秋葉区意見交換(令和8年5月20日)
最終更新日:2026年7月7日
概要
(1) 公共施設のインターネット環境整備について
発言者
「力点3 持続可能なまち 公共施設の“これから”」について質問します。今、公共施設でネットワークが使えるところは本当に少ない状況です。デジタル化が進んでいるとは思いますが、各コミュニティセンターでもネットワークがつながるように、予算をつけるような働きかけをお願いします。インターネットが使えるのは各施設でも一部のエリアだけです。例えば、3階建ての建物であれば全館で使えるような方向で、ネットワークの接続、デジタル化を進めていただければと思います。
市長
Wi-Fi環境の整備等については、公共施設によってしっかり整備されているところと、そうでないところがあります。整備されてないところは、利用される団体の皆さんから早期にWi-Fi環境を整えてほしいという要望をいただいています。引き続き、優先度を考えながら、新潟市として重点的に検討していきたいと思います。
(2) 秋葉区への児童館増設の予定について
発言者
児童館が今年の秋ごろオープン予定ですが、昨年、市長から秋葉区には児童館が1つもないので作りましょうという英断をいただいて大変うれしく思いました。今皆さんが準備に取り組んでいて、オープンした暁にはいろいろな問題があると思いますが、いい結果が生まれて皆さんが喜んで、もう1つ欲しいという声が出たらどうなるのかと思いました。秋葉区は人口も多いです。皆さんからもう1万人か2万人分くらい署名を集めて、またお願いしようという動きがあったらどうなるか気になっています。
市長
こどもの遊び場や居場所が地域の中で強く求められていますし、秋葉区の皆さんからも大変強い要望をいただき、議会からも要望をいただいてきたところです。昨年のすまいるトークでこれまで児童館のなかった秋葉区に整備することを表明し、現在、着実に整備を進めており、秋にはオープン予定です。まずはこれを着実に整備して地域のこどもたちに利用していただき、保護者の皆さんを含めて喜んでいただくことが、我々が目標としているところです。地域が広いのでもう1か所ということについては、今後また皆さんのご要望を承ればと思いますが、とりあえず区に1か所整備したいと思います。
区長
まずは1か所確実にオープンしたいということと、荻川コミュニティ協議会から要望があり、今年の夏から移動式の児童館を荻川地区でも開催します。その2つを動かしてから今後の推移を見ていきますので、またお声を聞かせていただければと思います。
市長
もちろん児童館も大事だと思いますが、いくら児童館を作っても地域からの距離は変わりません。それよりは、区の中で移動しながら場所を作ったほうが平等にこどもたちに遊ぶ機会を提供できるのではないかということで、現在、出張児童館に取り組んでいます。
(3) オープン予定の児童館について
発言者
秋葉区に児童館の設置を求める市民の会の事務局長をやっています。昨年のすまいるトークで、中原市長が既存施設を使って、児童福祉法に基づく児童館を作ると明言していただきました。その後、関係各位の尽力で計画の具体化が進み、1億800万円の予算がつき、秋オープンの予定になったことについて感謝を申し上げます。
児童館は新津健康センター内に設置されますが、現在、健診で使用されている部屋が主な運動スペースになります。昨年その部屋で行われた健診は70回ほどでしたが、今年度も健診を行う予定になっているので、児童館の使用が制限されます。また、この部屋は天井が低く、思いっきり体を動かして遊べるスペースではありません。そこで隣接する武道館や総合体育館などの借用を予定しているようですが、こどもの移動や見守りで不安があります。天候に左右されない、天井の高い屋根付きの運動スペースを作って、安定的な居場所を確保していただきたいと思います。
また、児童館の平日の開館時間は午後1時です。学校に行きづらいと思うこどもが気軽に行ける居場所にはなりません。市内の児童館は、午前9時か10時の開館です。ここも9時開館にして、小学校3年生以上のこどもたちの受け皿になるようにしてください。また、閉館時間は午後7時の予定ですが、健康センターにある「みんなの居場所」の閉館時間は現在午後9時です。若者たちに配慮して、少なくとも午後9時の時間を維持していただきたいです。
