新潟市ピロリ菌検査について

最終更新日:2024年4月1日

ピロリ菌検査で胃の病気にかかるリスクを知ろう!

ピロリ菌は、胃がんや胃炎、胃・十二指腸潰瘍などの病気の原因の1つであることが分かっています。ピロリ菌検査を受け、体の中からキレイにし、胃にやさしい生活を目指しましょう。

どうしてピロリ菌に感染するの?

乳幼児期に口から感染すると考えられています。上下水道が普及していなかった世代の感染率が高く、若い世代では感染率が低くなります。近年の感染は主に親からの食べ物の口移し等が原因です。

ピロリ菌に感染するとどうなるの?

ピロリ菌は胃に取りつき、炎症を起こす細菌です。胃がんや胃炎、胃・十二指腸潰瘍などの病気の原因となることが分かっており、ピロリ菌に感染している人のうち、胃がんになるのは1~2%と言われています。

どうやって検査・除菌するの? 効果は?

血液検査で判定し、陽性の方で除菌を希望する場合は、胃の薬と抗生剤を1週間服用します。胃がんの発生抑制効果のほか、胃・十二指腸潰瘍、胃炎などの治療や改善が期待できます。

検査後も定期的な胃がん検診が必要です

検査結果が陰性でも、陽性でピロリ菌の除菌が成功しても、胃がんを発症するリスクはゼロにはなりません。定期的に胃がん検診を受けましょう。

新潟市のピロリ菌検査を受診するには

対象者

40歳(年度末に達する年齢)

受診方法

血液検査(新潟市特定健康診査または胃がん内視鏡検査と同時に受診)

料金

1,000円(ピロリ菌検査のみ。特定健康診査または胃がん内視鏡検査の検診料が別途かかります。)
40歳の方は胃がん内視鏡検査を無料で受診できるので大変お得です。

注意事項

以下の方はピロリ菌検査を受けることができません。

  • 胃の手術を受けた方(胃がんで内視鏡にて切除した人も含む)
  • 過去にピロリ菌の除菌をしている方
  • 新潟市国民健康保険加入者以外で、職場で胃がん検診を受ける機会のある方

受診方法

受診を希望される場合は、リンク先ページ中段の委託医療機関名簿をご覧いただき、直接医療機関にご予約ください。受診の際には、新潟市が発行する受診券・健康保険証・自己負担金が必要です。

ピロリ菌検査の対象年齢が変更になりました

 ピロリ菌検査の対象年齢が、令和4年度から40歳のみに変更になりました。今年度対象年齢の方は、受診忘れにご注意ください。
 ピロリ菌検査は、胃がんの発症リスクを知る上で、一定の効果が期待できるものの、今後の陽性率は徐々に低下が見込まれることから、令和4年度から、各種検診のスタート年齢である40歳のみを対象とするものです。
 ピロリ菌は乳幼児期に口から感染し、大人になると感染しなくなると考えられています。ピロリ菌検査の結果が陰性であれば、その後にピロリ菌検査を受ける必要はありません。
 ピロリ菌検査の結果が陰性でも、また陽性でピロリ菌の除菌に成功しても、胃がんにならないわけではありません。がんの早期発見に最も重要なことは、定期的に胃がん検診を受診することです。忘れずに検診を受診しましょう。

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このページの作成担当

保健衛生部 保健所健康増進課

〒950-0914 新潟市中央区紫竹山3丁目3番11号(新潟市総合保健医療センター2階)
がん検診に関すること 電話:025-212-8162
健康づくりに関すること 電話:025-212-8166
歯科保健に関すること 電話:025-212-8157  FAX:025-246-5671

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