エロトス=生と死を見つめ続けるアラーキーの最新作40点
擬死再生が焼き付けられた印画紙が古町に揺らぐ
日時: | 2012年3月11日(日)〜3月31日(土) 11時〜19時(最終日は17時まで) |
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場所: | 旧北光社1F(新潟市中央区古町通6-991) より大きな地図で旧北光社を表示<外部リンク> |
入場料: | 無料 |
主催: | 安吾賞市民交流事業実行委員会 |
破壊も死も新たな再生のスイッチだと語るアラーキーは、『堕楽論』の中で戦後の焼け野原を指して「偉大なる破壊」と書いた安吾との共通点を見出し、この写真展のタイトルを【堕楽園(だらくえん)】と命名した。あっぱれなタイトルである。安吾もさぞかし彼岸で「やられた!」と思ってニヤリとしていることであろう。
東日本大震災を経て、エロトス=生と死への感応をアラーキーの写真が物語る。この写真展の初日は、奇しくも震災から1年目の3月11日である。
新潟から世界に発信する飛び切りのビジュアルメッセージになるに違いない。
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