第3回新潟市行政区画審議会検討委員会会議録

最終更新日:2012年6月1日

平成17年6月15日

司会

 本審議会設置条例第4条第2項の規定に基づき、本日の会議が成立していますことをご報告申し上げます。
 それでは開会にあたりまして、委員長からご挨拶をお願いいたします。

江村委員長

 どうもご苦労様でございます。
 本日はまず、先般行いました、現地視察の概要につきまして簡単に報告したいと思います。
 次に、前回までの検討課題を整理した資料を用意いたしましたので、皆さんの認識を共通にして、それぞれの課題についての仮置き案をまとめたいと思っております。
 その後、区役所の位置について、検討を始めるための説明に入れれば、と考えております。
 とりまとめた方向性につきましては、基準に基づいて全体的な整合性とか、具体的な附帯意見と合わせて確認した上で、審議会にはかることになります。
 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

司会

 ありがとうございました。それでは、この後の進行は、本審議会設置条例に基づきまして、委員長にお願いいたします。

江村委員長

 はい。それでは、事務局から次第と資料の確認をお願いいたします。

事務局

 はい。本日の次第につきましては、行政区画の編成についてと区役所の位置について、ご審議をお願いしたいと思っております。
 本日配布いたしました資料でございます。
 一つ目は、区割り検討課題整理図。
 二つ目は、新潟市支所・地区事務所等の現状。
 三つ目は、各支所・地区事務所周辺の公共交通機関。
 四つ目は、政令指定都市の区役所規模。
 五つ目は、平成15年度の主な窓口サービス業務の取り扱い状況。
 以上でございます。

江村委員長

 はい。ありがとうございました。
 それではまず、先週、私と藤井副委員長、佐藤委員とで現地視察を行いました。どこを廻ってきたか、事務局からスライドにしてもらいましたので、ご覧いただきたいと思います。その後で、参加いただきました委員の方々からも感想をお願いしたいと思います。
 それでは、お願いします。

事務局

・スライドにて紹介、説明・

江村委員長

 それでは、私からも感想を述べさせていただきます。
 まず一つ。市の施設は、中には老朽化しているものもございましたが、ほとんどは大変立派であった、ということです。従いまして、住民サービスの拠点としては、いずれも差し支えがないものと考えております。むしろこれは、新潟市の新しい財産でありまして、いかに有効的に活用していくかということを、これから真剣に検討しなければならない、という感じがいたしました。
 それから二つ目、各支所・地区事務所への交通手段は、他に手段がないというのもあるのかもしれませんが、ほとんどが車でございます。
 住民の利用頻度も聞きましたが、そう頻繁に来るわけではない。
 そうすると、年間の利用数から考えても、一般的に、交通手段についての大きな配慮はいらないのではないか、という感じがいたしました。
 以上です。

藤井副委員長

 はい。感想を述べさせていただきます。
 拝見した印象としては、新潟市というのは、平面的に広がっている町だということ、それから、どこでも人が住んでいるということ、この二つであります。
 それぞれの集落あるいは旧市町村で、生活のまとまり、文化のまとまり、経済のまとまり、というものが成立して存在しているわけで、その辺りを考慮しながら区割りをする際、相当慎重でなければならないと思いました。それぞれの方々のそれぞれの生活というものがあるので、出来るだけ沿った形で区割りをしたいと思いますけれども、同時に、あまりにも分散して住んでいらっしゃることも分かり、区割りは相当困難であるなと、そういう感想を持ちました。
 以上です。

佐藤委員

 石山地区事務所に寄って、亀田へ行くまでは、家並みが見えて途絶えていないのですけれど、それから先へ行きますと、田んぼの中を相当の距離走りましたね。
 坂井輪地区の方へ行きましたら、ここは本当に人口の密度の濃い地区なのですね。私は中央地区に住んでいて、ずっと、私が一番人口密度の濃い地区に住んでいるんだと思っていたのですが、ここでは9万人の方達を対象に、地区事務所が動いているという説明をお聞きし、今では周辺地域に大変多くの方たちが生活されているんだ、ということを認識させられました。
 これから、どことどこの区と組むかとか、区割りをどうするかとか、もう一度改めて考えてみなければ、という気持ちになりました。

