令和3年度 新規採用職員募集案内
最終更新日:2021年3月22日
求む! 新潟の未来を創るプロフェッショナル 大好きな新潟のライフラインを守るエンジニア
- Topics 明日の新潟を創る
- Crisis Management ライフラインを守る
- Evolution 次世代を見据えた施設更新
- Connecting the Future 水道の未来につなぐ
- Message from Staff 先輩職員メッセージ
- 人材育成
- 福利厚生とワークライフバランス
- Pickup! 子育て支援制度の紹介
令和3年度 新規採用職員募集案内パンフレット(PDF:2,989KB)
必要なのは変革の時代に挑むプロフェッショナルです
新潟市は、80万市民が暮らす本州日本海側唯一の政令指定都市であり、商業、文化、交通などの各種サービス提供主体が集中する高次都市機能と、潟、川、海などの多様な水辺空間に代表される美しい自然環境が調和し、共存する、魅力豊かな街として、着実な発展を遂げています。
新潟市水道局は、新潟市が運営する公営企業の立場で、こうした街の発展に対し、安全で安心な水道水の安定供給を通して、公衆衛生の向上や生活環境の改善を図るなど、市民のライフラインを支える役割を果たしてきました。
そして、現在、更なる発展を生み出すため、平成27年から令和6年までを計画期間とする、新・新潟市水道事業中長期経営計画の下、中心市街地を主とした老朽管更新事業などの主要プロジェクトに注力する一方、アセットマネジメントやダウンサイジングなどの手法を活用して費用の低減化・平準化を図るなど、持続可能な水道システムの構築に積極的に取り組んでいます。
今、水道事業は、大きな変革の荒波の中にあります。
節水器具等の普及が進み、水需要が減少の一途をたどる一方で、老朽施設の更新需要がますます増加する、いわゆる社会インフラの老朽化問題が水道業界でも大きな課題となっています。
新潟市水道局は、市民の暮らしと社会を支え続けるため、職員が有する知識、経験、技術力を結集し、安全で安心な水道水の安定供給という使命を胸に、これからもライフラインを守り続けます。
水道のプロフェッショナルとして技術を磨き、ともに、明日の新潟を支えて行きましょう。
令和3年3月1日
新潟市水道事業管理者 水道局長
佐藤 隆司
項目 | 内容 |
---|---|
創設 |
明治43年10月1日 |
主な事業内容 | 水道業 |
給水人口 | 781,906人 |
給水世帯数 | 342,653世帯 |
給水普及率 | 99.6% |
職員数 | 355人 |
庁舎名称 | 所在地 |
---|---|
本局・中央事業所 | 中央区 関屋下川原町1丁目3番3号 |
北営業所 | 北区 葛塚3198番地2 |
西蒲営業所 | 西蒲区 鷲ノ木1185番地 |
秋葉事業所 | 秋葉区 程島2004番地2 |
浄水場名称 | 所在地 |
---|---|
青山浄水場 | 西区 青山水道1番1号 |
信濃川浄水場 | 江南区 祖父興野160番地1 |
阿賀野川浄水場 | 南区 横越上町1丁目1番1号 |
満願寺浄水場 | 秋葉区 満願寺474番地 |
戸頭浄水場 | 南区 戸頭228番地1 |
巻浄水場 | 西蒲区 鷲ノ木1185番地 |
Topics 明日の新潟を創る
配水場施設整備事業
将来にわたって水道施設の信頼性と安定給水を続けられるよう、老朽化した配水場の土木・機械・電気・監視制御設備のリニューアル工事を進めています。
あわせて、省エネ設備の導入により環境にやさしく、地震等の影響を考慮した災害に強い配水場整備を進めています。
老朽管更新事業
大規模地震が発生した場合でも、水道水をできる限りお客さまに届けるため、老朽水道管を地震に強い耐震管へ入れ替える工事を進めています。
併せて、水道管が破断した場合にも、他の管から供給できるように、綿密な水理計算による管網整備を進めています。
Crisis Management ライフラインを守る
経験をとおして災害対応力をみがく
自然災害に対して、私たち一人ひとりの力は無力かもしれません。
しかし、手と手を取りあい、協力して立ち向かうことが、1日も早い復興への大きな力となることを、私たち職員は、これまでの災害派遣の経験を通じ、実感しています。
