石油の里に残る産業遺産

最終更新日:2019年9月13日

石油の里公園に残る産業遺産について

 新津油田の中でも金津地区は、平成8年(1996年)3月まで丸泉石油興産による石油採掘が行われていました。
 旧新津市では、昭和60年代から油井のある一帯を「石油の里公園」として整備していました。そして、稼働終了後は、実際に使われていた石油採掘・精製施設を「石油文化遺産施設」として、そして油井があったことにより、自然のままに保全されてきたみどり豊かな森林を「環境保全林」として、後世の人々に伝えるため整備してきました。
 石油の里公園は、平成30年10月15日に「新津油田金津鉱場跡」として国の史跡に指定され、そこに残る産業遺産も数々の評価を受けています。

どんな産業遺産があるの?

里山ビジターセンター脇に掲示している地図です。

機械掘りC-3号井

機械掘りC-3号井

 中野家によって明治36年(1903年)に掘削された、綱式機械掘りによる3番目の油井です。この他、ロマンの遊歩道沿い(周辺)に23基の油井が残っています。
 ちなみに、C-3号井の「C」はケーブルの頭文字で、綱式機械掘りを意味します。上総掘りの油井には「K」が付いています。

ポンピングパワー

 一つのモーターから生まれた動力を複数の油井に伝えるための施設です。動力はワイヤーと継転機などによってそれぞれの油井に伝えられました。

石油処理施設群

集油タンク

 油井でくみ出された原油から水を分離し、製油所へ出荷するための水切りタンクや加熱炉などがあります。

「近代化産業遺産」認定(経済産業省)

 平成19年(2007年)11月30日、経済産業大臣は石油の里公園に残る施設(産業遺産)を「近代化産業遺産」に認定しました。
 「近代化産業遺産」とは、全国各地に所在する産業遺産(日本の産業の近代化に貢献した建造物や機械など)の優れた価値について認識を深め、普及を図ることが地域活性化にとって有意義であるとの考え方に基づいて、経済産業大臣が認定したものを指します。経済産業省では、平成19年度に産業史や地域史のストーリー(物語)を軸に、相互に関連する複数の遺産により構成される「近代化産業遺産群 33」を、翌20年度には「近代化産業遺産群 続33」を取りまとめ、個々の遺産を認定しました。
 石油の里公園の産業遺産は、同じ新潟県内の尼瀬油田関連遺産(出雲崎町)、秋田県の豊川油田関連遺産(潟上市)、院内油田関連遺産(にかほ市)、静岡県の相良油田関連遺産(牧之原市)とともに、「近代化産業遺産群 33」の中の「新潟など関東甲信越地域で始まった我が国近代石油産業の歩みを物語る近代化産業遺産群」の構成遺産に位置付けられています。

「日本の地質百選」選定

 新津油田は平成19年(2007年)5月10日、「日本の地質百選」(No.34)に選定されました。その範囲は新津丘陵の北部、草水町から金津にいたる延長約7キロメートルの範囲で、煮坪や石油の里公園が含まれています。
 「日本の地質百選」とは、特定非営利活動法人地質情報整備・活用機構(GUPI)と社団法人全国地質調査業協会連合会(全地連)が、平成17年度に日本の地質事象百選のプロジェクトを提案、候補箇所の募集を行い、平成18年度に日本の地質百選選定委員会が選定を行ったものです。
 全国で120か所が選定されており、新潟県内では佐渡金山、糸魚川-静岡構造線(フォッサマグナ)など、全国では石見銀山(島根県)、天橋立(京都府)、知床半島(北海道)などが選定されています。

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