江村委員長

 ありがとうございました。今回見てまいりましたのは、広大な新潟市の一部分でありますが、これからも、審議の折りに触れて立ち入りたいと思っております。
 さて、先ほども申し上げました様に、前回は西蒲原地区、黒埼地区、中央地区、石山地区、この4地区についての方向性や課題を検討いただいて、仮置きをしました。前回、この仮置きを図面化してほしいという要望がありましたけれども、各課題をそれぞれ図面化すると、相当の数の組み合わせが出来ます。それではかえって議論しにくいのではないかと考えまして、私の方で内容を整理してみました。少し説明をしたいと思います。
 資料1をご覧ください。区割り検討課題整理図と書いてあります。図面の楕円形の点線の部分、これが四つの対象地域でございます。それぞれ吹きだしがついていますが、白丸は問題点の課題、それから黒丸は地域の住民から出ている意見を集約したものでございます。
 図面の右の方から説明いたします。
 まず、石山地区でございますが、白丸は今後の開発の発展の方向性が問題だと。
 それから、石山地区を旧新潟市と同一の区とすると、人口規模のアンバランスが生ずる。
 客観的に著しい障害がないと思われる限り、A変更案4区の区割りが妥当と思われる。というご意見でございます。
 住民の方に、二回に渡ってご意見をいただいた中では、石山地区は亀田・横越と同一の地区とせず、南地区事務所管内と同一の区としてほしい。それから、南警察署管内での区割りがよいという意見が出ております。
 二番目は中央地区でございます。
 新潟島は、昔から新潟の発祥の地としての独自性がある地域である、という意見がありました。
 それから、新潟の中央地区として東新潟と古町の一体性があるのではないか、特に万代と新潟島を分ける必要はないんじゃないか、という課題でございます。
 それから、東新潟、西新潟を分けるというやり方。つまり、関分以西を入れた新潟市との一体性を考えて、西と東を分けるべきではないか、という意見が出ています。
 三番目は黒埼地区でございます。
 黒埼と坂井輪は、住宅地が完全に連たんしていて生活圏が一体化している。どこを切ってみようもないんじゃないかということ。
 それから、都市圏ビジョンでは、白根と同じ軸に属するんだけれども、それをどう考えるかということでございます。
 地域住民は、黒埼地区は新潟市と同一の区がよいというご意見が多かった様でございます。
 四番目、旧西蒲原郡についてでございます。
 課題としては、旧西蒲原地区は一体感が強いので、一つの区になった方がよい。しかし、生活圏の動線、中ノ口川に沿った味方、白根、月潟と、その他の地域は動線が違うんじゃないか、という課題がございます。
 それから一番大きな課題は、A変更案の7区。これは全部を一つの区にしたものですが、これを二つに分けると、極めて人口の少ない区が出来るというものでございます。
 地域住民のご意見では、西蒲原郡で一つの区とする、というものがありますが、ただし西蒲原郡がどこまでを意味するかは、各々の考えで異なるようであります。
 整理図の概要はこんなところですが、これを論議の出発点としてよろしいですか。
・異議なし・

江村委員長

 それでは、これからはこの資料を基にして、質疑、論議を進めてまいりたいと思います。石山地区からやりましょうか。

熊谷委員

 この間の議論は、石山地区は亀田・横越と一緒にするのか、旧新潟市の方に入れるのかと、そういうことでしたね。石山地区の住民の方は、おそらく旧新潟市の方に入りたいと思っている様だけれども、亀田・横越と一緒にした方がいいのではないかという意見だったと思います。

与田委員

 A変更案で見た場合、2区の人口は97,801人。石山地区の人口はどの位ですか。

事務局

 約58,000人です。

与田委員

 A変更案で考えれば、石山地区を2区に入れても、人口規模の問題はない。
 E変更案だと大きすぎてしまいますから、2区の割り方との関係もあるんですよね。

江村委員長

 石山地区をまとめて一つの区に入れるべきだという案もありますが、例えば私の大胆な案なんですが、2区と3区に石山地区を分けて入れた場合に、仮にどういう都合がつくか考えてみる余地はあるかと思うんです。

熊谷委員

 石山地区を割る線はどこになるか。

江村委員長

 石山の中でも、いくつかの地域が絡んでくるんですね。だから例えば、地域ごとのまとまりで分けて、2区につけるか、3区につけるかというような、仮にそういう案があるんですよね。それはもちろん、住民の方の意見も聞かなきゃならないでしょうけれどね。

