北区意見交換

最終更新日:2023年7月24日

(1)

「にいがた2km」について

新規ウインドウで開きます。(2)

葛塚まつりについて

(3)

除雪について

(4)

公共施設の利用料金について

新規ウインドウで開きます。(5)

コミュニティ協議会について

(6)

新潟中央環状道路について

(7)

新潟市総合計画について

質問1

「にいがた2km」について

発言者

 「にいがた2km」は新潟駅から信濃川の先までのエリアだが、今後8区へ、「にいがた2km」が進んでいくものと理解させていただいた。中央区の都市部が終われば次の「にいがた2km」に移行できると期待している。
 北区には阿賀野川と日本海、また空の玄関である新潟空港があり、毎年阿賀野川ござれや花火を打ち上げて集客がある。こういった人の集まるところに「にいがた2km」をあてることが出来ないか。

市長

 北区を象徴するござれや花火は、皆様のご協力のもと、素晴らしい花火を上げていただき、ご尽力に敬意を表したい。今年は新潟まつりもやることになり、新型コロナウイルス感染症も5類に移行したので、ぜひ通常の姿でござれや花火を上げていただき、多くの皆さんから見ていただきたいと思っている。
 「にいがた2km」の構想は、約60年ぶりに新潟駅がリニューアルすることにあわせ、新潟駅と万代と古町をつないで活性化していき、市内8区全域に広げていこうと考えている。都市部だけをよくしようと考えているわけではなく、市内全域の均衡ある発展を強く望んでいるが、「にいがた2km」を最初に打ち出したのは、一つ尖ったものを全国から注目していただいたり、この変化で民間の動きも出てくることから、新しい技術であるデジタル企業を誘致して、雇用の場を作りながら活性化していこうと思っている。「にいがた2km」から8区につないで活性化していこうというやり方については、これからまさに具体的なものを作りながら、皆さんと一緒に取り組んで行きたい。当然、ござれや花火との連携ということも、私自身はできると考えている。

質問2

葛塚まつりについて

発言者

 コロナのために3年間中止になっていた葛塚まつりだが、今年度はいろいろな団体が準備を始めている。葛塚まつりや葛塚露店市場は100年を超えるような歴史のある文化である。年をとるとなかなか遠くに行くことが出来ないため、地元にある地域のまつりは大切でぜひ復活させたい。しかし、行政や商工会、実行委員会等が話し合いをしているが、うまく行っていない話を聞く。地域がやりたいことに対して、行政も前向きにやれるよう応援をしてほしい。抑えるほうではなくて、少しでも後押しをしていただけるよう、市長と区長より担当へお話しいただきたい。

市長

 葛塚まつりは歴史も伝統もあり、また、地域の絆とか賑わいとか、地域にとっては楽しい、重要なイベントであると考えている。実行委員会の皆様の開催に向けた取り組みについては、行政としてできる限りの支援はさせていただきたい。ただし露店の運営をどうするかということについて、他区では露店の運営を、神社や地域住民によって行っているという実態があることを考えると、行政としては、コンプライアンス上の問題などを整理させていただきたいと考えている。実行委員会の皆さんと区役所でよく協議をさせていただきながら、うまく運営ができるようにやらせていただきたい。

質問3

除雪について

発言者

 昨年から今年にかけて新潟市も大雪が降ったが、自治会除雪について伺いたい。道幅がある程度大きいところは市が除雪をし、小さいところや私道は自治会・町内会が除雪している。私は自治会長をやっているが、雪が降ると朝早くから、町内除雪はいつやるのかと私の家に電話が来る。従来は自分たちで出来ていたところも、高齢化が進み出来る人がいなくなっている。市の除雪が入るところと比較して、町内除雪は非常に不便であり、差別だと言われることがある。私としては、今はそれがルールであり、隔たりが公平になる様に行政に伝えると話をするのだが、市の税金を同じく払っているのだから公平にやってくれと、納得してもらえない。市が一生懸命やってくれているのはよくわかっているが、何とかならないだろうか。

