4　消雪パイプの新規の設置について

受付日：令和7年2月　年齢：30歳代

　現在、記録的な寒波で、県内各地で影響が出て、市長も対応に追われていることと思います。
　寒波の影響が、西蒲区の道路において、顕著に現れています。
　岩室地区では現在消雪パイプが通っていない箇所があります。地区内の主要道路では、雪のたびに道路が雪で覆われ、ガタガタ道になり、車が畦道に落ちるなどの事故が多発しています。
　今回の寒波では、短期間に大量の雪が降り続いたことにより、道路は雪で覆われ、車で通ろうとすると転倒しそうになったり、スリップしたり、非常に恐ろしい思いをしなければなりません。
　しかし除雪車は夜間から早朝にかけて一度しか稼働しないため、日中から夕方、夜にかけて雪が降ると車が通るのが困難になります。ですが、生活の用を足すにはこの道路の利用は必要不可欠です。
　この道に消雪パイプがあり雪が解けてくれれば、道路の利用がしやすくなり、生活上の心配が減ります。
　岩室地区では、電車に乗ろうと駅に行くにしても、買い物に行くにしても、何かにつけ車に乗らなければならない状況です。そのため、道路の整備は住民の生活それ自体を守ることに繋がる重要な案件であると感じています。
　岩室地区の消雪パイプの設置について、ご検討の程、何卒宜しくお願い致します。

　本市では、岩室地区を含む西蒲区においては、人家が連坦する箇所を中心とした約49キロメートルの区間に消雪パイプを設置しています。
　消雪パイプは、幅員が狭く機械除雪が難しい区間において特に有効と考えられますが、機械除雪に比べ、水源の確保、機械設備のメンテナンスや電気料に多額の費用を要することから、現在では新たな設置は行わず、既存施設の更新に限り実施しています。
　ご相談者様からご要望のありました一般県道石瀬吉田線については機械除雪を行っていますが、降雪時の路面状況については、除雪を担当する西蒲区建設課と共有させていただき、除雪の改善に取り組んでまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

回答日：令和7年2月
担当課：土木総務課