与田委員

 今、委員長の話によると、石山地区には、いくつかのまとまりがあるとのことでしたが、そもそも何で石山と呼ばれたんでしょうね。

江村委員長

 旧石山村です。

事務局

 旧大江山村と石山地区、山潟地区、それと現在の木戸地区というのが旧石山村で、そのうち、木戸地区を除いた地域が現在の石山地区事務所管内に入ります。

与田委員

 でも、木戸のことを石山とは言う人はいませんね。

佐藤委員

 今はそうですね。

熊谷委員

 この前いただいた資料によりますと、石山地区事務所管内というのは石山地区と大江山地区。大江山地区というのは人口が多くない。7,391人。石山地区は57,881人。

事務局

 そうです。

熊谷委員

 そうですね。大江山地区というのは、石山地区という今の議論には入っていないんですね。

事務局

 第2回目の区割りパターンで、旧新潟市と一緒の区になったのは石山地区のみでした。

熊谷委員

 このA変更案で、大江山地区というのは4区ですね。

事務局

 はい。

熊谷委員

 それから、石山地区はA変更案では4区に入っているけれども、もし抜けると、4区は7万位になっちゃうんですよね。

江村委員長

 仮に石山地区を二つに分けて2区と3区につけると、今度は3区の人口が多すぎる。

熊谷委員

 住民の方の意向が、どのくらい強いものなのか分かりませんけれど、旧新潟市の方に石山地区を持ってくるというのは、今の区割りのイメージとしては難しいんじゃないかと思うんです。

江村委員長

 前回の議論も、そういう所に落ち着きかけたんですね。
 他にどなたかご意見ございませんか。

田村委員

 私も石山地区は4区のままでいいと思っていますので、4区に仮置きしてもよろしいんじゃないでしょうか。

江村委員長

 整合性から見ると、4区に入るのが妥当ということでしょうか。
 それではよろしいですか。
・異議なし・

江村委員長

 石山地区に関しては、4区に仮置きということにさせていただきます。
 それでは次に移ります。
 新潟島、中央地区でありますが、これについてはいかがでしょうか。

与田委員

 問題は、人口の大きさをどうするかということですけど、やっぱりこの地域は大きいですね。
 それで新潟島だけで一つの区という話が出てくるんですが、実は私も沢山の方からご要望はいただいているんです。しかし私としては、やはり整合性から考えていくと、この地域だけで一つの区というのは無理があるんじゃないかと思います。
 A変更案の3区というのは、今、縦に繋がっていますよね。今後の新潟駅立体交差による連たんといったことから考えますと、このラインは強くなるのではないか、と思います。
 ところが一方では、私は新潟島に住んでいるんですけれど、西新潟というと、青山地区まで全部と思っているわけですね。それで考えると、例えばB変更案の3区の方がかえって良いのかな、とも思います。ただ、そこまでくると、黒埼はどう入れるかという問題が出てきます。
 今、私の個人的意見を言わせていただくならば、やはり、先行きの新潟駅立体交差による連たんを考えて、A変更案のパターンでいくのがいいんじゃないかと思っております。

江村委員長

 私もそう思います。新潟駅立体交差の話が具体化しつつありますしね。あれが出来ますと、東と駅南とも連たん性が一気に高まるわけです。

与田委員

 もう一つは、新潟島で区切れば、駅が外れます。これは大きいんじゃないかなと。萬代橋を通して、新潟は繋がっていますのでね。
 ただ、中央地区の人口は圧倒的に多いですから。そこの部分と、前に田村委員が言われたように、昼間人口は増えますよね。この辺りをどの位見るかと。

江村委員長

 一つの意見として、現在の新潟駅で区切るというのもある訳なんですよね。しかし、それだと、先ほど話に出た連続立体交差のことを考えれば、無駄な議論の様な気がするんです。

与田委員

 今後、連たん性が広がる。まっすぐと、どんどん整備されていきますから。これを考えると、A変更案位の大きさがなければいけないかなと、個人的に思っております。

佐藤委員

 最初はまとまりの良い新潟島で、と思いましたが、新潟市役所、県庁、新潟駅があって、港も含まれるという、まさに大新潟市の機能の活力の源がまとまった区の方が、将来的なことも発展的に考えられる気がします。
 また、人口についても、今後はマンションが増えて、その分、人口も増えるかもしれませんね。個人的な家を建てる余裕というのは、あまり無いでしょうが。

与田委員

 これから、マンションは増えていきますよ。

江村委員長

 確かにこの地区は人口が多いんですが、しかしこの程度は許容されるんじゃないでしょうか。

与田委員

 ただ、あくまでもバランスの話で。だから、新潟島に住んでいる者の実感からしますと、本当は西と組む方が、本来のイメージとしては近い。西新潟と言われる。
 万代方面に住んでいる人たちにとっても、歴史的な観点から言えば同じなんです。新潟と沼垂とは違うということがあったわけですし。

熊谷委員

 西は坂井輪あたりも入るんですか。

与田委員

 昔は大河津までだったんですけど、あそこまでいくことはありません。
 その辺りの実感はありますが、今申し上げたように、先行きを考えると、縦のラインというのは出していかなければならない。昔は西新潟での結びつきが強いですから、この縦のラインは弱かったんですよね。
 ただ、警察は管轄が二つになっちゃいますよね。

