わらアートまつり

令和5年度「わらアートまつり」は10月31日(火曜)で終了しました!

わらアートまつり2023作品紹介

作品名「トキ」

学生が描いたトキのデザイン画

【作品の説明】
こんにちは!トキチームです!
今回は越後の海というテーマから自然と共生している生物や空を飛び海の上を羽ばたける鳥という視点など、様々なアイディアから広げていきました。
また地元の方々と協力して作り上げるものだからこそ、新潟の人により愛してもらえるような作品にしたいと考え、新潟県の県鳥であり昔から親しまれている朱鷺を作りました。
遠くから見る全体の迫力と近くで見るわらの質感を生かした翼や顔の作りこみなど、ぜひいろいろな距離、角度から眺めてみてください。

【学生からのコメント】
一緒にわらアートを制作してくださった皆様本当にありがとうございました。皆様のおかげで完成させることができました。
制作では、場所によって非常にわらを付けづらい箇所もあり、とても大変でした。しかし、みんなと協力して意見を出し合い、一つの作品を作り上げられたということはとても良い経験になりました。
私たちがこだわったところは足の表現です。翼と足の皮膚の違いを出すためにわらではなく、ロープを使ってざらざらした質感になるよう工夫しました。いろんなところに注目して楽しんでもらえたら嬉しいです!

【制作メンバー】
西谷二葉 青田大和 保住陽奈

作品名「タコ」

学生が描いたタコのデザイン画

【作品の説明】
こんにちは、タコチームです!
私達は越後の海をテーマに美しさや強さを持つ海の生き物、たこを制作しました。
タコの形の美しさや捕食する際の迫力を出すことにこだわり、事前のデザイン時から現地で実際に見ての変更まで試行錯誤を繰り返して今の形が出来上がっています。タコらしい躍動感のある動きを目指し、足の向きや形、一本一本の動きを調節しながら制作しました。
ぜひ見に来られた皆様にも愛着をもって触れて、入って、捕まって、たこの力強さを感じ取っていただけたら嬉しいです。

【学生からのコメント】
タコの制作では複雑な形も多く、形の流れや藁の付け方、吸盤の作り方など私達の力だけではできないことがたくさんありました。総勢20人以上の方に一緒に考え、やり直し、良い作品になるようお手伝いいただきました。
新潟の地で新潟の方と共にお話し、一つの作品を作れたことをとても嬉しく思っています。
皆さま本当にありがとうございました。

【制作メンバー】
井土雅音 佐藤千穂 コウ シュユェ 梅田歩実

作品名「イルカ」

学生が描いたイルカのデザイン画

【作品の説明】
こんにちは、イルカチームです!
私たちは今年のテーマである「越後の海」からマリンピア日本海さんでも有名なカマイルカの群れを制作しました。
骨組みの竹の割り方から藁の縛り付け方といったひとつひとつの工程が初めての作業だったのでとても新鮮でした。模型制作からイルカらしい身体の曲がり方や飛び方など全員でこだわりながら制作しています。特にイルカの身体のツヤっとした美しい曲線を乾燥した藁で表現するのが難しかったのですが、ウチヤマ看板さんに何度も教えていただきながらシルバー・サポーターの方々と少しずつまとめていきました。角田山を背景に豊かな自然の中を泳ぐイルカたちの姿をぜひ色々な角度から楽しんで見てください!

【学生からのコメント】
私たちは普段、大学で油絵やインテリア、空間デザインを学んでいます。分野の異なる学生が新潟で地元の方々と一つの作品を制作するという貴重な経験は随所から学び得ることがたくさんあり毎日とても楽しかったです。
角田山を背景に悠々と泳ぐイルカたちの姿をぜひご覧ください!
そして、暑い中骨組み制作やご指導してくださったウチヤマ看板さん、一緒に制作してくださったシルバー・サポーター・新潟市役所の方々、本当にありがとうございました。私たちにとって忘れられない夏になりました。

【制作メンバー】
林美帆 大西美来 リュウ シキ

わらアートまつりとは

 わらアートまつりは「稲わら」を活用した様々なアート作品を制作・展示し、新潟市西蒲区の魅力を市内外へPRし、交流人口の拡大と区民の一体感の醸成を図るイベントです。
今年のテーマは「越後の海」。「トキ」「タコ」「イルカ」の三体のわらアート作品を展示しています。
 今年も東京の武蔵野美術大学の学生が来県し、10日間滞在して、酷暑の中、一生懸命にアート作品を制作しました。躍動感あふれるわらアート作品をお楽しみください。
 わらアート作品で使用される稲わらは、合併旧五町村(巻町、西川町、岩室村、潟東村、中之口村)の各地の小学校(岩室小学校、巻北小学校、越前小学校、松野尾小学校、鎧郷小学校、潟東小学校、中之口東小学校)から集めました。昨年、小学生が育てた西蒲区産の稲わらが、東京の武蔵野美術大学の学生の手により、どんなアートに変身しているか、ぜひお楽しみに!

制作から完成までの様子を学生が編集したムービーです!

過去に制作・展示したわらアート作品を見ることができます。

会場周辺は混雑するため、にしかん観光周遊ぐる~んバスをぜひご利用ください。
上堰潟公園バス停下車後徒歩1分!(10月29日までの土曜、日曜、祝日のみ運行)

わらアート作品展示会場:上堰潟公園(うわせきがたこうえん)(新潟市西蒲区松野尾1番地)外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。⇒(GoogleMapを開く)(外部サイト)

上堰潟は、角田山から流れてくる水を用いて、昔は農業用のかんがい用水源として、また、降雨時の調整池として利用されていました。治水対策と自然保護を目的に1998年度に公園として整備されました。芝生の多目的広場や、一周2キロメートルの遊歩道、遊具などを設けた広大な公園として、ウォーキングやお子様の遊び場として人気です。春は桜と菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスなど四季折々楽しめる公園です。
第一駐車場:112台 第二駐車場:100台
上堰潟公園のお問合せは 西蒲区建設課 電話:0256-72-8507

わらアートまつりの歴史

 旧岩室村と交流のあった武蔵野美術大学(東京都)に、稲わらを活用した催しが出来ないかと相談し、稲わらを用いてアート作品を作ったのがきっかけです。
 平成18年に同大学と岩室温泉観光協会が協働で毎年1作品を西蒲区の岩室地区に展示しました。
 平成20年度より新潟市主催の「わらアートまつり」として開催し、西蒲区内の巻、岩室、西川、潟東、中之口の5箇所に作品を展示しました。
 平成21年度から上堰潟公園に作品を集め、地域の特産品販売やアトラクションなどを披露するイベントとして現在に至り、多くの関係者の努力と創意工夫で発展してきました。

わらアート作品の紹介

 過去に制作された作品の制作過程や、作品の画像を見る事ができます。

関連リンク


わらアートまつりの裏話や過去作品、まつりの舞台となる西蒲区の観光情報などがご覧いただけます。

武蔵野美術大学が運営するフェイスブックのページにリンクします。

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