最終更新日:2020年9月14日
元禄7年(1694)に開設された「三・九の市」は、320年の歴史を持ち、3と9のつく日には、新鮮な野菜や鮮魚、衣類、苗、金物など約40軒の露店が並び、多くの買い物客でにぎわいます。売り手とのやり取りが楽しめ、今も人情あふれる商いが行われています。
江戸時代、農村部に開設した市を中心とする商工業集落は在郷町と呼ばれていました。酒屋もそうした在郷町の一つです。今も2と7のつく日に亀鶴橋近くで開かれる酒屋市は、江戸中期に始まりましたが、いったん中絶し、明治年間に再興しました。
江戸末期、酒屋の船着場が会津領のいわば外港となったことから、会津・津川方面との阿賀野川舟運が盛んになりました。材木の一大集散地となり、「材市」(小出市兵衛)のような材木商が生まれました。酒屋木羽が有名となり、大工や木挽職人の多い町となりました。
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新潟市内の8つの区ごとで生産・漁獲されている農産物・水産物・畜産物の情報と、その直売所などの情報のほか、地産地消に積極的に取り組んでいる小売店、飲食店などを「新潟市地産地消推進の店」として紹介しています。
月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時30分
(祝・休日、12月29日から1月3日を除く)
※部署、施設によっては、開庁・開館の日・時間が異なるところがあります。