自殺につながるサインや状況とその対応
最終更新日:2026年2月10日
自殺につながるサインや状況
自殺につながるサインや状況として、次のようなことがあげられます。
(参考:厚生労働省「誰でもゲートキーパー手帳」)
- 過去の自殺企図・自傷歴
- 喪失体験:身近な人との死別体験など
- 苦痛な体験:いじめ、家庭問題など
- 職業問題・経済問題・生活問題:失業、リストラ、多重債務、生活苦、不安定な日常生活など
- 精神疾患・身体疾患の罹患およびそれらに対する悩み:うつ病などの精神疾患や、身体疾患での病苦など
- ソーシャルサポートの欠如:支援者がいない、社会制度が活用できないなど
- 自殺企図手段への安易なアクセス:危険な行動に及びやすい環境があるなど
- 自殺につながりやすい心理状態:自殺念慮、絶望感、孤立感、悲嘆など
- 望ましくない対処行動:飲酒で紛らわす、薬物を乱用するなど
- 危険行動:飛び降りようとする、自暴自棄な行動をとるなど
- その他:自殺の家族歴など
~周囲の人が気付きやすい変化~ いつもと違うサインに気付いたら、ためらわず声をかけよう
自殺は、様々な悩みを一人で抱え込み解決の糸口が見えず、精神的に追い込まれた末に起きています。
そして、自殺に至る前に何らかのサインを表していることも多いと言われています。
あなたの家族、友人、同僚などいつもと違う様子やサインはありませんか?
~自殺のサイン~自殺予防の10カ条から
1.うつ病の症状(気分が沈む、自分を責める、仕事の能率が落ちる、決断できない、不眠が続く)
2.原因不明の身体の不調が長引く
3.酒量が増す
4.安全や健康が保てない
5.仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う
6.職場や家庭でサポートが得られない
7.本人にとって価値あるもの(職、地位、家族、財産)を失う
8.重症の身体の病気にかかる
9.自殺を口にする
10.自殺未遂におよぶ
自殺のサインに気付いたときの対応
1.日常のことなどをきっかけに、声をかけてみましょう
大切な人が悩んでいることに気づいたら、声をかけてみましょう。
- 温かみのある対応で、声をかけましょう。
- 心配していることを伝えてみましょう。
- 悩んでいる人のこころに寄り添って声をかけましょう。
声がけの仕方に悩んだら
- 眠れていますか?(2週間以上続く不眠はうつのサイン)
- どうしたの?なんだか辛そうだけど。
- 何か悩んでいる?よかったら、話して。
- 何か元気がないけど、大丈夫?
- 何か力になれることはない?
(参考:厚生労働省「誰でもゲートキーパー手帳」)
2.まずは相手の話をじっくり聴きましょう
相手の気持ちを尊重して耳を傾けることが大切です。
本人を責めたり、安易に励ましたり、相手の考えを否定することは避けましょう。
話を聴いたら、「話してくれてありがとうございます」「大変でしたね」「よくやってきましたね」というように、ねぎらいの気持ちを言葉にして伝えましょう。
声をかけて、ゆっくり話を聴いてあげることだけでも相手の心が軽くなることがあります。
3.早めに専門の相談機関に相談するよう促してみましょう。
相談や受診することは決して恥ずかしいことではないと伝えましょう。
紹介にあたっては、相談者に丁寧に情報提供をしましょう。

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