1.海は荒海向こうは佐渡よ

最終更新日:2019年6月20日

受付日:平成31年3月14日 年齢:80歳代

ご意見・ご提案

 新潟の代名詞、白砂青松は、ガス採掘がもたらした地盤沈下による海岸浸食で、いまは見る影も無くまた昼なお鬱蒼とし、小鳥たちの楽園だった松林も、戦中の松根搾油や防空壕の骨材に伐採され、往時の面影はすっかり変わり果てました。
 しかし、戦後、整備管理された一部地域の松林は、名勝として政府の表彰を受けた数少ない新潟の観光地として人気を得ております。
 ところが、その一翼を担うドン山の大砲が、固定設備の損傷で前のめりになり醜態を曝しています。担当部署に照会のところ、職員で復元に努めたが容易でなく、予算も限られているので目下対策を思案中とのことでした。
 市の緊縮財政の現状と、その基因は、新潟市民知悉の事実であり、だからと言って放置できる現状ではありません。
 市民協働課なる頼もしき部署があることを知りました。「銭がなければ汗をだせ」当該事例こそ市民協働による典型的事例と認識致しますが、市長のご所見を請う次第でございます。

回答

 西海岸公園内「ドン山の大砲」の現状をご連絡いただくとともに、「市民協働」のご見識のお言葉をいただきました。
 社会が大きく変化し、行政だけでは市民のニーズに十分な対応が困難な課題が増加するとともに、本市の財政状況も厳しさを増す中、ますます市民との協働の重要性は増していると認識しています。
 本市では地域コミュニティ協議会を協働の主たるパートナーと位置付け、地域力・市民力を発揮していただく環境づくりに努めてきました。これまでも防災・防犯、福祉、子育てなどさまざまな分野で地域課題の解決に主体的に取り組んでいただいていますが、持続可能なまちづくりに向け、引き続き地域コミュニティ協議会をはじめとした多様な担い手と連携していきます。
 ご指摘いただいた公園の維持・管理についても同様に、地域の皆さまからの多くのご協力をいただいております。今後も引き続き、地域の皆さまのお力添えをいただきながら、公園の維持・管理を所管する中央区建設課において、修復のあり方や方法について研究させていただきますので、今しばらくお時間をいただきたいと思います。

回答日:平成31年4月11日

担当課:市民協働課

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市民生活部 広聴相談課

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電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

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