中央区意見交換(令和8年5月25日)

最終更新日:2026年7月7日

概要

(1) 交流人口の拡大について

発言者

 市長説明の交流人口の拡大のところで、非常に多数の国内外の方々が訪れることが予想される中、訪れた人というのは、新潟の食を非常に楽しみにして来られます。食の質、酒の質を保って、最前線で働いている、飲食店や酒屋さん、酒蔵さんとかそういう方々がいてこそのおもてなしだと思うのです。そういう方々は、非常に景気に左右される商売でもあります。景気に左右されないように飲食店の方々にも補助金とか支援とか、そういう手立てがあった方がいいのではないかと思います。
 次に、アリーナは中途半端な規模だと、有名なアーティストのツアーに入れてもらえない状況があります。なので、そういう中途半端な体育館ではどうかと思います。
 陸上競技場に関しては、人工芝、タータングラウンド(ウレタン舗装グラウンド)というのはマイクロプラスチックやナノプラスチックによる環境汚染の原因になります。なので、より安全な天然芝の陸上競技場を造っていただきたいと思います。

市長

 交流人口の拡大について、人口が少しずつ減ってまいりますと、どうしても経済的にも打撃を受けますし、地域の中でも活力が失われていくというのが、大変深刻な問題になっています。そうした中で、やはり外からたくさん人が来てくれる、場合によってはお金を落としてくれる、交流人口の拡大というのは、そうした対策をするうえで有意義なものになるものと考えています。そうした中で新潟の魅力、まず挙げられるのが食、これについては、私も外から来られた人から、やはり食がおいしいというお話を聞きますし、我々も野菜を食べても魚を食べても、本当に当たり外れはなく、新潟の食というのは我々が自慢できるものと考えています。
 そうした中で、確かに飲食店などへの景気に左右されないような対策ということで、例えば、新潟市の場合、新型コロナウイルスが蔓延したときに、国からの支援をいただきながら飲食店の方に補助金を出させていただきました。また今回の中東情勢によって燃料価格などが高騰し、おそらく今後、長期化すると大変になっていくものと思っています。平時からずっとというのは難しいですけれども、こうした特に大打撃のときは、我々もしっかりと状況を把握しながら、飲食店に限りませんが、打撃を受ける中心的な方々に支援をしていくよう努めていきたいと思います。
 また、アリーナは、まだ新潟市として今年2月に市議会に本格的に検討していくということを表明させていただいたばかりです。今後、それが実現できるように検討していきたいと思います。現時点においても、とりあえず8,000人規模ならあそこの中に入るということはお示ししてあるのですが、市民の皆さんから1万人にしてほしいとか、もう少し大きいものを造ってほしいというご要望をいただいておりますので、今後の検討の中で、今お話をいただいたようなことも含めて検討していきたいと思います。
 それから陸上競技場の芝ですが、人工芝やウレタン、あるいはラバー、そういうことをしっかりと専門家の皆さんのご意見を聞きながら、市の陸上競技の関係者とともに検討をします。陸上競技場は、改修にするか、全面的に建て直すか考えているのですが、全面的に建て直すということになりましたら、専門家の意見を聞きながら検討していきたいと思います。

(2) 新潟市を無香料・無農薬特区に

発言者

 新潟市は、いろいろなことが市で独自に進められる極めて自治性、自治力のある政令指定都市であってほしいのです。
 新潟市で、例えば無農薬ということを進めることで、新潟市の空にトキが舞い、そして川や田んぼや海が豊かになっていく、こういう市政ができると思います。これが新潟市の売りになると思うのです。今、香害や農薬の問題などで困っている人たちは全国にいます。無香料や無農薬の特区をつくり、こういう生活を進めていくことで、人を呼び込むことができます。すでに九州の方では取り組もうと言っている自治体もあります。ぜひ、新潟が政令指定都市として先頭を切ってやっていただけたらなと思います。

市長

 ご質問というよりもご提案のようなお話だったと思います。現在、香りで困っている方々がいるということで、厚生労働省も取り組んでいますし、また、無添加、無香料ということは、お米などの栽培についても大事なことだと思っています。我々もいろいろな分野でそうした取組が進められるよう、今後とも研究してまいりたいと思います。

