ついていますか?住宅用火災警報器!
最終更新日:2022年10月3日
平成23年から全ての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。設置が必要な主な場所は、全ての寝室と2階以上に寝室がある場合は、階段にも必要です。
また、台所には熱感知式の住宅用火災基器の設置を推奨しています。
新潟市で発生した住宅火災の全焼・半焼の割合を見ると、住宅用火災警報器を設置していなかった場合、設置してあった場合に比べ多くなっています。また、設置してあった場合は、ぼや・部分焼の火災が8割以上で損害が少なくなっています。
火災の怖さを考えたことがありますか。火災は全てを奪います。
自分だけは大丈夫と考えることなく、火災から大切な家族を守るために住宅用火災警報器を設置しましょう。
日常に潜む火災の原因
住宅火災の出火原因と負傷者の発生原因で一番多いのは「こんろ」です。
「こんろ」による火災のほとんどは、調理の際に火をつけたままその場を離れてしまうことで発生しています。
コンセントや差し込みプラグといった配線器具は、コンセント内部の接続部が緩み発熱したり、差し込みプラグのトラッキング現象等、普段気付かないところで火災になることがあります。電気火災を防ぐためには、普段から電気製品や電源コード、コンセント、差し込みプラグなどの点検を行うことが大切です。また、日常使用していない器具は差し込みプラグをコンセントから抜いておくよう心がけましょう。
ストーブに可燃物が接触することで多くの火災が発生しています。就寝時、寝返りをうった際に寝具がストーブに触れたり、ストーブで洗濯物の乾燥や調理をする等、暖房以外の目的で使用したことが原因で火災になる場合もあります。ストーブの周りは常に整理整頓し、燃えやすいものを置かないようにしましょう。
「寝たばこ」、「吸いがらの不始末」がほとんどを占めており、吸いがらの捨て方・捨て場所の徹底や喫煙者の防火の意識付けが重要です。
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