サイチョプレス 令和6年3月3日 vol.80

最終更新日:2024年3月3日

そのごみ、野生動物を呼び寄せているかも

近年、野生動物が住宅や道路など私たちのすぐそばに現れることが多くなっています。その理由として、山に食べ物が少ないことなどがあり、最近ではごみを目当てに住宅街に現れる野生動物が多くなってきています。適切に処理しているように見えるごみが、思わぬところで野生動物の餌になってしまうことがあります。

具体例

公園などで食べ残しをゴミ箱に捨てたものが餌となるケース

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弁当の食べ残しなどの食品を公園のごみ箱に捨てると、野生動物はおいしい餌が簡単に食べられる場所だと思い、何度も訪れるようになります。

田畑に置いた農作物が餌となるケース

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野菜の調理くずや収穫しきれない農作物を畑にそのまま捨てると、味を覚えた野生動物は畑に侵入して農作物を食べるようになります。

家庭ごみが餌となるケース

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生ごみの入ったごみ袋を家の外に置いたり、ごみ集積場の蓋が簡単に開くようになっていると、野生動物が民家周辺をうろつき、農作物だけでなく人身被害も引き起こしてしまうことになります。

イノシシ クマ ハクビシン タヌキ

人間と野生動物には、お互いの安全安心な暮らしのために適切な距離が必要です。
適切に処理しないことで、野生動物との距離を不用意に近づけてしまったり、壊してしまうことがあります。

注意するポイント

  1. 生ごみはごみ集積場に決められた時間内に出す。
  2. ごみ集積場はできるかぎり野生動物が壊せない・侵入できない構造で作り、壊れたら早めに修理する。
  3. 公園などでは不用意に食品を捨てない。
  4. 農作物で余ったものは人に配る、コンポストなどで堆肥化する、作る量を調節するなどして、畑にそのまま捨てない。
  5. 刈り払っていない草やぶや耕作放棄地などをできる範囲内で地域清掃活動などで除草する。

詳細は市ホームページに掲載しています

問い合わせ 環境政策課 電話:025-226-1359

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