自転車の交通安全

最終更新日:2021年4月16日

自転車は誰でも気軽に利用できる便利な乗り物ですが、車の仲間(軽車両)であり、交通ルールを守る必要があります。
大人が正しい乗り方を理解し、子供の手本となるほか、家族で交通安全について話し合い、理解を深めましょう。
また、歩行者で混雑する歩道を我が物顔で走行する自転車や、歩道に設けられた視聴覚障がい者誘導用ブロック(点字ブロック)上に駐輪し、歩行者の邪魔になるというルール・マナー違反が相次いでいます。
歩道では歩行者を優先し、決められたところに駐輪しましょう。

自転車安全利用五則

1 自転車は、車道が原則、歩道は例外

「自転車歩道通行可」標識

自転車は、道路交通法上「軽車両」と位置づけられるため、歩道と車道の区別があるところでは「車道通行」が原則です。
しかし、次の場合は、例外で歩道を通行できます。

  • 道路標識などによって認められている場合
  • 13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者及び車道通行に支障がある身体の不自由な方
  • 道路工事や駐車車両などにより車道の左側を通行することが困難なときや、車の通行量が非常に多く危険な場合

2 車道は左側を通行

自転車は、道路の左端に寄って通行しなければなりません。
右側通行(逆走)は違反です。

3 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行

歩道を通行する場合は、車道寄りをすぐに停止できる速度で徐行しましょう。
歩行者の通行を妨げるおそれがある場合は、一時停止するとともに、自転車から降りて押して歩きましょう。

4 安全ルールを守る

  • 飲酒運転の禁止
  • 携帯電話やヘッドホン等を使用しながらの運転の禁止
  • 夜間はライトを点灯
  • 交差点での信号遵守・一時停止と安全確認
  • 二人乗り・並進・傘さし運転の禁止

5 子どもはヘルメットを着用

保護者の皆さんは、13歳未満の子どもに乗車用ヘルメットをかぶらせましょう。

こんな乗り方は違反です。

二人乗り 同乗者のけがも運転手の責任になることがあります。

傘さし運転 傘さし運転ではとっさに止まれず、危険を回避できません。

無灯火 ライトは前を見るためだけでなく、自分の存在を知ってもらうためにも必要です。

一時停止場所ではきちんと止まって左右を確認しましょう。

路側帯も左側通行です

平成25年12月1日施行の改正道路交通法を受け、下図のとおり、自転車等の軽車両が通行できる路側帯では左側を通行しなければなりません。
右側通行(逆走)は違反です。

路側帯を通行する場合は、歩行者の通行を妨げてはいけません。

携帯電話、ヘッドホン等の使用は違反です

1 携帯電話の使用等の禁止

自転車運転中に携帯電話を使用すると、周囲への注意力を欠いたり、ハンドル・ブレーキ操作の安定性を損ない、思わぬ事故の原因となります。
 ※ 罰則 5万円以下の罰金

2 ヘッドホン等の使用の禁止

ヘッドホン等で両耳を塞いだ状態で自転車を運転すると、パトカーや救急車の音、人の声や周りの音など、安全運転・危険回避に必要な音が聞こえず、危険です。
 ※ 罰則 5万円以下の罰金

ブレーキの無い自転車は公道を走れません

きちんと止まれる自転車に乗りましょう

自転車のブレーキは、法律で「前輪と後輪を制動すること」、「時速10キロメートルで制動距離3メートル以内」と定められており、「ピスト」と呼ばれるブレーキ装置を備えない、または前輪、後輪のみにブレーキ装置を備える自転車は公道を走ることができません。
これと同じ理由で、一般的な自転車であっても「ブレーキが壊れているもの」や「ブレーキの効きが甘い」ものは公道を走ることができません。
これに違反した場合の罰則は5万円以下の罰金です。

自転車運転者講習制度(平成27年6月1日から)

改正道路交通法の施行に伴い、自転車運転中に危険行為を3年以内に2回以上くり返すと、公安委員会の命令による自転車運転者講習が義務付けられます。

講習の対象となる危険行為とは

  • 酒酔い運転
  • 信号無視
  • 一時不停止
  • 車道、路側帯の右側通行
  • 歩道通行時の通行方法違反
  • 妨害運転(逆走して進路をふさぐ、不必要な急ブレーキなど)

等、計15項目あります。

自転車運転者講習制度のながれ

  1. 自転車運転者が危険行為をくり返す(3年以内に2回以上)
  2. 交通の危険を防止するため、都道府県公安委員会が自転車運転者に講習を受けるように命令
  3. 講習の受講(講習時間:3時間、手数料:5,700円)

※受講命令に違反した場合は、5万円以下の罰金を科せられることがあります。

このページの作成担当

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