最終更新日:2020年2月26日
※月曜休館(祝日の場合は開館、翌日休館。11月5日は開館)
ポスター
北欧の陶芸家リサ・ラーソン(1931- )が作るコケティッシュな動物や素朴で温かみのある表情豊かな作品は、本国スウェーデンのみならず日本をはじめとする世界各国で人気を博しています。
リサ・ラーソンは、陶磁器メーカー、グスタフスベリ社での26年間の在籍中に約320種もの作品を制作し、同国を代表する人気作家となりました。その後、活躍の幅を海外にも広げ、80歳を過ぎた今もなお創作を続けています。
本展では、2016年にスウェーデンのロェースカ美術工芸博物館で開催された個展をもとに初期から近年までの代表作約130点をテーマ別に展示し、さらに作家本人が所蔵するユニークピースや、夫で画家のグンナル・ラーソンの絵画作品等も加えた全約190点でその制作活動の全貌を紹介します。
展覧会チラシ(A3サイズ二つ折り、中見開き4ページで配布)
会期 | 平成30年9月1日(土曜)から11月11日(日曜) |
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休館日 | 月曜(祝日の場合は開館、翌日休館。ただし11月5日は開館) |
開館時間 | 午前10時から午後5時(観覧券販売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 当日券 一般1,000円 大学・高校生700円 中学生以下無料 |
前売券 | 前売券 一般800円(一般のみ) |
主催 | リサ・ラーソン展新潟展実行委員会、新潟市新津美術館、新潟日報社、UX新潟テレビ21 |
後援 | スウェーデン大使館、 |
特別協力 | ロェースカ美術工芸博物館 |
協賛 | フィンエアー、フィンエアーカーゴ、カーテン専門館デコワールド、万代シテイビルボードプレイス |
企画 | アートインプレッション、松屋 |
企画協力 | トンカチ |
協力 | ISANA |
あいてマンデ~! | 月曜でも開館します。今回は11月5日(月曜)です。 |
こどもタイム | 会場に音楽が流れます。親子で会話を楽しみながらご鑑賞ください。 |
託児サービス(無料) | 専門スタッフがお子様をお預かりします。 |
本展は、第一部「回顧展パート」と第二部「コンテンポラリーパート」で構成されております。パートごとにその魅力をご紹介します。
回顧展パートは、2016年にスウェーデンのロェースカ美術工芸博物館で開催された回顧展「リサ・ラーソンの作陶60年」
をもとに構成されています。作品を年代順に展示するのではなく、「鳥」や「イヌ」、「姉妹」や「男と女」といった
テーマごとに分類することで、リサの関心や作陶の特徴をみることができます。《ネコのミア(大きな動物園シリーズ)》
や「ABC少女シリーズ」など、リサを代表する作品も勢ぞろいです。
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リサ・ラーソン (c)Lisa Larson/Alvaro Campo
1:《ネコのミア(大きな動物園シリーズ)》1990年(オリジナルは1966年)
2:《水玉スパニエル(ケンネルシリーズ)》1972~83年
3:《シャルロッタ、ベアータ、アマーリア、エンマ(ABC少女シリーズ)》1958~73年
コンテンポラリーパートは、リサ本人が所蔵するユニークピースを中心に展示します。展示構成は、息子の
マティアス・ラーソンが担当しました。ユニークピースは量産を目的とせず制作された世界で一点の作品のことです。
日本ではネコやはりねずみのキャラクターで広く知られるリサですが、86歳となった現在もなお芸術家、陶芸家として
精力的に作品制作に取り組んでいます。ユーモラスな造形や人間の繊細な感情の動きを感じさせる作品群に、
新たなリサの魅力をみることができます。併せて、画家である夫のグンナル・ラーソンの作品もご覧いただきます。
リサは、グンナルが自身の制作に大きな影響を与えていると繰り返し語っています。
また、本展では長女ヨハンナ・ラーソンのニットによる作品も展示します。互いに尊敬し合い高め合う芸術一家の魅力をご紹介いたします。
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(c)Lisa Larson/Alvaro Campo
4:リサ・ラーソン 《フェミニズム》2006年
5:リサ・ラーソン 《カップの中の男》1979年
6:グンナル・ラーソン 《ブルーの中で》2015年
展示室の最後には、写真撮影可能コーナーをご用意しています。地元の家具工房ISANAさんの
家具を使用した食器類の展示や、リサ・ラーソンの長女ヨハンナ・ラーソンによるニット作品など
SNS映え間違い無しの撮影ポイントが盛りだくさんです。アトリウムでは、人気キャラクターのパネルと一緒に
記念撮影ができます。(三脚、自撮り棒、フラッシュは禁止)
以下のリンクより、皆さまのインスタグラムの投稿を閲覧できます。#リサラーソン展(外部サイト)、
#新津美術館(外部サイト)
陶器「マイ」 (c)LISA LARSON (c)Tonkachi
限定陶器やお菓子、雑貨やバッグ、現品限りのヴィンテージ商品など幅広いアイテムが揃います。
商品に関しては、以下のリンクからもご覧いただけます。リサ・ラーソン展公式サイト(外部サイト)
※商品の仕様や価格が変更となる場合があります。
※商品は数に限りがございます。予めご了承ください。
日時 平成30年9月17日(月曜・祝日)、10月6日(土曜) 各日午後2時から(30分程度)
会場 新潟市新津美術館 企画展示室内
申込み不要、参加無料(ただし展覧会の当日観覧券が必要)。
時間 午後1時30分から3時
会場 新潟市新津美術館 市民ギャラリーもしくはレクチャールーム
申込み不要、聴講無料。
・平成30年10月21日(日曜) 「京都を彩った日本画家たち」
横山秀樹(新潟市新津美術館 館長)
・平成30年11月4日(日曜) 「工芸にみる動物のかたち」
奥村真名美(新潟市新津美術館 学芸員)
リサ・ラーソンを代表する猫のキャラクター、マイキーのポップアップカードを作成できる特設コーナーを館内に設置。
色鉛筆や消しゴムハンコを使って飾り付けたカードは来館記念にお持ち帰りいただけます。