市長

 高齢化に伴って除雪がままならない地域がたくさん増えてきていることは認識している。ただし、新潟市の除雪の仕方として、経済活動や市民活動をいち早く回復していくために、まずは幹線道路を最優先に除雪し、その後順番にやらせていただくということにならざるを得ないのではないかと思う。同時に除雪をやるということになると、除雪協力業者の人材も機械も必要になってくるため、新潟市の除雪はかきわけ除雪としている。市民の皆様のご協力がなければ、雪が降ったときに生活ができないので、若干の時差はあるかと思うが、ぜひご協力をお願いしたい。

区長

 自治会除雪に係る経費について、ボランティア除雪の奨励金や除雪機械の購入補助など、いろいろな支援制度もあるので、もし必要となれば、担当部署から説明させていただく。今、市長からもお話があったように、市の方で全てというのは難しい状況をご理解いただきたい。

質問4

公共施設の利用料金について

発言者

 公共施設の利用料金について、平成17年に広域合併となり、豊栄体育館をはじめ、ほかの市町村の体育施設料金を統一するということで、激変緩和のため4年間をかけて整合すると聞いていた。
 つい最近、江南区の横越体育館を利用する機会があり、そこと比べたところ、いわゆるステージと観覧席つきのアリーナの規模が豊栄体育館と横越体育館は、ほぼ同じに感じたにもかかわらず、2時間の半面利用であるが、横越は3,000円、豊栄は3,500円であり、500円の違いがあった。8区全部整合すると聞いていたが、この計算式はどういう基準によるものなのかお聞きしたい。

区長

 合併した際に、各市町村さまざまな体育施設があり、同じような規模、同じような設備内容でも地域の人は無料など、料金に差があったため、ある程度グループ分けして、そのグループごとに統一した料金設定にしたと記憶している。2時間で500円の差というのがどこで出てきているのか、施設の詳細について調べないといけないが、おそらく体育館の面積的な差が出るところにちょうどはまっているのか、あるいは設備の差なども加味されているのかと感じたところであるが、詳しいことは担当課に確認して、後ほどご回答させていただきたい。
※回答は次のとおり
 体育館の使用料は、条例により規模、面積、特異性などを基に、同規模単位で10グループに分類し、料金設定されているため使用料に差異が生じている。

一覧
グループ 区分 施設名 料金(円)
A(1) 大体育室・特殊規模(1) 秋葉区総合体育館 4,500
A(2) 大体育室・特殊規模(2) 東総合スポーツセンター 3,900

B

大体育室・中体育室
または大観覧席あり

豊栄総合体育館
鳥屋野総合体育館
市体育館
亀田総合体育館など

3,500
C 大体育室・バリアフリー

横越総合体育館
北地区スポーツセンターなど

3,000
D 大体育室

黒埼地区総合体育館
潟東体育館など

2,000
中略
H 小体育室、旧学校施設 巻体育館など 500
I 旧学校施設 漆山体育館 0

備考:料金は、体育館全面利用で1時間あたりの金額

質問5

コミュニティ協議会について

発言者

 市長はコミュニティ協議会をこれからどうしていこうと考えているのか。「新潟市総合計画2030」にもコミュニティ協議会のことが一言も載っていないので、コミュニティ協議会を最終的にどうしていこうと考えているのかをお聞きしたい。

市長

 発言の主旨は、今後もコミュニティ協議会において、自主的に皆さんが活動していく中で、新潟市が積極的に支援してくれるのかという意味でよろしいか。

発言者

 はい。それと関連し、コミュニティ協議会の資金についての提案をしたい。コミュニティ協議会は現在、運営資金と活動資金の二つに分けていただいているが、活動資金へ、ごみ袋の収益金を回していただけないか。たしか十数年前の話になるが、ごみ袋の収益金は純益で3億数千万円あったと思うのだが、今、新潟市全体のコミュニティ協議会数で割り当てると300万円くらいのお金になると思う。それを各コミュニティ協議会に最初から、活動資金として割り当てていただければ、ずいぶん変わってくるのではないか。

市民生活部長

 新潟市のごみの指定袋は有料制になっており、その歳入のうち、いくらか自治会活動、具体的にいうと自治会の活動補助金に活用させていただいている。当初から、コミュニティ協議会への活動資金に回っていたのかまでは把握していないが、活動に対する助成金があるので、引き続きご利用いただき、ごみの指定袋の歳入については、そもそもごみの処理やそれに関する費用へ充てるというのが一義的にあるので、全体の金額を見ながら対応していくことになる。いずれにしろ、活動助成金という形で使っているということはお伝えしておく。