児童館については、こどもだけでは通えないなど、アクセスが悪く、利用しづらいとの意見も多く寄せられています。交通手段の確保は大変重要です。各バスの健康センターへの乗り入れや、直行便の運行など、十分検討していただきたいと思いますが、これらの対策では根本的な解決になりません。児童館に対するこどもたちや保護者の期待は大きいです。その期待にこたえるには、児童館は1つだけでは足りません。ぜひ第二、第三の児童館を作っていただきたいと思います。
市長
ご質問とご要望ありがとうございました。もう1つの児童館ということについては、先ほどお答えしたとおりです。現在、整備している児童館についての課題や、開館・閉館の時間帯、交通手段等の問題については、区長からお答えいたします。
区長
いただいたいくつかのご指摘につきましては確かに認識しています。これからこどもと保護者の方々が参加する準備運営委員会を設け、具体的なご意見をいただくことにしています。また、当然開館してからも見直すべきところは多々あると思いますので、課題については今後検討していきたいと思います。
(4) 高齢者のスマホ教室について
発言者
デジタル化に関係して、昨年度も町内会長を対象に、デジタル回覧板など、デジタルを活用してほしいと呼びかける会議がありました。デジタル化する上で、最も困難な部分は、お年寄りの人たちに使ってもらえるかだと思います。私どもは地域で支える仕組みの会を立ち上げました。お年寄りはスマホを持っていても電話くらいしかできませんでしたが、スマホを使っていろいろな情報をやり取りすれば手間もかからないし、お互いにすぐ連絡が取れるということで、地域の人たちも簡単にできるようになったのです。デジタル化の方向に行こうと思っても、スマホを持っていてもなかなか使おうとしない方々が多くて、お年寄りたちに教えていけるような人たちは、いわゆる指導者レベルにとどまっています。その壁を突破するのに、地域に支え合いのしくみ関係の団体はたくさんあって、週に1回とか2週間に1回、開催しているところが多いです。そういう団体に協力を呼びかけて、少し資金を支援して、地域のお年寄りたちのデジタルの壁を低くするような試みはいかがでしょうか。それは市がやろうと思ってもなかなかできないところですし、地域団体に協力を仰げば団体の意識も高くなるし、大変良いと思いますがいかがでしょうか。
市長
スマホは持っているけれども操作方法を知らない方はたくさんいますが、使えるようになると便利なことがたくさんありますよね。たくさん覚える必要はなくて、必要な使い方だけ覚えれば、デジタルというのは高齢者の皆さんにとって便利なものだということを時折感じているところです。
区長
提案ありがとうございます。できればモデル的に取り組んでいただければありがたいと思いますし、実際どのくらいお金がかかるか教えてもらい、取組を見学させていただきたいと思います。
(5) 部活動の地域移行について
発言者
旧小須戸地域では、交通不便地域があります。この前、都市交通政策課に行ったら快く聞いていただきました。今後また秋葉区とも話を詰めながら、良い方向を見出すようにしたいと思っております。これはお礼です。
今日お願いしたいのは、昨年、中学生の部活動の地域移行について質問しました。あまりにも拙速じゃないかと申し上げました。実際、地域の話を聞くと、昨年1年生でバレーボール部に入ったこどもが、今年は部活がなくなって、ほかのところへ夜行かなければいけなくなったので、バレーボールを辞めましたという声が聞こえてきました。そういう例はほかにもあるのではないかと思います。地域移行について、良い面はテレビなどでけっこう報道されますが、実際には辞めざるを得ないケースもあるのではないかと思います。ぜひ、中学校できめ細かく調査等をして、一人ひとりのこどもたちが悩んだり、苦しんだりしなくてもいいように善後策を講じていただきたいというお願いです。
市長
先ほど、いくつかのレベルの段階を持った地域クラブができて、こどもたちの選択肢が広がったという説明をしましたが、それは良い面だと思います。
一方で、今質問いただいたような、そうでない面もおそらくあると思います。
区長
秋葉区の中でも、地域クラブがそろっているところとそうでないところがあって、学校と地域との話し合いが深まっていないところも多分にあると認識しており、教育委員会とも相談しているところです。お話しいただいたような実例をこちらからも伝えて、こどもたちのためになるしくみにしていきたいと思います。
(6) 小合地区コミュニティセンターのエアコン修繕について
発言者
