21　被災した西川図書館の修繕について

最終更新日：2025年11月27日

受付日：令和7年2月　　年齢：60歳代

ご意見・ご提案

　新潟市立西川図書館は、昨年1月1日の地震で、児童コーナーのペンダントライトが破損するという被害に遭いました。被災後、ライトの下の閲覧用ソファがすべて使用不可となり、いまだにライトが修繕されないまま現在に至っております。
　昨年度内に図書館に問い合わせをしたところ、国からの補助金手続きが遅れているために工事ができないとのことでした。しかし1年以上も児童コーナーが立ち入り禁止状態になっていることは異常であると思います。今夏の猛暑時には、新潟市は公共施設を「コミュニティオアシス」として利用を呼びかけましたが、西川図書館もそののぼり旗を掲げながら、こどもがくつろいで座る場所がないという状況でした。
　被災したのは、吊り下げライトのガラス製カバーの一部が破損しただけです。それを取り換える（今後のために割れないものにする必要がありますが）だけのことが、なぜできないのでしょうか。何百万円もかかることではないのですから、国からの補助を待たなくても新潟市が立て替える、あるいは補正予算で直す等のことがなぜできないのでしょうか？
　この冬は燃料費や電気代の高騰や悪天候から、図書館で過ごす親子連れも多く見られます。しかし限られたテーブルと椅子は他の年齢層の人たちに使われていることも多く、このままの状態が続けば親子で図書館を積極的に利用しようという気持ちも失われていくでしょう。
　早急の対応をお願いいたします。

回答

　日頃から西川図書館をご利用いただき、誠にありがとうございます。
　この度は、長期にわたる児童コーナーの立ち入り禁止により、市民の皆様に大変ご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。
　西川図書館では、能登半島地震により修繕が必要な箇所が複数あり、天井近くのクラックや非常口近くの外構など、大きな足場を組む必要があるものや天候に左右されるものを優先的に対応しました。また、児童コーナーの照明器具につきましては、安全面から吊り下げ式ではなく天井に直付けの製品への変更を検討していたため、修繕が遅くなってしまいました。
　なお、児童コーナーは3月5日に修繕を終え、利用できるようになりました。今後もさらに利用しやすい図書館になるよう努めてまいります。

回答日：令和7年3月
担当課：中央図書館