日本遺産関連展示コーナー

最終更新日:2021年4月10日

日本遺産「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化

平成28年4月に火焔型土器と今に続く雪国文化が文化庁から日本遺産に認定されました。
文化財センターでも展示室において新潟市内の日本遺産を構成する60の要素のうち、新潟市内の秋葉遺跡と大沢谷内遺跡の展示を行っています。

日本遺産展示コーナー

秋葉遺跡

秋葉遺跡は、新津丘陵北端の突き出した台地上に立地する縄文時代中期から後期の集落遺跡です。
土器は火焔型土器が盛んになる縄文時代中期中ごろのものが多く、王冠型土器のほか火焔型土器も数点見つかっています。
展示の王冠型土器は、胴部が火炎土器様式の特徴である隆線文ではなく縄文が施されているのが特徴です。

大沢谷内遺跡

大沢谷内遺跡は、新津丘陵西側の沖積地に位置する集落遺跡です。遺跡は大きく2層に分かれ飛鳥時代から鎌倉・室町時代にかけての上層と縄文時代晩期の下層からなります。
下層から出土した遺物の中には、アスファルトを溶融するのに使ったと考えられる土器や石器が見つかり、産油地に近い大沢谷内遺跡がアスファルトの精製や加工を行っていた集落であることがわかっています。

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この展示に関する問い合わせ

新潟市文化財センター(まいぶんポート)
新潟市西区木場2748-1
TEL:025-378-0480 FAX:025-378-0484
E-mail:bunkazai@city.niigata.lg.jp

このページの作成担当

文化財センター(まいぶんポート)

〒950-1122 新潟市西区木場2748番地1
電話:025-378-0480 FAX:025-378-0484

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