市報にいがた 令和8年7月5日 2866号 1面から3面
最終更新日:2026年7月5日
枝豆王国新潟のおいしい秘密
- 目標 11:住み続けられるまちづくりを
- 目標 15:陸の豊かさも守ろう
- 目標 17:パートナーシップで目標を達成しよう
新潟は全国トップクラスの枝豆の産地です。夏の食卓に欠かせない枝豆には、地域に根付く食文化が詰まっています。知れば知るほどおいしい、枝豆王国新潟の魅力を紹介します。
問い合わせ 食と花の推進課(電話:025-226-1864)
新潟の枝豆王しばが豆知識を教えるよ
ねぇ知ってるろ? 新潟は枝豆の栽培面積・購入量が日本一なんだって。
©DENTSU INC.
枝豆をこよなく愛し、山盛りの枝豆を頬張る姿は新潟の夏の風物詩。それというのも、新潟県の枝豆の栽培面積はなんと日本一!さらにさやまめ(枝豆などのさやのある豆)の購入量は新潟市が日本一なんだって。
枝豆栽培面積(ヘクタール)
参考:農林水産省 統計情報(2024)
一世帯当たりのさやまめ年間購入量(グラム)※二人以上の世帯
参考:総務省 家計調査(2023から2025)
市長より
夏の農産物が旬を迎える季節となりました。新潟の夏を代表する味覚の一つが枝豆です。肥沃(ひよく)な土壌と豊かな水に恵まれた風土の中で育つ新潟の枝豆は、香りや甘み、うまみが豊かで、全国でも高く評価されています。
県内では多くの品種が栽培され、初夏から秋にかけて、さまざまな味わいを楽しめるのも大きな魅力です。夜間や早朝の涼しい時間帯に収穫するなど、生産者の皆さんが鮮度を大切にしながら丹精込めて育てることで、新鮮なおいしさが食卓へ届けられています。
枝豆をはじめとした食の豊かさは、自然の恵みだけでなく、地域の暮らしや人々の営みの中で育まれてきた、新潟ならではの食文化そのものです。これからも、四季折々の食の魅力を広く発信し、新潟の農業と地域の活力につなげてまいります。
新潟市長
ここがスゴイよ! 枝豆王国新潟のおいしさ
1 スゴイ 品種いろいろで、旬が長い!
日本で一番多く枝豆が作られている新潟は、約40品種を栽培していて、品種ごとに香りや甘味、食感が異なります。
それぞれの旬が違うため、5月から10月ごろまでおいしい枝豆が楽しめます。
©DENTSU INC.
新潟はお通しに出てくる枝豆も山盛り
2 スゴイ 「くろさき茶豆」は全国に誇るブランド枝豆!
7月下旬から9月上旬にかけて西区黒埼地区で収穫されるくろさき茶豆は、新潟を代表するブランド枝豆。サクッとした歯応えと口の中に広がる優雅な甘みと芳醇な香りが特徴で、その味わいはまさに「枝豆界の王様」。新潟市が誇る名産品として、国による地理的表示(GI)保護制度にも登録されています。
地理的表示(GI)保護制度って?
その地域ならではの自然や歴史、文化などの中で育まれてきた品質や、社会的評価を持つ産品の名称を、地域の知的財産として保護する制度です。
くろさき茶豆をもっと知りたい人はこちら
くろさき茶豆の生産者に聞きました
一番おいしい瞬間を、食卓に届けたい
くろさき茶豆はとにかく鮮度が命です。収穫は、まだ真っ暗な午前2時ごろから。朝露が鮮度を保ってくれるうちに始まり、選別や洗浄、袋詰めまで済ませます。少し早いかなと感じる、豆の厚みが8ミリメートルから9ミリメートルほどの時期に収穫するのもおいしさへのこだわりです。その頃が一番、歯ごたえが良く甘みも増すんです。天候に左右される仕事なので、気を抜けない毎日で大変ですが、お客さまから「おいしい」と言ってもらえることが何よりの励みです。
黒埼地区は、信濃川が運んできた肥沃な土壌に恵まれ、昔から農業が盛んな地域です。この土地だからこそ、香りが良く、甘味とうまみの強い茶豆が育つのだと思います。黒埼の風土と私たちのこだわりが詰まったくろさき茶豆を、もっと多くの人に味わってもらいたいですね。
黒埼地区茶豆組合協議会会長 鷲尾 桂司さん
おまけ 鷲尾さん直伝のおいしいゆで方
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- 枝豆をボウルにあけ、水洗いする。
- 枝豆500グラムに対し、水1リットルを沸騰させ、塩大さじ1程度を加え、強火で2分から2分30秒くらいゆでる。
ポイント ちょっと固めのゆで加減がおすすめ! - ゆで上がった枝豆に冷水をかけ、表面を少し冷ます。
ポイント 水に浸すと中の甘みが逃げるので、絶対に水に浸さない! - お好みで塩を振って、召し上がれ!
3 スゴイ おいしいが育つ、新潟の風土と暮らし
枝豆のおいしさは、品種や栽培の工夫だけではなく、新潟ならではの風土や歴史にも支えられています。
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新潟の食文化に詳しい人に聞きました
枝豆と米が育てた「おいしい関係」
新潟で枝豆が広がった背景には、実は米どころであることと深い関わりがあるんです。枝豆はあぜなどで育てられ、雑草を抑えたり、土を守ったりしながら、田んぼの環境を良くしてきました。米づくりと枝豆は、互いに土を豊かにしながら「おいしいをつくる関係」だったんです。もともと枝豆は、売るためというより、農家さんが家で食べる身近な食べ物。大鍋でゆでて、ザルいっぱいに盛って、家族みんなで囲む。そんな食文化が今も新潟に残っています。豪農文化の中で育まれた「みんなで分け合う食卓」も、枝豆を山盛りで楽しむ今の文化につながっているのかもしれません。
新潟のおいしさは、昔から積み重ねてきた人の工夫や思いの上にあるもの。そんなルーツを知ると、食はもっと楽しく、豊かに感じられますね。
ふうどオフィス 小島 秀樹さん・小島 富美子さん
もっと新潟のおいしいを見つけよう
だから、おいしい。にいがたふうど
新潟には、豊かな自然や気候、受け継がれてきた歴史や暮らしの中で育まれた多彩な食文化があります。「にいがたふうど(food(フード)と風土)」では、生産者や食文化にまつわる取材記事を新潟市公式note(ノート)アカウントで発信しています。また、食文化をまとめたリーフレットを発行し、新潟の食の魅力を紹介しています。
リーフレットは「新潟県編」「新潟市編」の2種類
新潟の枝豆王しばが教える「新潟枝豆の豆ちしき」動画公開中だよ
https://www.city.niigata.lg.jp/business/shoku_hana/shokutohana/niigata_mameshiba.html
©DENTSU INC.

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