(3) 要望書に対する回答について

発言者

 要望書についてお伺いしたいのですが、住民の方から、苦情や相談あり、そのたびに区役所の方に出向きましてご相談に伺います。そうしますと、その件については要望書を出してくださいと強く言われるのです。要望書を出すのはいいのですが、それについてのアンサーが一向にないのです。私どもの方でお伺いしないと、返事がない。承認されて計画になったものについては、行政の方から要望書を出したところに対してアンサーをいただきたいと思っています。私どもの方から出向かないと回答がないということでなく、決まったものについてだけでも結構ですから、市の方から結果について、ご連絡をいただくとありがたいなと思っています。

区長

 要望書に対するアンサーがなかなかないということで、行き届かずに本当に申し訳ございません。やはり行政としましては、説明責任というものが非常に重要だと思っています。途中経過であってもしっかりと説明をしていきたいと考えています。要望書でなくてもかまいません。日々の懇談会の場もございますし、気づいたところはお伝えいただき、できるかぎりの対応し、責任を果たしてまいりたいと考えています。

(4) もっと良くなる新潟市を作ってほしい

発言者

 自分たちのこどもとか孫とか、次の代がどんな新潟に住むのだろう。目先のことだけではなく計画性を持って取り組んでほしいと思います。10年後、20年後、新潟市がどういう形になるかと思っています。
 今年は国際会議、いろいろなイベントがあるということはとてもうれしく、新潟市としてもとても良いことだと思うのですが、このイベントが決まったのは、ここ数年の話ではなく、もっと前から決まったことなのだろうと思います。新潟駅を、これに間に合わせるような計画がなぜとれなかったのでしょうか。いろいろなことを合体させながら仕事をしていただければもっと良かったと思います。そして、三越の跡地とか、西堀ローサ、その辺のことがこれからどんなふうになっていくのか全然見えません。目先のことだけではなくて、もっと先の新潟市、もっと良くなる新潟市を作ってほしいという、そういう思いで今日は来ました。

市長

 新潟に住む皆さんにとりましては、10年後、20年後の将来の新潟がどういうふうになるかということを見据えながら市政に取り組んでほしいというご要望がある方もたくさんいると思います。大変時代が激しく動いて、なかなか将来を見通すことができない中にあっても、我々もできるだけその先を皆さんから分かってもらえるような市政が展開できるように頑張っていきたいと思っています。ただし、実際問題として、例えば新潟駅のような大きな改修に当たりましては、なかなか思ったとおりに財源を確保していくということ、それから実際工事を始めてみると、思いどおりにいかないというような現状があります。世界的に今のような大変な状況になると、物価高、それから実際の資材が確保できないというような状況に直面するような場合も多々あります。そのような事情も皆さまからご理解をいただいたうえで、将来をしっかり見据えながら、我々も市役所一丸となって市政を展開していきたいと思います。

(5) 本町交差点を日本一国道の集まる交差点に

発言者

 本町の交差点に道路元標という国道の8本集まっている場所があります。つい最近、路地連新潟、それから商店街関係者や大学の学生さんたちが、「8連おむすびプロジェクト推進協議会」というのを立ち上げて、看板を立てたということをやっています。これはある人たちから提案をいただいたのですが、新潟市に入っている道路に国道49号があります。この国道49号だけが本町の交差点につながっていないのです。国道49号というのは、福島のいわき市から新潟市の栗ノ木橋交差点までです。何とか本町まで延ばしてくることができないでしょうか。今、本町の交差点は日本一ですが、実は高知県の県庁前の交差点が8個で、同一順位となります。国道49号を入れると9つの国道がつながるということになります。日本一の交差点だということをPRし、本町を起点として全国につながる道路があるということで夢があり、それから観光にもつながると思います。市長が進めているにいがた2kmの起点が全国への出発点となります。ぜひともやってもらいたいユニークな提案です。

市長

 ご提案大変ありがとうございました。高知と並んで、日本一だということですので、49号を加えて9本にして、全国一位となる。夢のある話だと思います。そういう目的で本当に49号ができるのかどうか分かりませんが、国の方に一度話してみたいと思います。

(6) 女性の就農環境改善に関するイベント支援について

発言者

 若者や子育て世代に選ばれるまち、女性の就農環境改善について説明をされていたと思うのですが、女性が参加するイベントへの支援というのは、どのような予定なのでしょうか。