私たちの住んでいる小合地域は、園芸が大変盛んな花の産地です。その真ん中にある小合地区コミュニティセンターについて、大ホールに6台あるエアコンがこの5月に全部壊れてしまいました。設置してから22年を超えていて、部品がもうないということで、秋葉区にも相談していましたが、もう修理ができないということです。幸い秋葉区で検討してもらって、とりあえず2台だけはなんとかという話を聞いています。しかし、私たちのコミュニティセンターのある小合地域は、ときどき全国で最高温度を記録するアメダスのあるところから200メートルしか離れていません。また暑くなると2台ではとても足りなくなることが予想されています。私たちのところは、年間約1万3,000人が利用している非常に利用率の高いコミュニティセンターです。今年は特に事情があって、来年4月に小合小学校が小合東小学校に統合されるということで、教育委員会からもいろいろお手伝いいただき、着々と準備が進んでいます。ただ、今まで小合東小学校でやっていた放課後児童クラブは、来年に向けて小合東小学校の大規模改修をするということで、夏休みには使えないことになっています。今まではコミュニティセンターを使う計画としていましたが、エアコンが使えないと、こどもたちが熱中症になる可能性があるので非常に危険です。
もう1つは、こども真ん中の地域づくりということで、特に今年は部活動の地域展開も始めています。一部は中学校の体育館でやりますが、コミュニティセンターでもいろいろなことをやっていて、卓球などができます。大ホールが使えないといろいろ問題が出てきます。地域の人たちが使っている場所も使えない、放課後児童クラブも難しい、地域クラブも難しい。こどもたちの居場所がないものですから、4月からはコミュニティセンターの自習室を使ってもらうことを始めています。秋葉区にも手伝ってもらい、昨年Wi-Fiを整備しましたが、大ホールのエアコンが全滅したものですから、非常に困っていて、この夏をどうやって乗り切ろうかと考えています。何とかこどもたち、地域のために、もう一、二台あればなんとかなると思いますが、もう少し増やしていただけないかと思います。
市長
まずは地域の皆さんには小学校の統合という大変重い決断をしていただき、ありがとうございました。小合地区コミュニティセンターは訪れたことがありますが、毎年の猛暑の中、こどもたちも利用するということで、市としてできる限りの対応をしたいと思います。
区長
エアコンがすべて故障したということで、昨年故障した2台については、今月中に業者が決まる手はずをとっていますので、6月末には2台が直る予定です。残りの4台についても、建築部の職員や業者が工事で入る段階ですので、壊れたところを見せてもらって、夏に間に合うように予算も含めて頑張りますので、もう少し時間をいただければと思います。進展についてはまた説明させていただきます。
(7) 若者や子育て世代に選ばれるまちについて
発言者
「力点2 若者や子育て世代に選ばれるまち」について質問です。若者が市外に出る理由はさまざまだと思いますが、高校生や大学生が就労する際に県外に出るか、県内に残るかというところだと思います。女性に向けて2つ取組をしていて、市内就労の促進も行っていると思います。新潟市内に残る学生というのは、最初から市内に残ろうと決めている方が多いのではないかというのが自分の周りを含めた印象です。県内に誘導するためには、出る人たちに向けた取組が必要だと思います。ここでの「促進」というのは、新潟市で暮らす魅力を学生に伝えれば、市内に残ってくれるのではないかという意図で使われていると思いますが、実際のところ学生は新潟市で暮らす魅力を知らないから残らないのか、それとも学生の心にそこまで響くような魅力がないのか、疑問を持ち、質問しました。新潟の大学生に向けてこれ以外にどういった取組をしていくのか、または取組を増やしていくのか聞かせてください。
市長
新潟市内の学校を卒業して県外に出て行く方も、さまざまな理由があると思います。残念ながら魅力を知らないという方々については、若いうちから新潟市内にある企業や、新潟の魅力、地域の歴史や文化などを知ってもらうことによって、とどまってくれる方もいると思います。現在、特に若い女性の方々が県外に流出する要因としては、やはり首都圏を中心としてこちらよりも賃金が高いということが考えられます。首都圏の事業者の皆さんが地方にアプローチしていて、それに引き寄せられて医療や看護分野の女性が県外に流出していくという話も聞いているところです。新潟市としては、保育団体などに補助金を出して支援し、協力しながら積極的にPRしたりしています。また、若いうちから新潟の魅力をお知らせする取組も行っているところです。そうした細かい対策のほか、大きな話になりますが、若い皆さんに残ってもらうために拠点性を向上させていくということで、市内にアリーナがあれば、コンサートができたり、スポーツを間近で見られたり、非常にどきどきわくわくする空間になるのではないかということで、そういうものも若者がとどまってくれる要素の一つと考え、アリーナについて積極的に検討している状況です。