齋木委員

 中央と東になります。

与田委員

 それは問題がありますか。

齋木委員

 大きな問題はないですけど。どちらも犯罪件数が多いですね。

与田委員

 この辺りの議論だと思いますよね。縦に分けるか横に分けるか。

熊谷委員

 新潟島は、坂井輪と組むか、駅周辺と組むか、一つになるか、という3パターンが議論の主役でしたね。

江村委員長

 そうでしたね。警察署の観点からは、齋木委員の方から、西新潟と一緒の区の方が望ましいけれども、それにこだわらないでもよいと、発言をいただいておりました。

田村委員

 私も最初、新潟島で一つがよいのかな、というイメージもあったのですが、南北軸の話とか一体性を考えると、この3区もいいのかなと思っているんです。ただ分からないのが、A変更案で見ますと、2区と3区の境はこうなるんですかね。私はこの辺のところが詳しくないものですから。

事務局

 このA変更案の2区と3区の境目は、栗ノ木川に沿っていて、一部不明瞭な地区もございますが、沼垂小学校区の東の端です。

田村委員

 いずれにしても、このA変更案3区は、まさに新潟の経済の中心ということで、南北を含めて一体的なまとまりがあれば、これでいいんじゃないかなという気がします。

与田委員

 住んでいる者として、B変更案は非常にいいですね。

田村委員

 確か面積も10?と非常に狭いですし。ただ、人口も減って、昼間はどうなのかなと気になったんで、昼間人口の議論をしましたし。

与田委員

 それはまた出てきます。今後、人口は戻って来ると思いますよ。

田村委員

 一体となった経済活動の中心地ということであれば、A変更案3区というのは非常に合理的かなと思いますが。

江村委員長

 その昼間人口について、私も少し調べてみましたけど、はっきりしたものはないんですね。ただ、生活の拠点から言えば、やはり夜間人口を主体とするということになるだろうし、昼間人口が多くなるのは他のことでカバー出来るんじゃないかと思うんです。

与田委員

 ただ、今住んでいる者からすると、B変更案の方が実感的には近いんですよね。西新潟という意識がある。B変更案は、7区もすっきりしていますしね。A変更案だと、白根まで一つの区ですから、ちょっとこれは広大だなと思います。

佐藤委員

 そうですね。

与田委員

 この辺りを考えると、B変更案がいいかな、という感じがします。

加藤委員

 私はA変更案もB変更案も、どちらもいいと思うんですけど、その場合、問題になるのは黒埼の扱いをどうするかと。

江村委員長

 そうですね。

加藤委員

 そうすると、なかなか結論が出てこないですね。

与田委員

 それでは、両方一緒にやったらどうですか。

江村委員長

 黒埼も入れますか。ただその前に、今の3区についてはどうでしょう。
 今の与田委員のご論議は、A変更案でいった時に、関屋分水から西の方々に、どれだけ具体的に利益を示すことが出来るかという問題点と、特に不利益が生じなければ心情的な面は別にしていかなければならないというもの。
 確かに、新潟島と一緒にしてほしいという方は大勢いますからね。

与田委員

 新潟島と、という意見は結構あるんですよ。新潟島自身は単独一つの区でいたいと思っている。この辺がポイントですよ。しかし、新潟島一つだけだと、人口に多少無理がある。

江村委員長

 そこで、他の地区との連たん性を考える。

与田委員

 それを、どちらで連たんかと言えば、理論的に考えれば、やはり縦軸連たん。これからの駅の立体交差を頭に入れればね。しかし、心情的には西へ連たんさせた方がいいわけで。

江村委員長

 新潟市の都市圏ビジョンでも、方向軸は縦なんですね。縦の連たんを強く見てますので、こういう考え方でいいんじゃないかと思います。
 では、中央地区につきましては、中央地区と東新潟を一体にするということで仮置きさせていただきます。よろしゅうございますか。
 ・異議なし・

江村委員長

 はい。次に黒埼の議論でありますが、これはいかがでしょう。

熊谷委員

 今の、坂井輪は新潟島と一緒にしないという仮置きが出来るとすると、坂井輪をどこに持っていくかという話。
 黒埼は、おそらくこの間の議論からいくと、西蒲原をA変更案の様にやるには、かなり難しかろうということで、分けて、白根、味方、月潟と一体となるイメージか。

江村委員長

 そうすると、次の西蒲原の問題と一緒に考えないと。

熊谷委員

 いわゆる西蒲原というのはどこで一体なのか、という議論がこの間ありました。味方、白根は西蒲原とはまた別、とあったので、私はB変更案に近いイメージを持っているんですね。
 B変更案の6区はどうでしょうか。中之口をどっちに入れるかは、分からないんですけど、イメージとしては白根、味方は同じ区になる。西蒲原とは区分けをすることになる。白根、味方、もしかすると月潟も入れたグループと、いわゆる西蒲原グループと、区分けしている。そうなると、必然的に黒埼は白根グループに入るのかなと思っているんですけど。
 その時に、坂井輪というのは、白根グループにするのかという話が出てくる。先ほどの3区の話とも関連してきそうですが。

