4.他県から来た人の目線に立った市街地づくり

最終更新日:2020年2月4日

受付日:令和元年10月25日 年齢:40歳代

ご意見・ご提案

 新潟市は観光・飲食・買い物などさまざまな面において、広く浅く点在してしまっているため、他県の知人が訪れても、これが本当に政令指定都市なのかと疑ってしまうような、寂れた印象を受けるそうです。
 「万代島地区の将来ビジョン」「古町活性化」も結構ですが、結局は点での考えなので、たとえ実現しても、新潟駅や新潟空港からアクセスしてきた県外の方々には訪問しにくい、魅力のないものに映ることでしょう。
 そこで、県外や外国からの来県者の目線に立った、「わかりやすく」「楽しめて」「思い出に残る」街づくりの再編が必要だと思います。
 再編地域は広げてはいけません、一泊二日の訪問者が、新潟市に良い印象を持って、帰宅できる移動距離内ということが重要です。
 再編のためには、外部の専門の有識者に頼ることが結局は近道だと思います。そして地元をよく知る市民の代表として、市の職員の方々が有識者と意見を交換していけば、良いのではないでしょうか。

回答

 本市の市街地づくりについてご意見をいただきました。ご指摘のとおり、来訪される方の目線に立ったまちづくりの視点は、大変重要であると考えます。
 本市においては今後、新潟駅の高架化や駅前広場の整備、新潟三越の閉店や古町ルフルのオープンなど、中心市街地の大きな転換期を迎えます。この転換期を迎える中、新潟の「顔」となる、新潟駅から古町へ続く「都心軸」を中心としたまちづくりのイメージについて皆さまと共有するため、外部の有識者や関係者を交えて議論し、平成30年7月に県・市で「新潟都心の都市デザイン」(以下「都市デザイン」)といいます。)を策定しました。
 この「都市デザイン」においては、約2kmの「都心軸」に沿ったそれぞれのゾーンで特色あるまちが展開され、通して歩くとみなとまちの発展の歴史と個性を理解でき、将来は「都心軸」が新潟の都市イメージになるように軸沿いのまちづくりを進めていくこととしています。
 また、「都市デザイン」で示されたゾーンのうち古町地区については、本年10月に「(仮称)古町地区将来ビジョン懇談会」を設置し、外部有識者や古町地区の関係者などからさまざまなご意見をいただきながら、古町に関係する皆さまが同じ方向に向かってまちづくりに取り組んでいくことを目指して、当地区の将来像を示すビジョンを策定することとしています。
 このように、さまざまな関係者と連携しながら市内外の皆さまに本市の魅力を感じていただくとともに、交流人口の拡大や地域経済の活性化に結び付けられるよう、いただいたご意見も参考にさせていただきながら本市のまちづくりを進めていきます。

回答日:令和元年11月15日

担当課:政策企画部

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市民生活部 広聴相談課

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