2.人が集まる魅力ある中心部の街づくり

最終更新日:2019年11月6日

受付日:令和元年6月17日 年齢:50歳代

ご意見・ご提案

箇条書きで表題の実現へのヒントを書きます。何を感じたか感想をお伺いしたいです。
(1)先日某テレビ番組を見て感じたのですが、いつの時代になっても若者、特に女性が集まる場所は活気があります。それだけでなく他の国の人が暮らす街に。ここでのポイントは、各国の食文化、日本語学校、外国人の住まい、そして日本の若い女性たちです。
(2)京都では外国資本が入り、外国資本でも旧来の木造の建物が並んだ通りの街づくりをしているところがあります。古町商店街も建物の通り面だけは木造造りの店舗にし、見た目から魅力配信を。古町に女性が集まる小型店舗が集まった通りづくりを。
(3)市民、県民、若者(特に女性)にわかりやすく、優しく、スムーズ(時間短縮)に移動できる中心街となるために。撤退する新潟三越の建物の下層階をLRTの拠点ターミナル駅にする。古町周辺には多くの事業所が集まれるようにし、大規模商業施設ではなく、おしゃれな食文化がある通りや商店街が必要。
(4)新潟市は県外者などからは優しくない不憫な政令指定都市です。新幹線、空港利用者は、新潟駅がエンドになっているのです。そこから移動手段がわかりにくい。東京の西武池袋線には豊島園行きという短い路線があります。新潟にもJR新設路線として、上所に新駅(越後線からの乗り換え駅として)設置、県庁・合同庁舎前駅、市民病院前、ビッグスワン・エコスタジアム駅終点。周辺にアウトドア等娯楽場所の開発。
(5)新潟駅高架化によりLRT導入を検討できるのであれば、中心部循環路線でなく、新潟空港、臨港・山ノ下、貨物線を利用して新潟駅、古町までの路線。(新潟空港の利用者数と古町商店街の拠点駅設置を考えて)
 若者の東京圏や県外への流出を減らし、魅力ある政令指定都市の中心部があることを願います。

回答

 本市の街づくりについてご意見をいただきました。
 ご指摘のとおり、人が集まる魅力的な都市の形成のためには、中心部の景観や魅力ある商店街、そして交通は、重要な要素であると考えます。
 景観から都市の魅力発信を、との視点においては、市ではこれまでも、古町花街エリアの市道の石畳整備をはじめ、建物所有者等が独自に行う魅力ある街並みづくりにつながる建築物の改修等に対し、その費用の一部を助成しています。今後も、他都市の事例も参考にしながら、地域の魅力を生かした街並み整備を推進していきます。
 次に、古町をおしゃれな食文化と小売店舗が集まる通りに、とのご提案についてです。古町商店街では、みなとまち新潟の歴史や花街・食文化など古くからの宝のほか、マンガ・アニメなど新しい文化資源といった、地区のポテンシャルを活かしたまちづくりに関する議論を経済界とともに進めています。ご提案については、これらの議論の場などを通じて地元商店街へ伝えさせていただくとともに、本市としても、古町地区の賑わい創出につながる取り組みを進めていきます。
 LRTや鉄道新駅の設置などに関するご提案もいただきました。本市では、まちなかと郊外が連携する一体的な都市形成に向け、新潟駅の高架化事業とともに、新潟駅と古町・万代方向とを結ぶ都心軸と、鳥屋野潟南部地区に整備された文化スポーツ施設、病院などの主要拠点間を、高い水準の交通サービスによって環状に結ぶ基幹公共交通軸の形成を目指しています。
 この基幹公共交通軸に導入する新たな交通システムを検討するにあたり、平成22年度に有識者などによる「新潟市新たな交通システム導入検討委員会」を設立し、BRTのほか、LRT、小型モノレールの導入を比較検討した結果を踏まえ、平成27年9月にBRTと市域全体のバス路線の再編からなる新バスシステムを導入しました。LRTにつきましては、今後の環境の変化を踏まえ判断することとしており、現時点では具体的な検討を行う状況にありませんが、鉄道新駅や新路線の設置などについてのご提案とあわせ、今後の施策展開の参考として役立てさせていただきます。

回答日:令和元年7月11日

担当課:まちづくり推進課 商業振興課 都市交通政策課

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市民生活部 広聴相談課

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