その他学校保健に関すること

最終更新日:2023年5月11日

トイレへの生理用品の設置について

本市では、トイレに生理用品を設置することで、様々な立場や生活環境に置かれた子どもや、恥ずかしさから言い出せない子どもなど、児童生徒の状況に応じて幅広くサポートすることで、子どもたちが安心して学校生活を送ることができるように、努めています。

令和4年度のモデル事業について

 令和4年度に、市立学校のうち18校で、トイレに生理用品を設置するモデル事業を実施しました。
 実施後の検証において、子供たちにとって、もしもの事態への不安やストレスが軽減され安心できることや、自分自身の身体や性について考えるきっかけになるといった効果がありました。
 一方、課題として、自分で管理する意識が薄れることや、これまでは保健室で直接手渡ししていたがトイレに設置することで生徒が訪れることがなくなり困っている児童生徒を見つける機会が減ることへの懸念などが報告されました。

令和5年度以降の対応について

 令和4年度のモデル事業で、一定の教育的効果が確認されたことから、市立全学校のトイレに生理用品を設置する方向で事業を進めています。
 事業の対象として必要な人が必要な時のみ活用することを想定し、単なる利便性の向上ではなく、児童生徒の安心をサポートし、円滑な学校生活を送ることができるようにすることをねらいとします。
 実施にあたっては、引き続き、児童生徒の困り感の把握と自己管理能力の向上を図っていきます。これまで学校で取り組んできたメッセージカードの掲示などを活用し、困りごとを抱えた児童生徒には気軽に個別相談に応じる態勢を整えていきます。

このページの作成担当

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