江村委員長

 坂井輪か。

熊谷委員

 黒埼はおそらくこの間の議論をふまえると、B変更案に近いものがあったんじゃないかと。そうすると必然的に白根地区の6区に入る。

江村委員長

 B変更案ですね。

熊谷委員

 前回、私はそういう感じがしたもので。B変更案の6区。ただそれは中之口地区までを6区に入れるというのはそこまでは充分議論していなかったなと思うんですけど。少なくとも白根、味方は西蒲原とは分けると。そうすると白根、味方グループに黒埼が当然ながら入るのだろうと。
 さっき取り残した坂井輪ですが、B変更案でいうと6区に入るのだろうか、7区に入るのだろうかと。それは詰めていかないといけないのではないでしょうか。

江村委員長

 関屋分水から西のその他の地域のことですか。

熊谷委員

 はい。この間の議論を踏まえると、例えばA変更案の3区を生かすと、関屋分水から西側の所がポツンと残るわけですよね。仮に黒埼がここで6区に入るとすると、坂井輪はどこに入るんですかね、ということなんですね。

佐藤委員

 7区になっちゃう。

熊谷委員

 いや、仮の案ではそうですけど、それでいいのですか、ということなんです。

与田委員

 6区にするということですか。

田村委員

 私は6区に入るのかと。

佐藤委員

 海岸まで6区にするということでしょ。

江村委員長

 それはちょっとどうでしょうね。

与田委員

 住んでいる者のイメージからすると、やはり坂井輪、黒埼は西新潟の連たんなんです。イメージとしては。

熊谷委員

 坂井輪、黒埼はつながるというイメージですか。

与田委員

 西新潟のイメージなんです。

熊谷委員

 ちょっと待って下さい。だからですね、さっきの3区の議論が仮置きをした前提で話さないと。3区は縦につながっていて、坂井輪に関しては、仮置きを前提とすると、黒埼が新潟と一体感があるから、一つにくくるかと。そうなると、また3区の話に戻すのかどうか。

与田委員

 戻しません。

熊谷委員

 西蒲原と白根、味方とを分けるという前提。

江村委員長

 要するに、C変更案のようにしたいということですか。

熊谷委員

 C変更案ですね。
 それで7区になるんですけど。その時の坂井輪の扱いはどうなるのかということを考えたい。

江村委員長

 分かりました。

熊谷委員

 私は、この間の議論のイメージから言うと、味方と白根だけでは少ないなと思っているんです。そうなると、黒埼はB変更案でいう、6区にいくんだろう。その議論をもうちょっと詰めなければならないかもしれませんけど。

与田委員

 C変更案。これは白根・味方・黒埼でしたね。

熊谷委員

 その場合ですね、全然違う議論を定義する様ですけど、坂井輪を西蒲原と一緒に、C変更案7区に入れていいもんだろうかと疑問に思ったんですね。

江村委員長

 そうすると、C変更案の7区の人口はどうなるんですか。

与田委員

 20万。

江村委員長

 それは現実的でないですね。

熊谷委員

 だから、6区の中に入れる提案はどうか、ということなんですね。

田村委員

 今のC変更案の7区だと、坂井輪から岩室まで。それまた、大きすぎますからね。

佐藤委員

 そうですね。ちょっと無理ですね。

熊谷委員

 だけど、この間の議論はこんな感じでした。さっきの3区の仮置きが生きているとすると、坂井輪は組むところがないから、では西蒲原と組む。そうすると、20万の区が出来ます。

藤井副委員長

 今は区を7区で、という議論ですよね。当時の出発点では、区の数は固定しないということですから、8区ということも視野に入れて考えると必要があるかもしれませんね。

江村委員長

 藤井委員のおっしゃる通りで、7区にこだわらないということが審議会のご意向だったと思います。
 従いまして、どうでしょう。仮に8区にした場合の、区割りを考えますか。それも合わせてお考えいただければ。

齋木委員

 ちょっといいですか。白根、三条の境界からですね、黒埼の所までの距離を考えてみますと25キロ。膨大な距離です。

江村委員長

 そうですね。

佐藤委員

 縦軸が長いですね。

与田委員

 だから、E案の6区を一つの区と独立させてしまうのが、いい案でしょう。E案の5区、6区、7区を生かす。

田村委員

 E案の左側になる。

熊谷委員

 それはそれで、一つのアイデアだと思います。しかし、お聞きしたいのは、坂井輪をC変更案の6区につけることに何か問題があるのか。確かに距離が長くなるとおっしゃっていましたが。