(8) 地域子育て支援センターについて
発言者
私は地域子育て支援センターの魅力をアピールしてほしいと思い質問します。看護学部の実習で、西区にある地域子育て支援センターたんぽぽを訪問しました。そこは子育て中のお母さんやお父さん、こどもたちが大勢訪れていました。こどもたちは施設にあるおもちゃで遊んでいて、親御さんたちは地域子育て支援センターの職員と子育てについて話し合ったり、親御さん同士も笑顔で会話したりして過ごしていました。すごくすばらしい施設だと思います。こどもが成長発達する際にできるようになる、微細運動と粗大運動というものがあります。微細運動は手でつまんだりすることで、粗大運動は座ったり立ったり、歩いたりすることで、それらができるか確かめられるおもちゃもあって、敷地面積も広かったです。また、地域子育て支援センターの職員も、利用している親御さんが繰り返しその施設に来たくなるような対応でした。帰るときも玄関までお見送りしていくような感じで、最初から最後までやさしい対応を取っているのが分かりました。親御さんからは、家だと狭くてちょっと遊びたりないと思うから、地域子育て支援センターに来て遊んでいるという話もありました。
子育てをする親御さんたちにとってとてもやさしい施設になっていて、新潟市のホームページでも、地域子育て支援センターについて紹介されていましたが、それ以上に子育て世代にとって、すごく良い効果をもたらしていることが分かりました。地域子育て支援センターの魅力を、市内外の親御さんたちにもっとアピールすべきだと思います。
曜日によって利用者が多い日もあれば、少ない日もあるので、地域子育て支援センターの存在をもっと広く知ってもらえば、利用者も増えて、結果的に若者や子育て世代に選ばれるまちづくりに貢献できると思います。
市長
地域子育て支援センターは、子育て中の保護者の皆さんの情報交換ができたり、施設の方々が丁寧に接したりしてくれて、やさしい施設であるという評価をいただきました。市としてもこうした施設の有用性や効果をもっと広くPRして、利用していただけるようにしていきたいと思います。かつては6,000人くらい新潟市でこどもが生まれていましたが、今は4,000人に減少して、我々も危機感を抱いているところです。引き続き、子育てにやさしい新潟市を積極的にアピールしていきます。
(9) 小須戸運動公園のテニスコートについて
発言者
小須戸運動広場テニスコート改修工事についてです。ここは現在コミュニティ協議会が指定管理を受けて、13年間管理してきました。日々利用者の皆さんから直接ご意見や要望を伺って管理していますが、近年特に多いのが安全面への不安の声です。10年前に一部改修工事をしてもらいましたが、予算の都合によりバックエリアは未改修のままです。そのため現在は改修済みの部分と未改修部分に段差が生じています。利用者からは、プレー中につまずきそうで危険、安心してプレーできないといった声が寄せられています。さらに最近は人工芝や接着部分の劣化も進み、風でめくれ上がる箇所が複数発生しています。特に4コートあるうちの1コートは危険性が高く、使用を停止しています。一方で、テニスコートの利用者は年々増加しています。令和2年の利用団体はわずか11団体でしたが、令和7年は154団体と、こどもたちや学生の利用が大きく増えています。新潟市内のほとんどの高校をはじめ、三条市、新発田市、佐渡市など多くの中学生、高校生の部活や大会で利用されています。矢代田駅に近く、利便性が高いことも増加の要因の一つですが、私たちはこれからも利用者の声に耳を傾けて、地域のスポーツ振興を進めていきたいと考えています。
しかしその大前提は利用者の安全です。事故や怪我が発生すれば、私どもの指定管理者はもちろん、市としても責任が問われます。現状を放置すると部分修繕では対応できなくなり、将来的には大きな費用負担につながることも懸念されます。利用者の皆さんが安心してスポーツを楽しめる環境を守り、こどもたちの活動の場を安全に確保するためにも、小須戸運動広場テニスコートの全面改修の工事を早急に実施していただきますよう、切にお願いします。
区長
