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にいがた共育通信 令和3年度 第89号

最終更新日:2021年7月26日

園の学びを小学校へつなごう(本市の幼小接続の取組から)

新潟市が目指す幼小接続(幼児教育と小学校教育の接続)

 子どもがどの園(幼稚園・保育園・認定こども園など)からどの小学校へ入学しても、園での遊びや生活を通した学びと育ちを基礎として、主体的に自己を発揮しながら学びに向かうことができるようになることを目指しています。

幼小接続期カリキュラム

  新潟市では、新潟市共通「幼小接続期カリキュラム」(以下のリンク参照)をもとに、5歳児後半から小学校入門期までの間を「かかわる力の基盤づくり」の期間と位置付け、子どもに経験してほしい重点内容を、「互いの思いを共有し折り合いを付ける」「言葉を通して意思を伝え合う」「成長の自覚と小学校への期待をもつ」こととして、園の学びを小学校へつなぐ接続を目指しています。
 幼小接続期カリキュラムとは、次の2つからなります。

  • アプローチカリキュラム…就学前の子どもが円滑に小学校の生活や学習へ適応できるようにするとともに、子どもの学びが小学校の生活や学習で生かされてつながるように工夫された5歳児のカリキュラム。
  • スタートカリキュラム…子どもの育ちや学びを踏まえて、小学校の授業を中心とした学習へうまくつなげるため、小学校入学後に実施されるカリキュラム。

園と小学校の相互理解を深める幼保こ小合同研修会

  園の学びを小学校につなぐには、園と小学校の相互理解が必要です。そして相互理解には、お互いの取組を見たり、目指す子どもの姿を共有したりする交流が必要となります。
 この目的を達成するため、昨年度、市内の幼稚園、保育園、認定こども園、小学校の職員が集う「幼保こ小合同研修会」を2回実施しました。
 今回は、昨年度(令和2年度)に発表した、市立山田保育園と市立沼垂幼稚園の取組を紹介します。

市立山田保育園(年長組)の取組紹介

(ねらい)

  • 友だちと協同しながら好きな遊びを楽しむ
  • 自分たちで工夫したり考えたりして遊びを進めていく

(活動内容)

  • お店屋さんごっこ(きりん組食堂) 他、コマ回し、スライム作り等

(実践概要)
異年齢交流の環境を整える
 山田保育園は、環境構成を工夫した異年齢交流を大切にし、子ども同士の学び合いを大切にしています。
 年長組の子どもたちが、遊びの中からブームになったお店屋さんを開きました。
 年下のお客さんを迎える中で、お店屋さんになりきって、やりとりを楽しみながら言葉で思いを伝え合っていました。
 交流の中で、温かいかかわりや思いやりの気持ちが育まれました。

子どもの工夫を引き出す支援
 ごちそうを作る子、接客する子、メニューを書く子など、必要な役割を
自分たちで考えて、協力して遊びを進めていました。メニューには「お子様
鬼滅セット」など自由にアイディアを出し合って決まったものもありました。
 保育者による道具の準備や言葉がけが、子どもたちの工夫を引き出して
いました。

子どものやる気を引き出す支援
 お店にはないドーナツを注文された年長組のAさんは、年中組からドーナツをもらい、持ってきました。しかし、せっかく持ってきたドーナツがそのままテーブルに置かれ、少し落ち込んだ様子が見えました。
 そこで、近くにいた保育者から「ありがとうね。」と声をかけられ、肩をポンポンとしてもらったことで、気持ちを切り替えて次の行動に移りました。

市立沼垂幼稚園(年長組)の取組紹介

(ねらい)

  • 同じ目的に向かう中で友達と考えを出し合って遊ぶ
  • 目的をもって遊び、試したり工夫したりする
  • 相手の話を意識して聞き、自分の考えを話そうとする。

(活動内容)

