アートメイクによる危害について
最終更新日:2013年12月20日
いわゆるアートメイクとは、人の皮膚に針を用いて色素を注入することにより、化粧をしなくても眉、唇等の色合いを美しく見せようとする施術をいいます。(注釈)
アートメイクは、保健衛生上危険性の高い行為であるため、日本では医師免許を有しない者が行うと医師法違反となります。
注釈:「アートメイク」以外にも「タトゥー」、「入れ墨」などと呼び方はいろいろありますが、ここでは、化粧の一部として眉、アイライン、唇の皮膚に針等で色を入れる施術を行ったものを「アートメイク」と呼称します。
美容所の営業者の方へ
アートメイクは「美容行為」ではなく「医療行為」となりますので、美容所で施術することはできません。
医師免許を有しない者が施術をすれば、医師法違反となります。
無資格者が施術したアートメイクにより、皮膚障害、化膿、角膜に傷がついたなどの危害が発生しています。
参考
厚生労働省 平成12年6月9日付通知
医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて(PDF:105KB)
厚生労働省 平成13年11月8日付通知
消費者の方へ
無資格者が施術したアートメイクにより、皮膚障害、化膿、角膜に傷がついたなどの危害が発生しています。
医師免許を有しない者による施術は、絶対に受けないでください。
入れ墨であることを認識し、どうしてもしたい場合は、医療機関で医師による施術を受けましょう。
アートメイクを入れるのは簡単ですが、除去する際には時間も費用も倍以上かかるという実態があります。
参考
独立行政法人 国民生活センター 平成23年10月27日付報道発表資料
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