新バスシステム見直し方針の転換について(2020年10月1日)

最終更新日:2020年10月1日

 私は市長就任以降、利用者によるアンケートの実施や、それに基づく開業4年間の総括を取りまとめ、議会説明会を開催しながら、新潟交通との協定の更新協議を進めるなど、多くの皆さまにご協力いただきながら、選挙時の公約の基本政策に則り、これまで新バスシステム・BRTの大幅見直し、再検討に着実に取り組んできたと思っています。
 しかしながら、新潟交通では、これまでの運転士不足などの課題に加え、新型コロナウイルスの影響により、バス利用が大きく減少し、深刻な経営悪化という新たな課題が突き付けられました。公共交通を担っている新潟交通に、この厳しい状況を乗り越えていただくことを最優先とすることが、将来にわたり、市民や来訪者の移動手段の確保に繋がると考え、運行事業協定を再度延長し、その上で確認書を9月8日(火曜)に締結したところです。
 こうした厳しい状況を踏まえますと、新バスシステム・BRTの大幅見直し、再検討という考え方は、大きく転換せざるを得ない状況に至ったと捉えています。
 今後は、新潟交通と適切な役割分担のもと、新バスシステムを継続しながら、バス待ち環境などバス交通の改善を着実に積み重ねてまいります。
 また、2022年度には、新潟駅のリニューアルとあわせ、駅直下にバスターミナルが完成する予定です。新しい駅では、エキナカの商業施設の充実により魅力を増すことで、日常生活だけでなく、観光面でも人の動きが大きく変わる好機が生まれます。
 また、駅南北を結ぶバス路線の運行が可能となり、回遊性が向上します。
 さらに、将来、バスタ構想の完成によって高速バスが集約され、広域的な交通結節点が一層充実いたします。
 こうした新潟駅を中心とした本市のまちづくりの観点を合わせながら、公共交通の充実と拠点性の向上を実現してまいりたいと考えています。

新潟市長 中原 八一

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