5 新潟市の除雪助成金奨励金事業について
最終更新日:2025年11月27日
受付日:令和7年2月 年齢:70歳代
ご意見・ご提案
新潟市西区役所に、新潟市除雪要援護世帯助成金交付申請書、新潟市(西区私道等)歩道除雪奨励金交付申請書を持参したが両方とも受理されなかった。理由は前者が写真がないからであり、後者は作業を1人で行ったからである。よく説明を読むと要件に、写真添付、3人以上などの記載がされているので窓口担当者に不備はない。
そこで、市長さんに3点についてお伺いします。
(1)これら除雪事業の事業目的は何でしょうか。
私は、市の手が回り切れない細かい部分を住民有志がカバーすることではないかと考えます。わが自治会の小学校通学路には歩道が無くガードポールで路側に狭い歩道部分を確保した個所があります。除雪しなければ小学生は歩道を歩き危険であり車の渋滞はひどくなる。この部分は人が動き始める7時前に終えるよう行う。電話で3人以上を呼び集めるには非常識な時間です。人数を集めて9時過ぎに作業を行うようでは効果は薄いと考えます。3人以上という条件を付けたこの制度の目的は何か?同じ除雪を3人以上で行えば受理され、1人では受理されないというのは奇妙です。
(2)市民(自治会員)は虚偽申請をする可能性があるとの認識でしょうか。
3人以上、写真添付の要件は、大工事ならともかくこの程度の金額の申請に必要でしょうか。通行人も近所の人も除雪の実態はみな知っています。高齢1人世帯の玄関除雪、歩道除雪ともお金はいらないといったものをこういう活動を行っていることを市に伝えようと言って申請したものです。
(3)来年度以降もこの形で事業継続する予定でしょうか。
今年度は申請作成を行った分については、自治会予備費から支払われる形になると思います。また、事業の枠組みが継続されるのであれば、来年度は除雪の団体登録をしないことになると思います。志のある方がいるのに伝えられなくなるのは残念です。
以上3点について、市長さんのお考えをお聞かせください。
回答
(1)本市が行う「新潟市歩道除雪奨励金交付事業」(コミュニティ除雪)と、西区独自の「新潟市西区私道等歩道除雪奨励金交付モデル事業」(西区私道除雪)は、どちらも地域の皆様から除雪作業のご協力をいただくことにより、地域のニーズにあった歩行空間の確保を目的としています。
これらの制度では、交付対象の除雪作業を「3人以上で実施するものとする」としています。これは除雪中の事故を防ぎ、作業を安全に行っていただくため、必要最小限の人数として定めているものです。
(2)コミュニティ除雪および西区私道除雪では、奨励金交付申請書類として実施状況写真の提出を求めています。また、「新潟市除雪要援護世帯助成金交付モデル事業」では、申請時に実施状況写真の提供をお願いしています。
これは、作業の実施を確認するための必要最小限の書類として、提出を求めているものです。
(3)これらの事業につきましては、来年度以降も同様な形での継続を予定していますが、申請手続きや実際に除雪を行う場合の留意事項などについて、リーフレットや窓口での対応などにより、わかりやすい説明となるよう努めてまいります。
以上の趣旨をご理解いただき、除雪に関する各制度につきまして、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
回答日:令和7年3月
担当課:土木総務課
西区建設課
このページの作成担当
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