にいがた十全なす

最終更新日:2023年8月1日

まんまるおいしい越後の夏の新定番

 6月中旬から9月下旬にかけて曽野木地区で出荷される巾着型のなすです。皮は濃紺で薄く、しまった肉質ながらやわらかく、ほのかな甘さが特徴です。
出荷期間:6月中旬~9月下旬
生産地区:江南区曽野木地区

いがた十全なす

 煮ても炒めても楽しめますが、とりわけ浅漬けにすると、色鮮かにしっとりとやわらかく仕上がります。 爽やかでほんのり甘いおいしさは、新潟の夏の食卓の涼を演出する一品となっています。

作成者:公益財団法人 食の新潟国際賞財団

こぼれ話

 十全なすは、長岡市近郊で栽培が広まった「ナシナス」が、三条市の種苗商により下越地方に「黒十全」として持ち込まれ、その後に新潟市(旧巻町)のある企業が、交配種の「新潟黒十全」として販売したものを指します。現在、下越地方では、「十全」といえばほとんどこの「黒十全」のことを言います。
 なお、「本十全」「白十全」と呼ばれるものは、別の品種であり、昭和初期に新潟県内の篤農家が、京都の種子屋から種を買い付け、自家栽培し、広まったとされており、一般流通は少ないですが、高級料亭などで利用されています。
 いずれにせよ、今日のにいがた十全なすは、更に品種改良を加えた最高品質のものです。濃紺でしまった肉質ながら、やわらかくほのかな甘さが特徴です。歴史に想いをはせながら、「夏の定番」にいがた十全なすの浅漬けなどいかがでしょうか!

にいがた十全なすを使った料理レシピ

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農林水産部 食と花の推進課

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