新潟市水道局は、平成7年の阪神・淡路大震災をはじめ、平成16年中越地震、平成19年中越沖地震、平成23年東日本大震災、平成28年熊本地震など、これまで各地で発生した地震に対し、応援チームを編成し、被災地に職員を派遣してきました。
これらの経験を踏まえ、水道管の破損事故などの危機事象への迅速な対応を図る観点から、緊急資材センターを水道局敷地内に新設し、必要な資機材の備蓄を行うほか、政令指定都市間のネットワーク網を活用した水道事業体や水道工事事業者との相互協力体制の確立、各種災害対策マニュアルの策定、災害対応訓練の実施、災害派遣者による発表会の開催など、さまざまな災害対策を施し、万全の態勢で事故・災害に備えています。
水道水は、市民生活を営むにおいて最も欠かせないライフラインであり、特に災害時において、その重要性はクローズアップされます。
「お客さまのもとへできる限り早く、多くの水をとどけたい」という熱意と使命感を持って、安定した水道水の供給実現に取り組んでいきます。
Evolution 次世代を見据えた施設更新
災害に強い水道システムを次世代に引き継ぐ
創設から100年を超える伝統を有する新潟水道。
先人達が努力と苦労を重ねてきた結果、今日では、24時間・365日、日々安定した水道水の供給を続けています。
安定した市民生活・企業活動を支えるために、私たちは計画的な施設更新を推進します。
水道は、都市の発展とともに、普及率向上や使用水量増加への対応を繰り返してきました。しかし、現在では、人口の減少や節水型社会への移行により、使用水量の減少が見られており、水道施設の管理・運営の考え方が以前とは異なってきています。
水道局では、今後の水道施設の更新や整備の方向性を示す「羅針盤」として、「新潟市水道施設整備長期構想2020」を令和2年10月に策定しました。
本構想は、近年の使用水量の減少や自然災害の発生状況などを踏まえて、水道施設のダウンサイジングや強靭化などを効率的に進める取り組みを示したものです。ただし、安定給水のためには、さらなる環境の変化にも柔軟に対応していかなければなりません。新たな発想を持って、次世代を見据えた施設更新を考えていくことが重要となります。
水道局では、将来にわたる安定給水の継続、事故・災害に強い水道システムの構築のため、日々、様々な課題に取り組んでいます。今後も、水道水の供給を継続しながら老朽化施設を更新するなど、困難な業務が続いていきますが、そこには、困難だからこその工夫ややりがい、技術者として成長できる場があります。
Connecting the Future 水道を未来につなぐ
採用から育成へ
新潟市では、平成21年度から、市長事務部局での一括採用をやめ、水道職種を設置し、「水道局でキャリアアップを図る」職員の採用活動を行っています。
団塊世代の大量退職時代の到来を見据え、これまで蓄積してきた技術を次世代に確実に継承していく組織体制の構築が必要と考え、平成21年度より、水道の専門職を育成することを目的に、政令指定都市唯一の水道職種(H21当時。現在は横浜市なども実施)による採用を開始しました。
社会インフラの老朽化問題がクローズアップされる中、本市水道事業においても、今後、施設更新が確実に増加していきます。市民生活に大きな影響を与えることなく、着実に施設更新を行うためには、専門性を持った職員の育成が欠かせません。
平成21年度から稼働を開始した水道研修センターを拠点に、研修制度の充実を図りつつ、水道のエキスパートの育成に力を入れていきます。
令和2年度から、感染症対策のためにリモート研修も取り入れています。
Message from Staff 先輩職員メッセージ
新潟市水道局では若い技術者が大活躍しています。私たちと一緒に、新潟の水道を創っていきませんか?
土木 水道にかかわる調査や工事の計画、設計、監督などの業務に従事します
令和元年度採用 府川 日和 技術部 管路課
業務内容
私は主に水道管路情報(マッピングシステム)の管理を担当しています。水道局では、管路情報や工事書類をデータで閲覧できるシステムを構築しており、利用する方がシステムを使いやすいように、システムの機能向上や委託先との調整をしています
仕事のやりがいは?