江村委員長

 あの辺りの住民というのは、海岸に沿って旧116号線が大路線なんですね。バス路線も多いんです。116号線を中心にして動いているという所で、縦に切ってしまうと問題が出てくるものですから、これは熊谷委員の案では、少し無理かな、という気がいたします。

加藤委員

 都市圏ビジョンの軸は、上の地域は横に流れているし、下の地域は縦に流れていますからね。

江村委員長

 そうなんですね。

藤井委員

 生活感覚としては、今、委員長がおっしゃったことですね。

熊谷委員

 私はつけたらどうかというよりも、通常考えた時に、地形から見ると、坂井輪をC変更案6区につける案は充分に考えられるんだけれども、それはどうなのかということが知りたかった。それこそ、現地の方々にお聞きしないと分からないことですね。

与田委員

 現地の方々に言わせると、それは無理だろうね。

熊谷委員

 そうですか。

与田委員

 E案の左側を生かすこと。だから、先ほど仮置きしたものにE案の左側をつけるというのが一番良いのでは。

江村委員長

 なるほど。

与田委員

 白根の連たん問題を考えますと。

江村委員長

 黒埼が5区に入る。

与田委員

 はい。

江村委員長

 そうすると、それは8区になるんですね。

佐藤委員

 そうですね。

江村委員長

 そうすると、人口はどうですか。7区が少なくなるのか。

与田委員

 6区を少し切って黒埼に入れると、人口的にも合うんじゃないですか。

佐藤委員

 たいして人口は多くないですよ。

江村委員長

 E案の左側の案というのは今のご論議では、かなり妥当な線ですよね。中ノ口川に沿った地域というのは、この前も視察に行きましたが、連たんしているのです。

佐藤委員

 白根の方へ買い物に行くと言ってましたね。

江村委員長

 これは中之口はどうなってるのかな。

与田委員

 中之口は7区に入ってますね。

江村委員長

 7区ですね。いわゆる西蒲原郡に入っている。

与田委員

 中之口、西川、潟東、月潟。これからいって、西蒲原とは違うんですか。

江村委員長

 いや、西蒲原というのはいろいろな捉え方がある。
 周辺地区人口が少ないことについては、今後の合併の可能性を展望すれば、今は少なくてもそう困らないんじゃないか。将来に備えて、方向性が決まっていれば。
 他の政令指定都市でも例がありますので、変わることもありますし、その点はどうでしょう。事務局としては何かご意見ありますか。

事務局

 はい。私どもも、他の政令指定都市を見ましたら、確かに凸凹はございます。しかし、地形・地物ですとか、地域の一体性というような、様々な理由があってそうなったのであると考えておりますので、今回の政令指定都市におきましても、1区ごとの人口については地形・地物等を総合的に勘案して、やむを得ないということであれば、ばらつきがあっても仕方がないと考えております。

江村委員長

 はい。そうすると今までの論議は、1区増やしてE案の左側でいこうと集約された様に思いますが、それについてはいかがでしょうか。

田村委員

 私はあえて区の数にはこだわりたいんですが、あまり数が多くなると、組織の事を考えますと、区長が7人から8人になる、行政コストもかかる。行政コストだけじゃないんですが、仮に7区ということにこだわるんであれば、今の話の中で、また新潟島をどうするかという議論が出てくるんだと思う。どういうことかと言いますと、E案を見ていただきますと、E案の5区は、まあそうだろうと。7区に6区の左側をつけて、坂井輪と新潟島で一つで残りがまた、とも考えられる。そうすると今度は、先ほどとは違うことを言いますけれど、7区の東西を、という考え方も出てくる。
 8区でも十分7区と同じように、行政の効率を図りながら、住民サービスがしっかり提供出来るんだと市が判断されれば、8区でもいいかと思うんですけど、ただ行政組織は自ずから肥大化して、コストがかかる傾向があるだろうなと。

江村委員長

 その、新しく設置される区役所の機能というのは、区役所の数でなくて、住民の数とか、その業務に応じて窓口をつけるべきかということですね。
 区役所の数が少なくても、効率性がなければ意味がないのであって、どっちがより新潟市のために妥当なのかなということでしょうね。

田村委員

 仮に今の議論を踏まえてすると、E案6区を二つに割ると。それから、坂井輪が新潟島について一つに、あと、B変更案2区の形のが一つ。
 結局、組み合わせなんです。いろんな議論ができますね。2区が19万になってこれに近いわけなんですね。B変更案に近い。ただ、味方とか月潟とか中之口は7区というのも。

