新潟市営住宅長寿命化計画(改定版)

新潟市営住宅長寿命化計画(改定版)

建築部　住環境政策課

令和2年度から令和11年度の10年間

平成22年3月　策定
平成27年3月　改定
令和2年3月　改定

　新潟市営住宅長寿命化計画(改定版)は、市営住宅の中長期的な長寿命化計画の考え方を示し、長寿命化を具体的に取組むための個別計画として策定したものです。市営住宅の建物を80年(※鉄筋コンクリート造の場合)使用することを目指し、厳しい財政状況においても計画的な修繕を実施し、予防保全への転換、ライフサイクルコストの削減、財政負担の削減と平準化を目的としています。

　本市では、令和2年3月末時点において、団地数63団地、棟数350棟、管理戸数6,210戸の市営住宅を管理しています。昭和50年代に建設されたものが多く、令和元年度の時点で7割超の住棟が築後30年以上経過しています。
　老朽化した住宅の維持修繕・更新費用の増加が見込まれる一方で、本格的な人口減少、少子高齢社会の進展による社会保障費の増大や労働人口の減少などに伴い、今後も厳しい財政状況が予想され、これまで以上に効率的な施設管理が求められています。
　本市においては、平成22年3月に策定し、平成27年3月に改定した「新潟市営住宅長寿命化計画」に基づき市営住宅の建替えや改修等を実施していますが、改定から5年が経過し定期見直しの時期であることや、国の「公営住宅等長寿命化計画策定指針」が改定されたことなどから、このたび「新潟市営住宅長寿命化計画」の改定を行いました。