2026文化財センター学芸員コラム

最終更新日:2026年4月28日

文化財センターでは埋蔵文化財の発掘調査と調査によって出土した土器や石器などの整理作業、民俗文化財の保管・管理を行っています。
普段目にすることがない業務の状況や収蔵品の話題などを文化財センターの職員が不定期にご紹介します。

合同企画展が始まりました 4月28日更新

令和8年度が始まり、文化財センターでも新しい企画展が4月25日からスタートしました。
今回の企画展は「道正・岡崎遺跡からみた越後・能登・佐渡の交流」というテーマで、第1会場の文化財センターと第2会場の弥生の丘展示館で同時開催しています。
道正遺跡・岡崎遺跡は江南区割野地区(亀田総合体育館よりも少し南)の遺跡です。新潟中央環状線の建設工事に伴い、道正遺跡は令和元年から令和3年まで、岡崎遺跡は令和2年と令和3年に発掘調査を行いました。調査成果のうち、縄文時代については令和6年に、古墳時代については令和7年にそれぞれ企画展を行ってきました。3回目となる今回の企画展では平安時代を取り上げます。
道正遺跡・岡崎遺跡で出土した土器には、佐渡型の甕(かめ)が合計29個体確認されました。また、能登の地名として現在も残る「羽咋(はくい)」という字の書かれた墨書土器が5点出土しています。こうした出土品から佐渡・能登との交流をテーマとして、第1会場の文化財センターでは道正遺跡・岡崎遺跡の主要な出土品に加え、平安時代に煮炊きに使った甕(かめ)・鍋(なべ)・カマドの資料について、市内の的場遺跡・緒立C遺跡・山木戸遺跡などの出土品を展示します。また、佐渡市四日町上遺跡出土の佐渡型甕2点(佐渡博物館蔵)もお借りして展示しています。第2会場では道正遺跡・岡崎遺跡で出土した「羽咋(はくい)」を含む墨書土器のほか、市内の遺跡で出土している墨書土器を複数展示しています。
※岡崎遺跡出土の「羽咋(はくい)」の墨書土器は弥生の丘展示館で、佐渡市四日町上遺跡出土の佐渡型甕は文化財センターでの展示です。
会期は、第1会場、第2会場のいずれも4月25日(土曜)から9月6日(日曜)までです。閉館日や開館時間については各企画展のページをご覧ください。
第1会場:文化財センター企画展1「道正・岡崎遺跡からみた越後・佐渡・能登の交流」
第2会場:弥生の丘展示館企画展1「道正・岡崎遺跡からみた越後・佐渡・能登の交流」

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