状況は何度か聞いていて予算要求をしていますが、おっしゃる通りで、放置ではありませんが、改修できていないことは本当に申し訳ないと思っています。区内にはテニスコートが何面かありますが、利用が増えているところとそうでないところがあります。区としては予算要求の段階で、ほとんど利用されていないテニスコートは方向性としては閉鎖も考えて、その分の管理料を充当するという方向性を取りますので、ご理解いただきたいと思います。
(10) 新津松坂おどりについて
発言者
私は新津を元気にする会の会長として、私有地に夢の未来館を作って活動しています。
観光産業について、新津松坂は日本三大踊りの一つですが、衰退している状態です。歌手もいない、踊り手も高齢化しています。私のところはメディアシップで佐渡おけさを習いながら、新津松坂を歌える人を育ててもらっています。新津松坂を踊るときは、同じ服装にしてこぎれいにすれば、全国からお客さんを呼び寄せられると思います。富山市八尾のおわら風の盆に行ってきましたが、それと比べても新津松坂は10万以上人が来ると思います。商工会議所に任せるのではなくて、区役所の中に観光の部署を置いて、皆さんの意見を聞きながらやってほしいです。
市長
新津松坂流しに10万人来てもらえれば、観光としても大事だと思います。
区長
民謡流しは観光協会の主催ですが、年々踊る方が減る中で、いろいろな団体に声がけをして、今、踊りに参加する人が増えています。こども中心のダンススクールが3つくらいと区内の保育士さんたちがこども連れで出ています。また、今年は消防団の皆さんやボランティア連絡会など、会員が減って困っているところにPRを兼ねてぜひ出てくださいということで、少しずつですが増えている状況です。
発言者
それでは遅いです。なぜ新津を良くする考えにならないのですか。服装をきれいにすれば観光客は何倍にも増えます。観光産業を区としてしっかり支援してほしいと思います。
(11) 児童館のオープンに際し、新津健康センターへのバスを運行してほしい
発言者
こどもの居場所づくりについて、秋葉区に児童館がオープンしますが、区内のこどもたちが利用しやすいように健康センターまでバスの運行を考えてほしいと思います。自治協議会の部会で公共交通の利便性の向上に取り組んできました。8区の中で秋葉区はバス路線が少なく、区バス路線も1つしかありません。特に秋葉区の北のほうは区バスも路線バスも少なく、大変不便です。区内のこどもたちが児童館を利用しやすいように、また、今年から始まった中学生の地域クラブ活動に参加しやすいように、バス路線を考えてほしいです。公共交通はとても難しい問題でなかなか前進できないので、専門家の知恵や市の補助制度などを作って、何とか取り組んでもらいたいと思います。
市長
公共交通は地域の皆さんにとって必要不可欠なものと考えています。今年度より現行の住民バス制度の見直しを行いますし、社会実験として、新潟市が車両を貸与してボランティアが輸送する「みんなで支える生活交通サポート事業」という事業に取り組みたいと考えています。地域の皆さんの力もお借りしながら、移動手段の確保に努めていきたいと思います。
区長
3年前に中学生からの意見だったと思いますが、使いづらくて移動しにくい、もっと便利にまちに行きたいという声があって、区バスの見直しを行いました。特に部活の地域移行で、隣の中学校に行こうと思っても行けないとか、行き始めたけれどもやめたというお話も聞いています。今年度は区役所の中にプロジェクトチームを作って見直しを始めたところです。自治協の部会の皆さんとも連携しながら、願わくば荻川地区にも行けるように検討を進めていきます。
(12) 秋葉山の仏舎利塔について
発言者
秋葉山にある仏舍利塔をご存じですか。お釈迦様の舎利(遺骨)が入っているのは日本全国でも3つで、あとは釧路市と青森市です。AIに「仏舍利塔の御利益は」と聞くとパワースポットと出ます。その仏舎利塔を利用して観光スポットにしたいと思っていますが、老朽化しています。昭和29年にインドのプラサード大統領とネルー首相から依頼を受けて、当時の岡田県知事と新津市長、代議士の方たちが動いて仏舍利塔を建立しました。その後、桂さんという新津市長が受け継いで、市民・県民からもお金を集めて今の仏舍利塔になりました。新津市が新潟市と合併してから秋葉山自体もあまり整備されなくなりましたが、最近は一生懸命木を伐採しています。老朽化が進んでいるので、取り壊しという話もあります。雨漏りがするということで、お釈迦様の3体の仏像と戦没者の慰霊碑は金津の広大寺が引き受けてくれましたが、舎利自体はてっぺんのところにあります。知り合いの建築士に見てもらったら、確かに老朽化していて、建て直すと何億円もかかるけれども、塗装の技術がすごく進んでいるからコーティングだけでも保つのではないかという話でした。あそこをパワースポットにすればとてもいい感じだと思います。多少のお金は必要になるかもしれないけれども、一から建て直すのではなくて、あるもので勝負したらいいと思います。いつになっても戦争が終わらなくて、こういう時代だし、こどもたちの心のよりどころにもなるような場所を観光地として提案します。新潟駅からも電車で20分、バスも通っているし、パワースポットの一つとして仏舎利塔の補修の検討をお願いしたいと思います。
