いになると予想されていますが、市長の受け止めから教えてください。

(市長)

 ここ数日でお一人の方、そしてまた市議会議員の方ということで、来たる市長選挙への立候補の意思を示されました。当然、選挙に複数の方が出馬されるだろうというふうに想像しておりましたので、これからしっかりと選挙戦を進めていきたいというふうに思っています。

(TeNY)

 どんなことを具体的に市長としては訴えていきたいとか、現時点であれば、そちらも教えてください。

(市長)

 2期8年間やらせていただきましたので、その8年間を、これまでやってきた中での改善すべき内容ですとか、今後さらに新潟市政をこういうふうにやっていきたいというような思いなどを政策として取りまとめましたので、然るべき時期にまた公表させていただきたいというふうに思っています。

(UX)

 市長選についてお伺いします。出馬表明の際に、選挙戦になれば活発な論戦をするというふうにご発言されていましたけれども、改めて顔ぶれというか、顔が見えてきた中で、どんなテーマで、どんなふうな論戦をというところを、今考えていらっしゃることがあれば、聞ければと思います。

(市長)

 新人の方も社会経験が豊富な方でいらっしゃいますし、また市議会議員という方についても、当選回数がたくさん重ねている方でありますので、市政の内容については十分ご存知だと思いますので、その政策論争が十分できるような環境の選挙になったのかなというふうに私自身は感じています。

(UX)

 そういった中で、ご自身がどう市民に訴えていくかというか、有権者に訴えていくかというところは、お気持ちはいかがでしょうか。

(市長)

 先ほど申し上げたように、これまで8年間、地域の皆さまや企業の皆さんからたくさん意見やご要望をいただいてきました。それらをもちろん前に進めて実現するということと、それから3つの政策と、3つの柱と、いくつかの目標を作りましたので、それを次の任期、仮に当選させていただいたら、実現させていただこうというふうに思っています。

(UX)

 やはりその強みというか、8年やってきた現職としての強みをしっかりと生かしながらみたいなところはいかがでしょうか。

(市長)

 そうですね。自分で言うのもなんですけど、さしたる能力もなくて平凡な人間ですけれども、幸い県会議員やらせてもらったり、国政の場にいかせてもらったおかげで、人脈っていうか、ネットワークのようなものがしっかりありますので、そういうものを有効に利用しながらですね、これからも新潟市政の発展のために頑張っていきたいというふうに思っています。

(新潟日報)

 市長選の関係なんですけれども、先ほどの顔ぶれの中で、今回、市議の方、いわゆる野党系リベラルの方が出馬されます。一部報道のほうでも、中原市政というものを転換したい、変えていきたいんだということで、特に液状化の施策についての反応といいますか、問題があるのではないかというような指摘をしながらの出馬になりそうだというところで、まだ今ちょっと正式表明はないんですけれども、改めて批判票というものが今後出てくるのかなというところが見込まれておりますけれども、そういった選挙戦になりそうだということについて、改めてどのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

(市長)

 まさに先ほどお答えしたとおり、市政を知っている方が選挙の相手になりますので、新潟市の争点が明瞭になって、政策論争ができる環境になったんじゃないかなというふうに思っています。

(新潟日報)

 市長選関係で。この週末、名前が出てきたベテランの市議の方ですけれども、そのお名前を聞いたときに、市長、率直にどのように思われましたか。

(市長)

 特にというか、ある意味当然というか、いやあよくやってくれたな、みたいな。

(新潟日報)

 その、当然っていうのはどういう意味合いで・・・。

(市長)

 やはり政治家だから、発言に責任を持って、そして実行するべきだという観点からは立派だったんじゃないかなというふうに思います。

(新潟日報)

 それは、さっきも話出ましたけれども、液状化だったりで、まあその市長とは結構意見の異なる部分もありましたけれども、そういうところを含めてってところでしょうか。

(市長)

 液状化、そういう部分というよりも、普段からの政治姿勢を貫徹するためにも、実行に移した人に私は英断だというふうに思います。

MARCA1(マルカワン)ビルのオープンについて

(日本経済新聞)

 ちょっと先の話になってしまうんですが、10月上旬に新潟駅前のMARCA1(マルカワン)のビルがオープンする予定でして、そちらについて新潟駅前の賑わいですとか、企業誘致に資する施設のオープンが予定されているかと思います。そちらについて、市長の期待のお言葉をいただけないでしょうか。

(市長)

 現在、新潟駅の万代広場が最後の終盤の工事ということで、急ピッチで進められておりますけれども、来年の3月にはこれが全面的に供用する予定であります。それに加えまして、今お話いただきましたマルカビルが改修して姿を現しつつありまして、万代広場のオープンと、それからマルカビルのリニューアルがちょうどタイミングが一致して、私としてはちょうどいいタイミングでマルカビルさんが改修を進めていただいたというふうに思っておりまして、万代広場で新潟駅周辺整備事業も一区切りいたしますので、みんなでまた新潟駅の60年ぶりのリニューアルと民間の皆さんとまたお祝いができればというふうに思っています。

(日本経済新聞)

 ありがとうございます。市の企業誘致について、新潟駅がリニューアルされることでまた利便性が向上するかと思いますけれども、企業誘致の全体としてのお考えについて今一度お願いできますでしょうか。

(市長)

 おっしゃるとおり、新潟駅の改修によって駅周辺の企業誘致というもの、あるいは誘致をしなくても、自主的に相手方様のほうから新潟駅周辺に立地してくれる企業も期待ができると思います。また、今年、新潟市は新たな工業用地の事業提案ということで、民間の皆さんから事業を提案しておりますので、やはり新潟市民が働く場を作るということは何より大切なことでありますので、引き続き新潟から産業を作っていくということに力を注いでいきたいというふうに思っております。

新潟市デジタル商品券の完売について

(新潟日報)

 新潟市のデジタル商品券の件です。3次販売が丸一日ですぐ完売状態になったというところだったんですけれども、こちらについて受け止めさまざまかとは思うんですけれども、市長としては完売になったこと、その代わりちょっと早く、1日で完売になったこと、どのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。

(市長)

 全体で150万口、今回デジタルという形で発行させていただいて、1次で70万、2次で20万ということで、150万口に対して、1次、2次を通じてこれだけの数に留まったということで、私自身も大丈夫かということで心配してたんですけれども、これは前回のプレミアム商品券の数よりも非常に、デジタルということもあって、広く市民の皆さんから活用してもらおうということで、たくさん口数を作りましたということでしたので、少し私も落ち着きを取り戻して、3回目の3次販売というものを見ておりましたけれども、3次ではあっという間に売れたということでありましたので、とりあえず予定しておりました150万口が全て販売したことについては、ほっとしておりますし、市民の皆さんからは、今回こうした現在の物価高の状況の中で、ぜひ新潟市の発行したデジタル商品券を有効に活用していただきたいというふうに思っています。

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