6.新潟市のスケートパークについて

最終更新日:2020年2月4日

受付日:令和元年12月11日 年齢:30歳代

ご意見・ご提案

 私の娘は小学生で、現在旧大畑少年センターで営業中の新潟スケートパークを利用しています。営業時間を目一杯使ってスケートボードの練習を行い、オリンピック出場を目指しています。
 しかし、老朽化などの問題からスケートパークは年内での営業終了が決定し、移転の予定も今のところない、という現状です。新潟市内に屋外のスケートパークはいくつかありますが、冬の天気を考えると小学生が屋外で長時間の練習を行うのは難しいです。村上市に設備の整ったスケートパークがありますが、体調面、学業が疎かになってしまう可能性など考えると、毎日村上まで通うことはできません。
 スケートパークという場所は、性別、年齢、地域関係なく人が集まります。競技を通して、家庭と学校では関わることのない方々と挨拶をし会話して教え合うことでコミュニケーションをとったり、パーク内でのルールを守ったり、ストリートスポーツには独特の文化があります。そのため、私はスケートパークは子どもたちに第三の居場所を与え、さらに情操教育に適した場所であると感じています。
 また、新潟県には世界レベルの選手がいるため、オリンピックを目指す子どもたちにとっては、県内に憧れの選手、という非常に恵まれた環境でもあります。しかし、村上は遠すぎて通えない、という話はよく耳にします。新潟市内に全天候型のスケートパークができたら、思う存分練習させてあげることができます。
 大きな施設を一つ造ることがさまざまな事情で困難であることはわかります。ですが、日々練習に励んでいる子どもたちを見ていると、新潟市出身のオリンピック選手という近い将来の姿が想像できるだけに、簡単には諦めることができません。スケートボード専用施設を新たに建てるのでなくても、既存の施設に移転するという形でも、小学生が安心してスケボーの練習をできる場所が欲しいです。
 私は、現在のキッズスケーターたちが、今以上に新潟市を活力のあるまちに発展させてくれると信じています。私たちの意見を酌んでいただき、スケートパーク建設の前向きな検討を、よろしくお願いいたします。

回答

 新潟スケートパークの移転やスケートボード練習場の建設についてのご意見をいただきました。日ごろより、本市のスポーツ振興についてご理解とご協力をいただきありがとうございます。
 本市のスケートボードの環境整備につきましては、西海岸公園などに屋外用セクションを設置しているほか、平成28年10月に万代島旧水揚場でスケートボーディングの社会実験イベントを開催し、事業終了後は使用したスケートボードセクションなどを空き施設に移し室内練習設備として活用するなどに取り組んできました。
 旧大畑少年センターの新潟スケートパークにつきましても、競技としてスケートボードを練習したいという声を受け、日本スケートボーディング連盟と連携し、平成30年7月から前述の社会実験で用いた設備の一部を一時的に移設して、どなたでもご利用いただけるよう一般開放してきたものです。
 しかしながら、旧大畑少年センターの施設の老朽化が著しいこと、また、跡地の活用について具体的な検討が進んでいることから、ご存知のとおり、昨年12月29日をもって閉鎖いたしました。ご意見にあります練習設備の移設につきましては、誰もが通いやすい中心市街地で、一定の広さと高さがある空き施設という条件で検討しましたが、現時点で適地が見つからず移設できないこととなりました。これまでご利用いただいた皆さまにはご不便をおかけしますことをお詫びいたします。
 お手紙にありますとおり、スケートボードにつきましては、本県出身の平野歩夢選手の活躍や、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の正式種目に採用されたことなどから、全国的に盛り上がりをみせているところと認識しています。今後も引き続き関係団体と意見交換を行いながら、練習環境の整備について研究してまいります。

回答日:令和2年1月9日

担当課:スポーツ振興課

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