- 入局して間もない頃、大量の水道管路情報を作成する作業を行いました。業務に慣れておらず不安でしたが、先輩職員の協力もあって達成できたときは、自信ができ、やりがいも感じました。
土木 水道にかかわる調査や工事の計画、設計、監督などの業務に従事します
平成30年度採用 湯田 光世 秋葉事業所 工務課
業務内容
私は、水道管の維持管理・保全を行う部署に所属しています。その中でも主に、水道管の漏水調査や修理対応を担当しており、現場での業務に従事するだけではなく、工事の設計や積算などの事務仕事も行っています。
やりがいを感じた仕事
水道管の漏水事故により、休日や夜間に緊急で業務に従事することがあります。そのような工事が終わると、ライフラインの管理に対して大きな達成感があり、とてもやりがいを感じます。
電気 水道にかかわる電気設備工事の設計、監理、監督、整備、点検などの業務に従事します
平成26年度採用 林 大介 技術部浄水課 巻浄水場
業務内容
浄水施設の維持・管理や、電気設備に関わる工事の設計・監督業務を行っています。浄水場には水質計器や薬品注入設備、ポンプ、受変電設備などさまざまな電気関係設備があります。日々の点検でこれらの異常に一早く気づき、軽微なものであれば自ら修理するオールラウンダーとしても成長することのできる職場です。
やりがいを感じた仕事
浄水場の設備は水作りに欠かせないものばかりです。これらすべての維持・管理は市民のライフラインに直結するため、責任は大きく、専門的な知識も求められますが、常にやりがいのある仕事だと感じます。
機械 水道にかかわる機械設備工事の設計、監理、監督、整備、点検などの業務に従事します
平成27年度採用 藤川 聡司 技術部 浄水課
業務内容
浄水施設などの維持管理計画や運転管理計画、水処理に関する統計・調査を行う部署に勤務しています。
私の主な業務は「各浄水場の情報集計」や「機械設備の維持・運用に係る検討・調査」、「危機事象発生時の対応」等を担当しています。
やりがいを感じた仕事
危機事象に対する検討・調査の業務に従事したことです。様々な情報から検討した結果は、施設の維持・運用に関するマニュアル等に反映されるため、重要性を感じました。
化学 水質検査計画の策定、水質検査、水質管理の調査・研修などに従事します
平成22年度採用 松原 冬彦 技術部 水質管理課
業務内容
水質管理課では、安全でおいしい水をお届けするため、水源からじゃ口まで一貫した水質管理を行っています。
私の日々の業務の中心は水質検査で、専門的な技術や知識を求められます。
また、水源の異常(たとえば異臭など)の原因調査や、お客さまからのお問い合わせ対応もあります。どちらも、水道水を安心して使ってもらうための大切な仕事です。
やりがいを感じた仕事
浄水場の統廃合後の水質を予測する調査で、数十年は使用が見込まれる施設に自分の意見が反映されたことが心に残っています。反省点は多いですが、現場ならではの仕事の醍醐味を味わいました。
先輩職員メッセージのバックナンバー
人材育成
昇任制度
キャリア形成
基本的な業務知識の習得と、幅広い視野を持つことができるよう、採用後10年間で概ね3か所の職場を経験してもらうことで、育成を図ります。
その後は、本人適正、能力、希望等に応じて、専門分野以外での職務経験も含め、3から5年程度の異動サイクルにより、キャリアが形成されます。
福利厚生とワーク・ライフ・バランス
学歴 | 給与 |
---|---|
大学卒業程度 | 194,361円 |
高校卒業程度 | 159,547円 |
初任給には地域手当が含まれています。学歴や職歴等により、一定の基準で加算される場合があります。
項目 | 内容 |
---|---|
勤務時間 | 午前8時30分から午後5時15分(実働7時間45分) |
休日 | 土曜日、日曜日、祝日、年末年始など |
休暇 | 年次有給休暇:年度20日付与(翌年度20日を限度に繰り越し) |
諸手当 | 通勤手当、住居手当、時間外勤務手当など |
昇給・ボーナス | 昇給 原則年1回 |
子育て支援制度の紹介
女性職員への支援に限らず、男性職員も積極的に子育てにかかわり、仕事と生活の両立ができるよう、環境づくりに努めています。
制度名称 | 内容 |
---|---|
育児休業 | 3歳に満たない子を養育する場合に取得できます |
部分休業 | 子が小学校に就学するまでの期間、1日の勤務時間のうち一部(2時間以内)を勤務しないことができます |
育児短時間勤務 | 子が小学校に就学するまでの期間、1週間あたりの勤務時間を週19時間25分、23時間15分などに短縮して勤務できます |
子の看護休暇 | 子が風邪を引いた場合など、看護をする際に取得できます(子が12歳に達する年度の年度末まで) |
この制度は男女ともに取得できます。ほかにも、子育てを支援する様々な制度があります。
平成26年度採用 松井 恵美 技術部 水質管理課
4人の子どもを育てながら勤務しています。職場の理解と協力があり、部分休業や子の看護休暇などの子育て支援制度も充実しているので、子育てしながらの勤務がしやすい環境です。
私は朝30分、退庁前60分の部分休業を2年間申請しました。保育園への送迎や夕食の支度などにあて、仕事と子育ての両立を図っています。
子どもたちから「ママがんばって!」と応援してもらったり、子どもたちの笑顔から元気をもらったりしています。
これからも仕事と子育ての両立に努めていきたいと考えています。
お問い合わせ
水道局 総務課 職員係
電話:025-232-7316(直通)
電子メールアドレス:somu.ws@city.niigata.lg.jp
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページの作成担当
水道局 総務課
〒951-8560 新潟市中央区関屋下川原町1丁目3番地3(水道局本局本庁舎3階)
電話:フリーダイヤル0120-411-002(ご利用できない場合は025-266-9311) FAX:025-233-4503