  • 大型すごろくをクラスのみんなで作って遊ぶ

(実践概要)
目的を共有できる遊びの設定
 年長組の子どもたちは、前日にすごろくのマスをどうやって作ったらよいかを話し合い、翌日のすごろく作りへの意欲を高めていました。
 当日は、「手伝いましょうか。」「じょうずだね。」「35のマスがないよ。」など、お互いに声をかけ合い、数字を書き、カードをつなげながらすごろく作りを進めました。
 遊戯室を使った大型すごろく作りが、学級全体の共通の目的となり、クラスみんなで作り上げる意欲や一体感を引き出していました。

クラスみんなで遊びのルール作り
 黄色チームは、1回目にサイコロの5の目(1回休み)が出て、元の場所に戻りました。
 しかし、黄色チームは、その後何度も1回休みが出てしまいます。
 それでも、投げ出すことなく、やり続けました。
 完成したすごろくで遊ぶ前に、みんなで話し合って決めたルールを守ったのです。

友達の困り感を共有してみんなで解決
 最後の振り返りで、黄色チームの子どもが「なんで黄色チームだけ1回休み、1回休み、1回休みってなるの。」と困り感をクラスのみんなに伝えました。
 それを聞いた友達は、「大きく振ればいいんじゃない。」「1回休みを上にしてから振るといいんじゃない。」などみんなで解決策を考えました。
 友達の思いをきちんと聞き、真剣に考えて、自分の言葉で解決策を伝え合っていました。

おわりに

 2つの園の実践からも見られるように、小学校入学前の子どもたちは、園で、年下の子どもに対する接し方、自主性や協力性、ルールを作って守る姿勢、目的の実現に向かって必要なことを考え、伝え合いながらやり遂げるなどの学びを遊びを通じて経験します。
 園から小学校へ、子ども一人一人が自己を発揮しながら学びに向かうためにも、今後も幼保こ小合同研修会等の実施を通じて、園と小学校とが相互理解を深め、園の学びをつなぐ幼小連携に取り組んでいきます。

(問合せ先 教育委員会 教育総務課教育政策室 電話:025-226-3178)

就学相談会(夏季)のご案内

  令和4年度に小学校入学を迎えるお子さんの保護者を対象に、各区で「就学相談会」を7月下旬から8月に開催いたします。来春の小学校入学に向けて、お子さんの発達や行動、言葉などについて心配なことがある方は、この機会に、お住まいの区の「就学相談会」にご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。

参加対象

令和4年度小学校入学予定児の保護者

内容

来春の入学に向けた、発達や行動、言葉などにかかわる就学相談

参加申込方法・申込期限

  • 事前申し込みが必要です。参加ご希望の方は、お住まいの区の教育支援センターへ、 申込期限までに電話でご連絡ください。

 (申込受付時間は月曜日から金曜日の午前8時から午後4時30分までです。)

  • 実施時間帯については、ご希望をお伺いし、相談の上で決めさせていただきます。
  • 就学相談会以外でも相談は可能です。各区の教育支援センターにご相談ください。

詳しい内容

各区の就学相談会開催日時、会場、申込方法、問合せ等の詳細につきましては、下記の新潟市ホームページを参照してください。

(問合せ先 教育委員会 学校支援課 電話:025‐226‐3267)

10月2日 にいがた市民大学 公開講演会を開催

  にいがた市民大学では、9月まで現代の社会問題や新潟の地域性などをテーマに5講座を開設していますが、この他に、多くの市民の皆さまから学んでいただく機会として、10月に公開講演会を開催します。ふるってお申込みください。

  • 日時 10月2日(土曜) 午後2時から午後3時30分
  • 会場 新潟市民プラザ
  • 講師 名越康文(精神科医)
  • テーマ 

 自分を支える心の技法 日々心健やかに過ごすための心の持ち方

  • 対象 新潟市在住・在勤・在学の方 
  • 定員 120名(申込多数の場合は抽選) (未就学児入場不可)
  • 受講料 1,000円
  • 申込期間 7月28日(水曜)午前8時から8月16日(月曜)午後9時

 くわしいことは、下記ホームページをご覧ください。

(問合せ先 教育委員会 生涯学習センター 電話:025-224-2088)

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このページの作成担当

教育委員会 教育総務課
〒951-8554 新潟市中央区古町通7番町1010番地(古町ルフル4階)
電話:025-226-3149 FAX:025-226-0030

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