江村委員長

 B変更案ね。

田村委員

 ただ、今の議論では、月潟とか中之口は7区の方なのかなと。

与田委員

 B変更案のうち、6区の月潟、中之口を7区に入れると。

田村委員

 方向はそうですよね。B変更案で。

与田委員

 確かにイメージ的には、B変更案はすっきりくるんですよね。分かりやすい感じがします。

田村委員

 ただ、問題が戻ると新潟島と駅との関係が。

佐藤委員

 これからの発展方向をね。

加藤委員

 それからB変更案は、黒埼問題で、白根と一緒でいいのかどうかですね。

与田委員

 黒埼はイメージからすると、E案で言えば、6区に入るのが分かりやすいでしょうね。

田村委員

 そうすると、5区が小さな区ですよね。人口4万位の。それでもよしとするかということですよね。あんまり小さいと、他の所も、という話にもなりかねませんね。難しいですよね。どちらかをたてると、どちらかがたたず。

江村委員長

 極めて大胆な仮置きをさせていただきたいんですが。
 つまり、区を一つ増やして8区にする場合にはこれだと。
 それから、7区にする場合にはこれが望ましいという所でございますか。

田村委員

 8区にするんであれば、もうさっきの南北軸ですよね。新潟島とつけるというのがあって。E案の左側ですか、この三つの区を生かす。それから、中央地区と新潟駅でつけて、右側が全部で五つというのがそうだろうと。
 問題は、黒埼を6区につけられないかと。もしかしたらあり得ると。そうすると、5区が人口4万ちょっとになる。

江村委員長

 うん。

田村委員

 そういうことですよね。8区ですと。

熊谷委員

 4万ではね。7万でもちょっと厳しいね。やはり黒埼を5区に。

佐藤委員

 5区へ入れた方がね。長いと思いますけれども。

田村委員

 とりあえずの議論ですと、このE案の6区を二つに割って、右は坂井輪と新潟島がつくのかなと。そうすると、新潟大学は7区かな。

江村委員長

 大学は7区ですね。

藤井副委員長

 それは、文化的な結びつきという点では、実情に合わないと思いますね。歴史的な伝統もありますし、現在のバス路線や文化的な状況をみれば、E案6区で一つのまとまりになるなと。7区は旧西蒲原郡で一つのまとまりであると。そういうふうになりますので、E案6区で二つに分けるというのは、かなり不自然な案だと思いますね。

田村委員

 もちろん、6区のままで、さらに新潟島をつけるという考え方もあると思うんですが、そうすると結構大きな区かなと。でも20万位ですか。かなり東西軸ということを意識したらそこまであり得るんですね。

藤井副委員長

 区の数を7区にするか8区にするかで、田村委員がおっしゃった行政コストというのはどんなふうに変わるんですか。

事務局

 区役所の設置の基準から考えますと、最大限、既存施設を利用するという点では、区役所建設の行政コストはかからない。
 職員の配置の関係で、どの位のコストがかかるか分からない、ということはございますが、行政改革を進めていく中で、出来るだけ効率的な行政をということであれば、実際問題どのようなものになるか分かりませんが、行政コストについては、概ね対応できるかと思っております。

江村委員長

 区役所の庁舎を新設しないというのは大前提ですから、そうすると、おそらく人間の問題ですかね。しかし、人間の割りふりでカバー出来るものは大きいですからね。行政コストというのは、人件費が圧倒的なものですから。
 ただ、あまりコストにこだわっていなくてもいいと思いますけどね。

与田委員

 7区をキープするとすれば、B変更案が一番分かり易いんですよ。新潟島と西をくっつけた形で黒埼まで抱き込むという形。坂井輪まで西新潟の部分という。この形が、一番イメージでは近いかなと。
 8区にするんだったら、先ほどの縦の坂井輪地区を動かした方がいいと思うんですけど。

藤井副委員長

 8区でもいいかなと思うのは、信濃川下流の地域が、どんなふうに将来発展するのかと、いうことを考えたからです。
 外部から見れば、西と東で信濃川を挟んで違うものか、という実感を持つと思うんですよ。我々外部の者から見れば、同じものではないかと。

与田委員

 川を一つに見るということですね。
 ただ、新潟人にしますと、なにしろみんな西と東に分かれているんですよ。例えば、何々振興会新潟東支部、新潟西支部の様に。ずっとそういうふうに東西で分かれてきたんですよ。

藤井副委員長

 それは昔、新潟が小さかった時のことなんですよね。

与田委員

 それはもちろん。

江村委員長

 もう、南も北も出たわけだから、それにこだわっているわけにはいかないですから。でも、伝統的にはそうですね。

与田委員

 それがイメージとしてあるんで。先ほど申し上げたのは、新潟人だと思い当たる話をしました。ただし、将来のビジョンを見た場合には、縦軸をきっちり押さえておけばプラスになるね、ということを先ほど申し上げたとおりでね。

