東区意見交換

最終更新日:2023年7月31日

(1)

新潟の魅力創出について

(2) 東区の整備事業について
(3) 不登校の子どもの居場所づくりについて
(4) 公立図書館を使った地域経済創生について
(5) 寺山公園駐車場の管理について
(6) 出生率向上のため独身者の出会いの場の創出について
(7) 新幹線の新潟空港延伸について
(8) 全国老人クラブの関東甲信越静リーダー研修について
(9) 市(区)役所のSNSを利用した情報発信について
(10) コミュニティ協議会を中心とした市政運営について

質問1

新潟の魅力創出について

発言者

 先日、金沢駅を訪れたのだが、大変衝撃を受けた。高齢者一人でも、駅員の案内がなくとも目的のホームに行ける。そして駅構内にあるお土産コーナーも衝撃的だった。また、金沢城、兼六園の二大看板をはじめ、茶屋街など魅力的な観光スポットがある。新潟も古町があるが、まだPR不足ではないか。2030年に向けて日本海側の拠点都市にならなければならないが、市民一丸となってやっていかなければならない。我々市民も市に丸投げではなく、参加しなればならないと感じた。

市長

 新潟の魅力創出の課題についてはしっかりと認識し、対応したいと思う。新潟駅は、今年度に駅直下のバスターミナルができる。その後、新しい万代広場、駐車場ができて令和7年度を目標に整備していく方針である。駅の真下1階には新しいお土産コーナーを置くという話もJRから聞いている。新潟駅の完成をきっかけ積極的にPRに努めていきたい。

質問2

東区の整備事業について

発言者

 中央区は、新潟駅前や、「にいがた2km」があり、整備が進んでいるが、東区の整備についてはあまり聞いたことがない。今後の懸念は人口減であると考えるが、東区も整備をすれば人口増につながる環境も創出できるのではないか。東区でそのような整備の考えはないか。

市長

 人口減少対策については東区のみに限らず、新潟市8区全体の人口減少を緩和させる取り組みを総合計画に盛り込んでいる。整備については東区からいただいている課題である、竹尾インターチェンジの道路改良など様々あると思っている。皆さんからもこうしてほしいということがあれば我々も一緒に取り組んでいく。

質問3

不登校の子どもの居場所づくりについて

発言者

 小・中学校で不登校が問題になっている。そのような不登校の子どもの居場所を東区では週1回、それ以外の支援を要する子どもの居場所を週1回4時間設けるとあった。そのような短い時間ではなくもっと長い時間、そして子どもが身近にアクセスしやすい場所にあるとよいと思う。そのような場所の提供について市長をはじめ区長にお考えいただきたい。

区長

 不登校の子どもの問題提起はありがたい。子どもが安心して学校に行ける環境、相談しやすい環境を作ることは非常に大事である。そういった場が少ないのではないかとのご指摘であるため、ご意見を踏まえ考えていきたい。

質問4

公立図書館を使った地域経済創生について

発言者

 大学進学のため昨年、県外から引っ越してきた。新潟市は市民生活に強い、一人一人が協力してつながりのあるまちだと感じた。総合計画の重点戦略から都市の魅力向上と住民福祉の向上で目指す都市像を実現させるための手段として、公共図書館を使った地域経済創生をするのはどうかという提案をしたい。公共図書館を核とした地域経済創生を目指していけるのではないかと思う。

区長

 公共図書館を核としたまちづくりがどのように広がりを見せていくか、後ほど改めて意見交換させていただきたい。

市長

 直接的ではないが、図書館と駅と大学といったところを結んでまちづくりをするという考え方は我々も持っている。公共交通機関である駅と大きな教育施設等を結んだまちづくりは重要だと考えるため、今後の参考にさせていただきたい。

質問5

寺山公園駐車場の管理について

発言者

 寺山公園の駐車場については、冬場の特に夜間、公園で遊べないにもかかわらず、駐車場の半分以上、車が駐まっている。朝7時、8時の時間帯も天気が悪い日は車が多く駐まっている。それを市や区は認めているのか。施錠をするなり対策をしたほうがよい。何か対策を考えてほしい。

