にいがた共育通信 令和3年度 第94号

最終更新日:2021年12月23日

食育ミニフォーラム(報告)

 「食育ミニフォーラム」は、新潟市内の中学校区を単位として、その中学校区の特色を生かした内容を学校が自ら考え、学校から家庭や地域へと食育の輪を広げる趣旨で始まった事業です。
 本年度は、小須戸中学校区と山潟中学校区で開催されました。ここでは、6月30日(水曜)に行われた小須戸中学校区のミニフォーラムについて紹介します。

小須戸中学校区 食育ミニフォーラム

 小須戸小学校5、6年生と小須戸中学校全校生徒が参加しました。新型コロナウイルス感染症対策として、体育館と別の部屋をオンラインで結ぶ分散方式で開催されました。
 はじめに、地元の食生活改善推進員 佐藤千穂子様の講演があり、小須戸地域で生産している作物が年間300品目にも及ぶことや旬の野菜の良さなど、「小須戸の地場産物」についての理解や食についての関心を深める内容でした。講演の後、子どもたちから「給食センターで地場産の野菜はどのくらい使われているか」、「地場産物の直売所で働いている時にうれしかったことは何か」などの多くの質問があり、佐藤様から丁寧にお答えいただきました。「小須戸愛」が感じられるやりとりでした。
 その後、子どもたちが「米作り」や「地元の特産プチベール」など、自分たちが行った食育の取組の様子をタブレットを使った動画で発表しました。
 後半は、小学5年生から中学3年生までを縦割りで構成したグループでの話合い活動が行われました。「地場産物を活用するよさを地域や家庭に広めるには」というテーマのもと、「地場産物のPRポスターをスーパーに掲示してもらう」や「地場産物を使った料理を家でも作ってみる」などのアイデアが出されました。どのグループも活発に話し合い、これからの活動への意欲を高めていました。

令和3年度 文部科学大臣表彰(養護教諭・栄養教諭等)

 この表彰は、長年にわたって学校保健の普及と向上に顕著な功績のあった養護教諭や、学校給食の実施の関して全国的な水準の向上に貢献する成果を収めた栄養教諭等を表彰するものです。本年度、次の2名が被表彰者となりました。
・養護教諭制度80周年記念学校保健功労者文部科学大臣表彰: 田中 和子 養護教諭(東特別支援学校)
・学校給食功労者文部科学大臣表彰: 島津 美和 栄養教諭(関屋中学校・白新中学校兼務)

(問合せ先 教育委員会 保健給食課 電話:025-226-3206)

新通つばさ小学校開校1周年記念イベント(希望を胸に未来へ羽ばたく)

 令和3年11月3日(水曜・祝日)、新通つばさ小学校にて、開校1周年を記念したイベントが開催されました。コロナ感染症対策のもと、会場となった体育館には、全校456名の児童、教職員、4名の来賓(コミ協会長、校歌作詞者、作曲者、校章デザイン者)、実行委員会(PTA役員)が参加しました。

巨大壁画で世界記録(敷き詰めたハトの折り紙の数)を目指す

 体育館の壁を覆う縦6m、横13mの巨大壁画。「新つばチャレンジ~やればできる~」と銘打ち、児童、保護者、教職員がハトの折り紙を作り、担当する台紙ごとに敷き詰め、全校分の台紙を合体させて作りました。絵をデザインしたのは6年の岡地遥香さんで、青空に光が差している背景に校章を描き、その上に1周年を表す「1」の文字を記して、「希望をもって未来に羽ばたいてほしい」との願いを込めました。
 イベント当日、残しておいた最後の6枚の台紙が、各学年代表児童によって貼り付けられると、会場は完成を祝い、大きな拍手で包まれました。敷き詰められたハトの折り紙は35,280羽。来場した審査員の方に審査していただき、その中から33,206羽が「折り紙で折った鳩の最大展示数」として後日ギネス認定されました。
 新通つばさ小学校開校の記念作品として、児童、保護者、地域の方々の一生の思い出に残る挑戦になりました。

tsubasa1
全校注目の中、最後の6枚の台紙が貼り付けられ、ついに完成

1年間の歩みを振り返り、これからの未来へ希望を抱く

 イベントでは壁画挑戦の他、児童代表による喜びの言葉の発表があり、代表児童から「きれいな学校で学べる喜び」や「地域の方々の見守りの中で生活できる感謝の気持ち」が発表されました。また、新通つばさ小学校開校1年の歩みを振り返るスライド上映、全校記念写真撮影が行われ、全校児童が「これからもこの学校を大切にし、さらに発展させていこう」という愛校心や未来への希望を胸に刻むイベントになりました。

(問合せ先 教育委員会 教育総務課教育政策室 電話:025-226-3178)

このページの作成担当

教育委員会 教育総務課

〒951-8554 新潟市中央区古町通7番町1010番地(古町ルフル4階)
電話:025-226-3149 FAX:025-226-0030

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで