南区生活交通改善プラン

人口減少、少子・超高齢化が急速に進む中、マイカー普及に伴うバスの利用者離れなどから路線バスの廃止や減便が繰り返され、これまで南区の公共交通の利便性は徐々に低下してきました。超高齢社会の到来、車を運転しない高齢者の急増を目前に、日常生活における移動手段の確保が急務であることから、区内生活公共交通を効率性も考慮しながら区の地勢的な特性に沿ったものに再構築するため、誰もが移動しやすい持続可能な公共交通の実現に向けた「南区生活交通改善プラン」を平成27年に策定しました。今回、5年間の計画期間の終了に伴い、5年間の取組や現状の課題を再検証し、令和2年度から令和4年度までの3年間のプランとして改定しました。

※新型コロナウイルスの影響により公共交通を取り巻く環境が、前期計画策定時と比べてが大きく変化しており、上位計画である「にいがた都市交通戦略プラン」の後期計画策定が大きく遅れています。
　全区の生活交通改善プランの後期計画を上位計画に則した効果的な実施計画とする必要があることから前期計画の計画期間を令和5年3月末まで延長し、後期計画の策定を令和5年度中に行います。
　本件は令和4年度第1回南区地域公共交通検討会議にて委員より承認をいただいております。