多面的機能支払交付金事業

最終更新日:2023年7月3日

趣旨

農業・農村の有する多面的機能とは

農業・農村の有する多面的機能とは、「国土の保全、水源の涵養(かんよう)、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承等、農村での農業生産活動が行われることにより生ずる、食料その他の農産物の供給の機能以外の多面にわたる機能」のことをいいます。

多面的機能支払交付金の背景

新潟市は、コシヒカリなどの米をはじめ、様々な野菜、果樹、花きなど全国に誇れる魅力的な農作物が生産され、市町村として日本一の水田面積を誇る全国有数の大農業市であり、豊かな自然環境や広大な農地を有する田園地域と都市部が互いの良さを活かし合いながら共存する「田園型政令市」です。
農業やそれを支える農村は、食料の供給という役割だけでなく、農業生産活動を通じた農地や水路、農道など地域資源の適切かつ継続的な維持管理によって薄いの保水・貯留による洪水防止機能や水源かん養機能、また生態系の保全・良好な景観形成といった多面的機能に加え、農村地域における地域コミュニティ維持の役割も果たしています。
しかしながら、近年、農村地域の高齢化、混住化等の進行に伴う集落機能の低下により、地域の共同活動によって支えられている多面的機能の発揮に支障が生じつつあります。また、共同活動の困難化に伴い、水路、農道など維持管理が理に対する担い手に集中することも懸念されています。
このような状況を鑑み、多面的機能支払交付金事業により、地域の共同活動に加え、流域治水の観点から田んぼダムの取組等に対しても支援を行い、地域資源の適切な保全管理を推進しています。

制度概要・様式等について

農林水産省多面的機能支払交付金のページをご覧ください。

新潟市促進計画(農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する計画)

多面的機能発揮促進事業に関する計画の概要の公表

農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律(平成26年法律第78号)第7条第5項の規定に基づき、多面的機能発揮促進事業に関する計画を認定し、同条第6項の規定に基づき、その計画概要を公表します。

令和5年6月30日時点の計画認定および計画変更認定

令和4年6月30日時点の計画認定および計画変更認定

多面的機能支払交付金活動事例集

新潟市内では、多面的機能の発揮促進に向けて116組織がこの事業を実施しています。(令和5年3月末時点)
農地周りの維持管理だけではなく、地域住民との植栽や、広報活動を行いながら、自治会や学校などと連携し地域一体となって、より魅力ある地域づくりに取り組んでいます。

令和4年度

116組織の中から6組織の取組事例についてご紹介しています。

令和3年度

118組織の中から6組織の取組事例についてご紹介しています。

令和2年度

118組織の中から6組織の取組事例についてご紹介しています。

令和元年度

120組織の中から9組織の取組事例についてご紹介しています。

関連リンク

新潟県多面的機能支払交付金ホームページ

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このページの作成担当

農林水産部 農村整備・水産振興課

〒951-8554 新潟市中央区古町通7番町1010番地(古町ルフル6階)
電話:025-226-1824 FAX:025-226-0028

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