22 新潟市のホームページに「戦後・被爆80年 特設サイト」の設置検討を

最終更新日:2025年11月27日

受付日:令和7年3月  年齢:60歳代

ご意見・ご提案

 新潟市のホームページに、「戦後・被爆80年の特設サイトを、トップページからリンクできる形で作っていただきたいです。
 「水戸経公園での平和祈念献花式」や「新潟の戦争の記憶をたどるツアー」、今年度計画されている「新潟市歴史博物館の学芸員の講演」など、新潟市の行う平和に関する企画・取り組みは、非常に優れたものだと思います。しかし残念ながら、市民に十分周知されているとは言えないように思います。正直言って従来から行っている企画につきましても、目的意識をもってホームページを探さないと、そのページに行き着くのはなかなか難しい状況のように感じます。
 特設サイトを作ることにより、市民が簡単に、新潟市の行う平和を希求するさまざまな取り組みについて、容易に知ることができるようになると思います。
 平和を求める取り組みを、市民に広く知らせること自体が、平和を希求する取り組みの一環と言えるとも考えます。このことは、非核平和都市宣言を行っている新潟市の立場とも合致するのではないでしょうか。
 内容としては、新たにウェブページを作ることがベストと考えますが、まずは第一歩として、企画や取り組みの所管部署のページへのリンク集的なものでも良いと思います。
 また、これに関連して、「捕虜収容所」につきましても、書籍やパンフレットなどでの紹介内容をウェブページにまとめていただき、特設サイトから飛べるようにしてもらうことで、市民の皆さんへの周知につなげてはいかがでしょうか。
 これらは、既存の施策の延長としての対応が可能であると考えますし、新たな予算措置が高額に必要になるものでもないと思います。低コストで効果のある施策だと考えますので、ぜひともご検討の上、具体化を図っていただくようお願いします。

回答

 ご提案いただいた特設サイトを作る予定はございませんが、現在の本市のウェブサイトの状況を確認し、多くの方に見ていただけるよう、情報量や内容の充実を図りつつ、より見やすい構成にしていきます。
 また、ウェブサイトを通じた「捕虜収容所」の周知については、現在、太平洋戦争末期の新潟にいた日本人や外国人がどのような被害や苦難に遭ったのかを記述した『新潟歴史双書2 戦場としての新潟』(平成10(1998)年刊行)のデジタル化に取り組んでいます。
 同書においては、「外国人強制労働と戦時俘虜」と題して一章を割き、新潟における朝鮮人・中国人の強制労働の様相を記すとともに、俘虜収容所の設置から閉鎖に至るまでの間の俘虜を取り巻く労働環境や生活環境、医療環境についても記載しています。
 そのため、同書については、ウェブサイトに公開し市民の皆様への周知を図っていきます。

回答日:令和7年3月
担当課:総務課
歴史文化課

このページの作成担当

市民生活部 広聴相談課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

注目情報

    サブナビゲーションここまで