市長
何年前か忘れましたが、市長に就任してから仏舎利塔を見せてもらったと思います。
区長
仏舎利塔に関しては平和塔と呼んでいて、管理については旧新津市時代に観光協会に移管しています。その後も何度か募金を集める形で修繕が行われていますが、雨漏りや能登半島地震でも少し被害があったということで、5年ほど修繕のお願いをしていますが、なかなか実現に至っていません。まずは内部に安置されている仏様や位牌に被害が及ばないようにということで、少し時間はかかりましたが、仏教界の皆さんから協力いただき、広大寺に落ち着くことになりました。これまで仏舎利塔で行っていた花祭りも、今年から広大寺で行われました。政教分離という立場ですので、経緯も含めて仏教界の皆さんからご理解いただいた上で、今後どうしていくのか、引き続き話し合っていく予定です。内部のものは安全を確保できましたが、外側の塔をどうするのかについては、引き続き観光協会に働きかけるしかないと考えていますので、皆さんからもぜひお声掛けいただければと思います。
発言者
舎利は上ですか。私は舎利を守ってもらいたいのです。
区長
舎利は上です。現状はお分かりだと思いますが、この建物は足場を立ててどうにかできるものではないということで、正確な見積もりが取れていない状況です。引き続き、観光協会に働きかけていきますので、皆さんからもぜひ観光協会に話をしてほしいと思います。
発言者
区ではなくて、市として動いてもらうことはできますか。
区長
政教分離ということで、線を引いています。
発言者
政教分離と言われますが、これは平和を守るために、どういう宗教かは関係なく、インドの大統領と首相がくれたものです。政教分離と言ってしまえば終わるけれども、本来の趣旨と違います。合併した際にもあそこだけ新潟市の所有と認めていませんよね。
区長
旧新津市のときに、線引きする意味で観光協会に維持管理を移管しています。それを引き継いでいますので、こちらとしては手が出せない状況です。
発言者
一般の個人が登記してもいいということですか。
区長
それはちょっと違うと思いますが、これまでの経緯では、観光協会が浄財を集めて管理していますので、区がそれを越えて行うことにはなり得ません。
発言者
観光協会は予算も何もない。観光協会は区からお金をもらって清掃などはしていますが、修復となると予算が多額でお手上げです。寄付する人がいると言っても、だれも動いてくれません。修復に寄付するという方もいて、区長にも会っていると思いますが、その方のことはご存じでしょうか。
区長
私はお会いしていませんが、話は聞いています。まずは中の安全を確保してから修繕できるように動いたつもりです。なかなか観光協会に動いてもらえないところがあるので、引き続き我々も動きますが、皆さんからもぜひお声掛けしていただきたいと思います。
(13) 荻川駅周辺の市道整備について
発言者
昨年11月20日、秋葉区を通じて市長あてに荻川駅東口南側の市道2-271号線の拡幅改良と路面補修並びに荻川駅と周辺のバリアフリー化について、今年度の予算編成に向けた要望書と現地調査を含めた8ページの報告書を提出しました。3月と4月には秋葉区役所と交渉してきました。11月の要望書提出に対応した当時の副区長は、本庁と調整する必要があるので情報共有すると言っていました。この要望のうち、市道の拡幅について質問します。
市道新津2-271号線は、荻川駅東口から新津方面に信越線と並行して走る道路です。市道の幅員は3メートルと言われますが、東口から新津側80メートルの区間は2.5メートル程度しかありません。そこを双方向に自動車が通行しており、朝の通勤時間帯には30分間に30台通行します。自転車と歩行者は10分間で50人程度通行している状況です。周辺の方から、危険なのでどうにかしてほしいということで要望書を提出しました。隣接する農協の私有地がありますが、危険を避けるために、そこを自動車や自転車、歩行者が通行することが常態化しています。現在、農協の倉庫は取り壊されて更地になっていて、農協も利用の計画は具体的になっていないと言っています。