市長

 現状を確認し、対応すべき点は対応させていただく。

質問6

出生率向上のため独身者の出会いの場の創出について

発言者

 人口減少について聞きたい。総合計画の中でも人口減少を緩和すると伺っている。これはありがたい話である。しかし、自身の周りを見てみると独身者が非常に多い。独身者に対する施策については国、県ともにあまり話が出てこない。この人たちを結び付けて子どもを産んでもらいたいと感じている。合計特殊出生率が2.07くらいまでないと、現在の日本の人口を維持できない。なにか独身者を結び付け出生率を上げる方策を講じていただけないか。

市長

 私たちも人口が減っていくことは承知していたけれども、国が発表した2022年の合計特殊出生率が1.26であるという数字には大変衝撃を受けている。新潟市としては、総合計画にあるとおり、若い世代の方から新潟にとどまって暮らしていただくための、魅力あるまちを作っていくとともに、様々な子育て支援で人口減少をやわらげ、適応する社会を作っていきたいと考えている。また、本市は民間に委託し、男女の出会いの場を作る事業を実施している。今後も少子化対策に取り組んでいきたい。

質問7

新幹線の新潟空港延伸について

発言者

 「新潟市総合計画2030」の10の重点戦略に、都市機能の充実と拠点性の向上があるが、新潟駅が完成したら、その先に(新幹線を)新潟空港まで延伸していただけるとありがたい。財源の関係もあるが、そのような計画があれば、わかる範囲でお話しいただきたい。

市長

 上越新幹線の新潟空港乗り入れの構想は以前からあり、要望も受けているところである。これについては、県全体の機運の向上が重要であり、国の支援をいただきながら、JRからも理解を得なければならない。様々な検討を行いながら、新潟市として協力できるところは協力していこうと考えている。

質問8

全国老人クラブの関東甲信越静リーダー研修について

発言者

 6月の20・21日に全国老人クラブの関東甲信越静リーダー研修が市内のホテルで行われる。市長にも招待状をお送りしているが、ぜひとも参加をお願いしたい。

市長

 検討させていただきたい。

質問9

市(区)役所のSNSを利用した情報発信について

発言者

 市役所には専門にSNSを発信している課はあるのか。新潟はいいところがたくさんあるが、その発信が少し足りないと思う。そのため良さが伝わらない。そういった専門職があってもいいかと思うがいかがか。

市長

 市では各部署において情報発信をしている。また区でもインスタグラムなども開設している。ただ市の業務に関することを発信しているため、丁寧な文書になってしまっている。市民、県民のみなさまから関心を持ってもらえるような情報発信や、わかりやすい発信について引き続き検討していきたい。

区長

 発信の仕方が足りないようであれば、東区の魅力をみなさんに知っていただくことが私たちの大事な仕事であるためしっかりやっていきたい。

質問10

コミュニティ協議会を中心とした市政運営について

発言者

 区制になってから各地域のコミュニティ協議会が少しずつ力をつけてきている。それが、駅とか先ほどの図書館とか、そこから離れた形で核になるようなものができると、ばらつきが出てくる。そのため、コミュニティ協議会を主体に物事は発信していくことが大事だと思う。コミュニティ協議会を主眼においた区政とか市政が大切ではないかと思う。

市長

 平成19年に合併して15年が経過したが、新潟市においては自治会、コミュニティ協議会、自治協議会といった住民自治を進める団体や組織があり、皆さまから市政に大変ご協力をいただくとともに、地域の活動の取りまとめや、積極的な参加をいただいており、感謝の念でいっぱいである。今後もコミュニティ協議会を地域のみなさんと新潟市との協働の要としてお互いに協力しあい、取り組みを進めていきたいと考えている。

このページの作成担当

市民生活部 広聴相談課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

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