質問6

新潟中央環状道路について

発言者

 新潟中央環状道路整備促進について市長よりご英断いただきたくお願いにきた。要旨は、阿賀野川に架かる大阿賀橋から下り交差点までの区間4キロメートルの整備ルートの策定と、現状の交通渋滞解消、交通安全対策に早急に着手していただきたい。本件については、3年前の令和2年度の市長とすまいるトークで、市町村合併前の当初に新潟県が決定していた協議会ルートに変更する旨を要望した。その後、長戸呂工区と大瀬柳・長戸工区として認定いただき、毎年、地域住民との説明会などを開催している。
 しかし、現在、提示されている整備ルート案についてはとても納得できるものではない。昨年開催の説明会では、岡方地区としての4キロメートル区間の整備案をお示しさせていただいた。阿賀野川に架かる大阿賀橋の西側の当該道路は、すでにフル規格の都市計画道路として整備が進んでいる。しかし東側、北区浦木交差点から4キロメートルは最終ルートも明確に決まらない状況である。通行車両の増大で朝夕の交通渋滞が常態化し、現在の道路幅と路盤強度は農道仕様であることから、狭く、大型車両による路面の劣化も激しく、いつ交通事故が発生してもおかしくない。つまりこの4キロメートルの区間は現在、道路整備から取り残された状態である。
 当該4キロメートルのルート決定に際して、道路計画を早急に策定していただけるよう要望する。

市長

 どこの区でも、新潟中央環状線の早期整備についてたくさんご要望をいただいている。全体で、約45キロにわたる道路であるが、軟弱地盤とか、建設地の構想などの影響により、当初の計画より遅れていることについてはおわびをさせていただいているが、先般、ようやく国道8号から116号までの9キロが開通し、現在は国道403号から49号の区間を優先的に進めていこうとしている。北区においては、以前からの協議会ルートをぜひ遵守してほしいというご要望をいただいているが、新潟市から3案提案させていただいており、もうしばらく時間をいただき、ご要望いただいた提案も含め、費用対効果といった問題もあるので、検討に必要な材料を整理させていただく。
 ルートをはっきりしてほしいということであるが、ルートそのものがいくつかあり、それを比較するための材料を作るように私から担当に指示させていただく。

質問7

新潟市総合計画について

発言者

 新潟市総合計画を計画する際の総合計画審議会の委員として参加させていただいた。本当に丁寧に細かく、みんなで作り上げた8か年計画だが、知らない人が多すぎると感じており、PRが足りないのではないかと思う。
 いろいろな世代の住民が少しでも新潟市のことに興味を持ってもらえるように、これから斬新なPRを考えてもらえたら、投票率の向上にもなると思う。いろいろな世代が関心を持ってもえるような何かがあるとよい。せっかくいろいろなことが考えられているのに、伝わっていなかったり、知らなかったりして、それが新潟市の評価を下げることにつながるのであれば、とても残念なので、これから先、何かいいPRの仕方がされることを期待している。

市長

 全くおっしゃるとおりで、「新潟市総合計画2030」については、市民の皆様、市議会の皆様、新潟大学の学長を会長とする審議会の皆様からご意見をいただき、一字一句、ニュアンスなどさまざまなご指摘もいただいて、多くのエネルギーを費やしているから完成できたものである。区ビジョンについても同様のプロセスを経ており、積極的に市民の皆様に知っていただくための一つの手法として、今回ご覧いただいたような動画を作成したものである。積極的にPRに努めていきたいと思う。

区長

 総合計画に基づく実施計画を今策定しており、これから地域の皆様にもご披露していく予定となっている。さまざまな事業は基本的に、すべて総合計画に基づいて実施しているので、そのことも説明しながら、皆様に分かりやすい市政運営に取り組んでいきたいと思う。
 斬新なPRについては、区役所の若手職員などにもしっかり投げかけて、ぜひ区民の皆様、市民の皆様に総合計画を知ってもらえるように頑張っていきたい。

このページの作成担当

市民生活部 広聴相談課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

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