ここに住宅やお店が建設されれば、市道の拡幅はできなくなり、危険解消が進まないと思います。当該市道は荻川駅東口と周辺のバリアフリー化にも関連しています。市道の拡幅は、農協の土地が更地になっている今がチャンスだと思います。当該市道は多数の穴ぼこやクラックが10年以上放置されていましたが、要望を受けて、3月下旬に幅員2.5メートルで補修されました。通行が常態化している農協の私有地は補修されず、農協が行ってくれました。道路管理者でもある市長は、新津2-271号線について農協の私有地を長年通行している現状をどう考えているのか、市民の危険解消のためにどのような対策を講じようと考えているのかお聞きします。
市長
要望書は確かにいただいています。内容については区長から回答させます。
区長
要望のほか、実際に現地も拝見しました。穴ぼこについても何度かご連絡いただいたので、その都度、建設課が直しています。市道の拡幅については、もちろん相手方の農協とも協議していますし、同時に地元の自治会、コミュニティ協議会とも相談しながら、改善につながるように話を進めたいと考えています。地元からも危険な場所という話はいただいていますので、早急に進めたいと思います。
(14) 荻川駅東口トイレのバリアフリー化について
発言者
荻川駅東口のバリアフリー化について、荻川駅は2014年にエレベーターが設置され、そのころ東口に多目的トイレも設置されました。西口に屋根付き駐輪場や、屋根付き通路が整備されたことから、東口にも屋根付き駐輪場の設置要望が高まりました。私たちは2016年に住民345名の署名と要望書を秋葉区長に提出し、市長への手紙や、新潟日報への投書も行いました。2017年当時の建設課長は、駐輪場の整備には自転車や歩行者の動線を調査し、時間も要するので、暫定的に駐輪場の範囲を整備し、照明も設置する旨を新潟日報に投稿し、記事が掲載されました。交渉でも同様の約束があり、2019年までには暫定的な整備が終わりました。
それから7年以上が経過しましたが、当時の建設課長の約束は具体化されず、トイレへの動線上には自転車が置かれ、7センチの段差や電柱が障害になっています。設置されたトイレの目隠し塀とトイレの間隔は75センチと狭くて、点字ブロックもありません。この状態では肢体障がい者や視覚障がい者、高齢者などは使用できません。なぜこのような危険な状態が長年放置されてきたのでしょうか。このトイレも含めて、既存施設を有効に最大限活用することが財政面では重要ではないでしょうか。トイレの問題を放置することは、限られた税金の無駄遣いだとは思いませんか。秋葉区は、トイレの問題解消は予算が確保できないので、来年度以降になると言っています。
東口駅前は、先ほどの市道だけでなく、3方向から市道が合流していることから、人と自転車、自動車が3方向から交差してとても危険な状況です。加えて、エレベーター付近には障がい者用の駐車場もありません。9年前の建設課長の約束が守られていれば、駐輪場やトイレの改良だけでなく、駅前広場で交差する危険な交通の流れにも対策が講じられていたのではないでしょうか。バリアフリー化の整備をする場合は、事前に荻川駅で障がい者や住民、職員などが参画した実証実験を行い、課題を明らかにした設計、施工なくして良い施設はできないと考え、バリアフリー実証実験の企画書を作成、提案しました。これは職員の皆さんのノウハウの向上につながると思います。
トイレの問題点及び当時の建設課長の約束が具体化されないことについて、理由を聞かせてください。税金の効果的な使用の面からも、荻川駅のトイレも含めた既存施設の問題点改良について最優先して予算を執行する考えはありますか。荻川駅のバリアフリー実証実験を実施する考えはありますか。
市長
大変長い間改善できず、申し訳ありませんでした。経緯について区長から説明させていただきます。
区長
この間、対応ができていないことは申し訳ないと思っています。質問の内容については、建設課と対応について協議していて、まずはトイレのバリアフリー化ができるように、当事者の皆さんと話し合いの機会を作ろうということで検討しています。また、企画書の提案という話をいただきましたので、建設課だけではなくて、私も直接聞いた上で改善の実現に向けて動けるようにしたいと思いますので、教えていただければと思います。
バリアフリー実証実験については、まだ内容を読んでいないので、内容を見た上で後ほどご連絡いたします。
このページの作成担当
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