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2021発掘調査ニュース・学芸員コラム

最終更新日:2021年6月17日

2021年度の発掘調査と整理作業の様子や収蔵品の話題などをお届けします

文化財センターでは、埋蔵文化財の発掘調査と調査によって出土した土器や石器の整理作業を行っています。
普段目にすることがない業務の状況や収蔵品の話題をお届けします。

道正(どうしょう)遺跡の中層調査が終了しました【6月17日更新】


道正遺跡中層全景写真

5月中旬から始まった中層の調査が終了しました。遺構は竪穴建物(たてあなたてもの)1棟、土坑(どこう)4基、溝、ピットが見つかっています。竪穴建物は、1辺が8.6メートルあり、その大きさから「特大型竪穴建物」と呼んでいます。非常に残りがよく、県内では検出例の少ない周堤(しゅうてい)周溝(しゅうこう)などの施設も見つかりました。

道正(どうしょう)遺跡の上層調査が終了しました【5月31日更新】


道正遺跡上層全景写真

 4月からはじまった道正遺跡の上層(平安時代)の調査は、全体写真の撮影をもって終了しました。
 遺構は掘立柱建物(ほったてばしらたてもの)2棟、土坑(どこう)3基、溝9条が見つかりました。掘立柱建物のうち1棟は、柱間(はしらま)が2.5メートルもあり、道正遺跡で最も大きいサイズです。また、掘立柱建物からは、日常生活で使用した土器がたくさん出土しました。
 6月12日(土曜日)には現地説明会を開催します。当日は発掘現場の見学や調査担当者による説明、出土遺物の展示を行います。ぜひ、現地にお越しください。

発掘調査現地説明会ページへのリンクです

収蔵民具の紹介「黒埼村(くろさきむら)郷土藝術(きょうどげいじゅつ)競演(きょうえん)大会優勝旗」【5月31日更新】


優勝旗

 國防(こくぼう)教育大博覧會(きょういくだいはくらんかい)は昭和9(1934)年7月10日から57日間、万代橋近くの県営埋立地で行われました。
 敷地総面積3646坪、全14館からなる大規模なもので、そのタイトルが示すとおり国防思想の啓蒙(けいもう)が目的の博覧会でした。新潟毎日新聞社が昭和10(1935)年に出した「皇太子殿下御降誕記念国防と教育博覧会誌」によれば、その際行われた大野郷(おおのごう)五ヶ村による郷土藝術競演会で、各村に賞状と共に優勝旗が授与されたとの記録がある事から、その際の優勝旗と考えられます。演目は木場が(ぼう)踊り、大野は芸妓(げいぎ)による踊り、板井(いたい)が甚句、黒鳥(くろとり)長刀(なぎなた)踊り、小平方(こひらかた)が獅子舞でした。

導入展示室の木製品展示を再開しました【5月26日更新】

 調査研究のために長らく展示から外されていた馬場屋敷(ばばやしき)遺跡の木製品の展示を再開しました。テグスで木製品を直接アクリル板に留めると、テグスがくい込み木製品が痛んでしまうため、カラミ止めと呼ばれるチューブにテグスを通して遺物を保護しています。久しぶりに壁面全てに木製品が並んだ状態を是非見にいらしてください。
 なお、この馬場屋敷遺跡出土木製品の研究成果については、文化財センター年報8号に「南区馬場屋敷遺跡下層出土の木製品」として掲載しています。こちらもご覧ください。

