希望あふれる一年に

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
うっすらと雪化粧した角田山。寒風をものともせず凛とした姿に触れ、勇気と希望を心に抱き新年を迎えました。
これまでの約2年間、区民の皆さまのご協力をいただきながら、新型コロナウイルス感染防止と社会経済活動の再興に忍耐強く取り組んでこれたことに感謝申し上げますとともに、今年こそは収束に向けて明るい光が見えてくるものと信じています。
昨年を振り返りますと、一年遅れで開催された、東京オリンピック・パラリンピック大会が一番印象に残っています。各種競技で活躍するアスリートの姿からたくさんの元気をもらいながら、多様性の大切さを学ぶ機会ともなり、新しい時代の幕明けを強く感じました。次代を担う子どもたちの心にも夢と希望が大きく膨らんだのではないでしょうか。
こうした中、小・中学校のキャリア教育授業で区役所の仕事や区の魅力、仕事のやりがいなどのお話しをする機会をいただくようになりました。真剣に、そして、きらきらした瞳で話を聞く様子や積極的に手を挙げて質問をする姿勢に触れ、子どもたちが希望を持って未来を歩き続けられるよう、これからのまちづくりの土台を築いていきたいと心を新たにしています。
また、新潟市の次期総合計画の策定にあたっては、区自治協議会の皆さまから区ビジョン策定に向けご尽力をいただいています。12月23日に開催されたワークショップでは、活発な意見が交わされ、委員の皆さまお一人お一人のまちづくりにかける熱い思いをひしひしと肌で感じました。
これからも、引き続き未来に向けたまちづくりに取り組み、選ばれる西蒲区を目指し、区民の皆さまとともに力を合わせ、希望あふれるまちづくりを進めていきます。
新型コロナウイルス感染症の一日も早い収束を願いながら、今年一年が区民の皆さまにとって希望があふれる年になりますようお祈り申しあげます。
西蒲区長　鈴木　浩行