農林水産部長

 女性の就農環境改善という新しい事業を今年度から作りまして、農業をやる方の更衣室とかトイレがない、ハード整備にも使うことができますし、女性が活躍するためのイベントへも、企画や内容が女性活躍のためのということであれば活用することができます。そういったソフトの事業にも活用できます。ハードとソフト両方使って働く女性の農業環境をよくしていきたいと考えて、取り組んでいるところです。

市長

 農業でも、女性が活躍している現場は元気があるのだそうです。その中で女性活躍のためのイベントや研修会を、農業にかかわる人たちの中で開いていただいた場合は支援させていただくということです。

(7) Noismについて

発言者

 新潟市の専属舞踊団のNoismですか、監督の任期を巡り、Noismとしても実際は完全に納得していなくて、来年8月に監督が退任すれば、Noism自体が新潟からなくなる可能性が非常に高いと思っています。
 Noismは、新潟から世界に広がり、日本で初めて舞踊団を抱えるという素晴らしさ、そして、新潟を日本、世界に発展させていくようなものになってほしいと思っています。しかし、今のままだと、非常に後味の悪い終わり方になると思うのです。
 芸術、芸能という分野で、投資した税金の効果がそのまま皆さんに感銘を受けるほど広がっていません。新しい空気を入れたいというのも分かるのですが、何とか後味のいいような形で、できれば存続をさせるような形で、市として、何とかならないものかと思いまして質問をしました。

市長

 専属舞踊団Noismは、新潟のレジデンシャル制度(活動拠点や支援を提供する仕組み)の下でこれまで活躍してくださいました。国内はもとより世界からも評価されるような文化芸術を、新潟市をはじめとして全国の皆さんに提供していただいて、我々としても大変高く評価してきております。今回、任期の更新に当たって、財団が有識者会議の結論を踏まえて提案をしましたが、金森監督が幾つかの条件を出されて、その条件で折り合いがつかなかったということで、今回の任期で終わりたいという要望を財団に伝えたところであります。
 我々新潟市は、財団から報告を受けまして、そうであれば残念ですがNoismの将来を考えて、それを真摯に受け止めるということにさせていただいております。今回、決着がつきましたけれども、レジデンシャル制度そのものは新潟市が今後継続していくこととしておりまして、財団としては、新たに全国を対象として公募をすることにしておりますので、どういう形になるか分かりませんが、Noismが手を挙げるのかどうか、我々としては注視をしていきたいということです。

(8) 保育者数の不足を打破するための待遇改善などについて

発言者

 昨年保育所の実習を通して保育者の数が足りていないと感じる場面が多々ありました。この現状を打破するために待遇改善など、どのようなことをすれば良いとお考えですか。

市長

 現在、新潟市におきましても、保育所の数はほぼ十分と思いますが、保育士の確保ということに、大変苦慮している状況です。やはり保育所を充実させるためには、保育士の方がいなければなりません。けれども、現在首都圏等の人たちが、若い保育士の方々をスカウトするそういう状況が見受けられ、県外に出て行くような状況もあります。やはり保育士の待遇は、重要だと思いますので、再度しっかりと国に働きかけていきたいと考えております。
 担当の方からも答えさせていただきます。

こども未来部長

 保育士の確保につきましては、新潟市におきましても家賃の補助、そういった面で支援を始めております。とはいえ、東京の方が物価が高いということなどもあり、もともとの給与がまだ追いついていない部分もあります。一方、それだけではなく、働きがいという意味合いから、昨年度から新潟市内の保育園の就業体験も始めさせていただきました。学生のうちに実際保育現場に行っていただき、実習だけでなく、実際に勤務したいと思うような、私立の保育園に行けるようなPRや、処遇といった条件等をお聞きしていただくような機会も設けておりますので、ぜひ、市内で就業していただけるとありがたいと思います。

(9) 御礼

発言者

 青陵大のキャリア支援課の職員ですが、意見というより御礼なのですが、当学の学生、福祉職、心理職、それから行政職、保育職、それから精神福祉の方などで、市を希望する学生が就職させていただいています。市政に関する要望というのも非常に強くて、今日来られなかった学生もいるのですが、先日参加させていただいた学生に、非常に熱心に答えていただいたことに関するお礼を一言申し上げたくて、発言させていただきました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

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