このページから過去の年報をダウンロードできます。

道正(どうしょう)遺跡で管玉(くだたま)が出土しました【5月19日更新】


出土した管玉

 道正遺跡の発掘調査現場で管玉が出土しました。管玉は細い筒状の装身具(そうしんぐ)で複数の管玉を紐に通し、首飾りや腕飾りとして用いられていたと考えられています。本遺跡から出土した管玉は古墳時代のもので、石材は緑色凝灰岩(りょくしょくぎょうかいがん)とみられます。長さは16ミリメートルで、直径1ミリメートルのとても小さな穴があけられています。
 現在、発掘調査現場は古代・古墳時代の層を掘削しており、土坑や溝などの遺構も多数検出できるようになりました。今後も遺物や遺構がたくさん出土することを期待しています。
 6月12日(土曜日)には現地説明会を開催します。当日は発掘現場の見学や調査担当者による説明、出土遺物の展示を行います。ぜひ、現地にお越しください。

発掘調査現地説明会ページへのリンクです

体験道具の準備【5月19日更新】

6月の団体見学ハイシーズンを前に、体験学習で使用する道具の準備を行いました。
当センターで人気の「火起こし」と「勾玉」の道具製作をご紹介します。火起こし用の(うす)は、ホームセンターで購入した杉材をカットし、ボール(ばん)で臼の位置を出します。火だねができるよう角度の調整が肝心です。勾玉は、体験時間の短縮のため、ある程度までカットしています。
どちらも発掘調査の仕事では使わないような工作機械を使用します。安全に気を付けて作業を行います。

環状瓶(かんじょうへい)の容量は?(曽我墓所(そがぼしょ)遺跡)【4月30日更新】

昨年、曽我墓所遺跡から出土した特殊な容器「須恵器(すえき)環状瓶(かんじょうへい)」。かわいい鳥形の足付き。
一緒に見つかった土器から奈良時代の祭祀(さいし)的な道具と考えられます。液体を入れて使用されたと思われますが、果たして容量はどれくらいなのか実験してみました。センター職員の予想は0.8から1.5リットルとバラついていました。

想像してみてください。
環状瓶の重さは約4キログラム。満タンの環状瓶から液体を注ぐ時の重さは6キログラムを超えます。特別な時にだけ使用した道具なのでしょう。支える足も辛そうです。

包含層(ほうがんそう)掘削をはじめました(道正遺跡)【4月23日更新】

 4月3週目から遺物(いぶつ)包含層(遺物の含まれている層)の掘削を始めました。
 現在掘っているのは9世紀後半の平安時代の遺物包含層で、遺物を壊さないよう人力で少しずつ掘り下げています。須恵器(すえき)土師器(はじき)がたくさん出土するので、作業員さんたちは宝さがしのように楽しく作業をしています。

よりわかりやすく親しみやすく【4月19日更新】

 平成26年からはじまった文化財センターの企画展も今年で8年目になります。毎回アンケート等を見て改善をしていますが、長年の課題として専門的な言葉になりがちという点があげられます。
 そこで、私たちも親しみやすく分かりやすくなるよう工夫を凝らしています。例えば復元図としてイラストを添えること。穴しか残っていない遺跡について視覚的に理解しやくなります。また今回は、発掘調査の話題を4コマ漫画にしてみました。絵の上手な職員の力を借りて見様見真似のチャレンジです。
 文化財センターでは4月20日(火曜)から、古津八幡山弥生の丘展示館では4月27日(火曜)からそれぞれ企画展が始まります。是非見に来て下さい。

本発掘調査に向けて始動(道正(どうしょう)遺跡) 【4月15日更新】


農道部分を調査します

 昨年度は新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を受けて、連休明けの調査となりました。今年度も相変わらず厳しい状況ですが、4月12日から江南区に所在する道正遺跡の発掘調査を始めました。
 調査区は矢板に囲まれた農道部分です。面積は240平方メートル×3面=720平方メートルです。昨年の調査結果から上層(9世紀後半平安時代)、中層(4世紀古墳時代前期)、下層(約2,700年前縄文時代晩期)と3層あることがわかっています。遺構・遺物がたくさん見つかることを期待しています。

2020年度の発掘調査ニュースと学芸員コラム

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文化財センター(まいぶんポート)
〒950-1122 新潟市西区木場2748番地1
電話:025-378-0480 FAX:025-378-0484

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