3.旧三越建物の当面の有効利用について

最終更新日:2020年7月8日

受付日:令和2年4月8日 年齢:50歳代

ご意見・ご提案

 新潟三越が市民に惜しまれつつ閉店してしまいました。新潟の中心部にぽっかりと穴があいたような感じです。
 旧大和の跡地にも再開発ビルが完成し、一部営業を開始しましたが、大和が閉店してから、10年を経てのことです。
 新潟三越跡の土地建物は、株式会社廣瀬が購入し、今後の活用はいろいろと検討していると思います。しかし、本格的に完成し運用されるのは、まだまだ先のことではないかと推察します。それまでの間は、株式会社廣瀬の方で、現在の旧三越の建物を仮に活用する構想はあるのでしょうか?
 それが固まっていないのなら、長岡市がかつて行っていたように、行政が加わって活用する方策をぜひとも新潟市に考えてほしいと思います。
 具体的には、市民が文化活動に活用できるフリースペース、中規模な催し物ができるスペース、サークル活動などができるスペース。簡単な運動ができるスペースなども可能ではないかと思います。また、高校生などが勉強できるスペースが相当確保できるように思います。
 もし、株式会社廣瀬に当面の有効利用の予定がないのであれば、新潟市が主体となって先方と相談して、そのように活用する施設とすることはできないでしょうか。
 ご検討を期待します。人が集まってくるような施設として。無料か低価格で使用できるものとして。

回答

 古町の活性化に向けたご意見ありがとうございます。
 三越跡地については、株式会社廣瀬が中心となり、周辺地権者の皆さまと共に、再開発に向けた協議会を設立しています。本市は、再開発による古町再生を支援するため、協議会にオブザーバーとして参加しています。三越跡地を含む周辺地区の再開発を進めるには大和跡地の再開発と同様の期間を要すると思われます。
 本市としても事業着手までの間、旧三越が何らかの形で活用されることは、周辺の賑わい維持の観点から望ましいと考えていますが、現所有者にお聞きしたところ、昭和12年に建築された現建物の改修や設備機器の稼働には、費用面などで大きな課題があるため、建物の内部利用は難しいとのことです。活用の可能性については、いただいたご意見も含め、引き続き所有者とともに検討を進めたいと考えています。
 古町地区においては、これまでの長い歴史のなかで培ってきた、文化や伝統、まちの情緒などがあります。これらをしっかりと活かし、これからも魅力的な街として活性化できると考えています。本市では、4月に古町地区の将来像やその方向性についてイメージパースなどにより示した「古町地区将来ビジョン」を公表し、庁内に古町再生プロジェクトチームを立ち上げ、ビジョンの実現に向けて古町地区に関わるさまざまな皆さまとともに取り組みを進めています。今後とも本市および地元関係者の皆さまによる古町活性化に向けた取り組みにご理解、ご支援くださいますようお願いいたします。
 
回答日:令和2年6月9日

担当課:まちづくり推進課

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