1.新潟市が他の政令市より全ての都市開発が劣っている件

最終更新日:2020年7月6日

受付日:令和2年1月22日 年齢:40歳代

ご意見・ご提案

 「市長への手紙」を何度か利用しています。まず言いたいのが私も含めて、いろんな方が、意見や要望を市長に寄せていますが、いつも回答は市の基本方針を述べるにとどまり、全く意見や要望が取り入れられてないということです。正直、この「市長への手紙」というのは意味がないものに思います。
 それでは私の要望についてですが、まず新潟駅の工事は、時間がかかり過ぎ。北陸3県の駅を見たことありますか?既に新駅が完成しています。それが政令市の新潟駅だけがなぜ未だに、旧国鉄時代の駅舎のままなのですか?なぜ未だに昭和の駅のままなのですか?本当なら平成の間に完成させなければならないのに、これから駅前広場も含めて3、4年もかかるとか。早急に完成させて下さい。
 あと万代のJT跡地が、マンションの計画だそうですが、マンションばかり造っても人は集まらない。東京の渋谷みたいに魅力的な高層の複合ビルとか、新潟の1番の中心部なのだから、そのような建物が政令市には必要です。高層ビルは政令市の象徴でもあります。マンションは要らない。
 また古町ですが、相変わらず人がいない。ローサも古町モールも。三越が撤退するのに大丈夫ですか?他の政令市だと仙台市などの都市開発や街づくりを勉強した方がいいです。新潟市はセンスが無いです。賑わっている場所には何があるのか。なぜ賑わっているのか。万代には無い店や商業施設を誘致するとか、そういうことから考えた方がいいです。
 最後に、県外から新潟市に来た人が駅に降り立った途端、薄暗く人が居ないと話す方が多いです。新潟市は政令市ですが、未だに昭和です。もっと大都市らしくネオンを増やすとか、大型のテレビジョンをマルタケビルのあたりに設置するとか、いくらでも出来そうな事が沢山あります。積極的に市民の意見を取り入れた街づくりをして下さい。基本方針だけを述べた回答はもう結構です。

回答

 はじめに、「市長への手紙」についてのご意見をいただきました。「市長への手紙」は市民の皆さまからのご意見を広くお聴きすることを目的とした制度です。いただいた貴重なご意見は、市政の参考として役立てさせていただいています。
 次に、ご要望としてお寄せいただきました本市の事業について順にお答えします。
 本市では、新潟駅周辺地区から万代、古町地区までの都心における将来のまちづくりの方向性を示した「新潟都心の都市デザイン」を新潟県と策定し、市民の皆さまをはじめ、広く関係者とビジョンを共有しながら、拠点性強化に向けた取り組みを進めています。
新潟駅周辺整備事業については、今ある施設を使いながら工事を進めることから、多くの線路および通路の切り替えや施設の仮設移転が必要となり、工事に時間を要しています。令和3年度以降の高架駅全線切り替え、高架下交通広場の共用に向け、引き続き事業に取り組んでいきます。
 また、新潟駅周辺地区や古町地区の中心市街地は、古い耐震基準で建てられ、築50年以上経過した老朽化ビルが多く、地価の低迷による不動産取引の鈍さや建設費の高騰等の要因により民間の開発が進みづらい状況にあり、建物の更新が停滞しています。行政による都市基盤の整備が着々と進められるなか、民間開発についてもこれまで以上に促進していく必要があると考えています。
 このため、本市では、都市開発事業等の円滑かつ迅速な施行を通じて、緊急かつ重点的に市街地の整備を推進すべき地域として国によって定められる都市再生緊急整備地域の指定を目指しており、これにより、容積率の緩和等さまざまな特例を民間投資へのインセンティブとして活用し、質の高い民間投資をより一層誘導することで、市街地再開発の促進につなげていきます。
 ご意見にありますように、市政運営にあたっては世代や立場の異なる市民の皆さまのさまざまな声に耳を傾けながら共に築き上げるものと認識しております。また、平行してその時々の社会経済情勢の変化や多様化する市政課題に迅速かつ的確に対応するため、有識者や関係団体などから多角的な視点や考えも取り入れ、議論を重ねながら、不断の見直しを行いつつ進める必要があると考えます。このたびのご意見を激励と捉え、活気あふれる新潟市を市民の皆さまと共につくっていきたいと考えます。

回答日:令和2年4月20日

担当課:広聴相談課 都市計画課 新潟駅周辺整備事務所 まちづくり推進課

このページの作成担当

市民生活部 広聴相談課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館1階)
電話:025-226-2094 FAX:025-223-8775

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