藤井副委員長

 一体になっても大丈夫ですか。

与田委員

 一体になっても大丈夫でしょう。
 例えば、新潟祭りがありますね。やはり西の祭りというイメージは強いですね。そういうイメージが出来上がっているんです。それを払拭しましょうと、その区割りによって。

藤井副委員長

 そういうご意見かなと、今まで聞いていたものですから。

江村委員長

 8区にする場合、大体皆さんの意見は集約されているんですが、8区にする場合には左はE案を。

与田委員

 E案にC変更案の右側をくっつけるんでしょ。

江村委員長

 ちょうど重なりますね。
 それから7区を守る場合には、B変更案。これについては意見がございますか。

与田委員

 これは今の話じゃないけれど、あくまでも文化にこだわらない方がいいかもしれないということを最初に考えなければならない。藤井副委員長の話にもありましたね。

江村委員長

 そもそも7区の案というのは消えますか。

田村委員

 残しておいた方がいいんじゃないですかね。

与田委員

 7区の案の中では、僕はB変更案が分かり易いと思っております。

田村委員

 ただその時に、月潟とか中之口はこれでいいかが気になりますけれどね。

江村委員長

 全体の整合性を検討する場合に、もう一度これを戻してやるということでよろしいですか。今消してしまった方がいいか、それとも消さずに残すか。7区であるか8区であるかというのはかなり大きな問題ですし、もう一度すり合わせをする必要があるかもしれない。

与田委員

 7区を残す場合に、6区と7区の人口修正が必要かなと思うんです。しかし、これをあまり修正してしまうと、結局はバランスがとれなくなりますから、このB変更案は良くできていると思いますよ。中ノ口川流域を一体としているじゃないですか。西蒲原とは、外していましたね。

江村委員長

 これは、中之口が入っているんですね。

与田委員

 入っています。
 これは入っても正しいんじゃないかと。月潟、中之口というのはやっぱり、どちらかといえば中ノ口川流域としての一体感を持っていると思いますから、西蒲原というイメージよりも、こっちが強いんじゃないですかね。

江村委員長

 中之口では、西蒲原に入りたいということをおっしゃっているんですね。ただ、住民の意見はどうか分かりませんが。

与田委員

 これが例えば、7区に移ると、7区の人口がちょっと増えますね。

田村委員

 たいしたことはないですよ。

佐藤委員

 西蒲原地区は一つになっていたいのではないですか。赤塚とか、そこまではさかのぼらないで。

与田委員

 そうそう、さかのぼらない。
 この間届いた要望書で言っている西蒲原とは。

熊谷委員

 連名の中に、中之口と書いてあります。

田村委員

 新潟市と合併した旧西蒲原、巻を分断せず、一つの枠組みとしてほしいと。

江村委員長

 それはですね、それ自体に町の名前は入っていますが、正式な機関の議決を経たものではありません。あくまでも住民の有志の意見ですし。他の地域のご要望と同じように扱うのが良いのでは。

与田委員

 同じように扱う。

江村委員長

 いかがでしょう。ではそういうことで、B変更案も今後の検討課題として残しておくと。7区案と8区案とで一つずつ。
 それでよろしいでしょうか。

田村委員

 これまでずっと7区できたわけですから。最終的に8区になってもいいと思うのですが。

佐藤委員

 本当にゆらいでしまうので。

田村委員

 7区を一つ残した上で、後々、行政側とか住民の皆さんの意見とかで最終的に決めると。

江村委員長

 それでは、次の区役所の位置の検討も含めましたときに、もう一度、その問題も検討しますか。これは仮置きとさせていただきます。
 そうすると、お手元の課題整理図の四つの丸は、ほとんど仮置きが済みました、ということでよろしいですか。
異議なし

江村委員長

 ありがとうございます。
 それでですね、実は四つの地区の課題を検討しましたが、その他の地区についても実はご要望が出ている地域があったのです。ですから、それを取りあげるかどうかということについても、確認しておく必要があると思います。あまり大きいものではない、散発的なご意見ですね。声の大きい所が大事とは限らないわけですが、どうしましょうか。

与田委員

 今、この四つの地域が特に集中してご意見がたくさんあったのですね。
 その他の地域については、一度この原案でもって、住民に対する説明会があるのですよね。

江村委員長

 それをお願いする予定です。

与田委員

 そうならば、ここでそれを斟酌した上で、この人はこう思っているのではないかという議論をしてもあまり意味がないのでは、という気がします。

江村委員長

 では、一応区割りについてのご検討は、この仮置き案で終了ということでよろしいですか。いかがでしょう。

藤井委員

 また後で、いろんな意見があるわけですから。

熊谷委員

 少数意見を入れると、また、とりまとめが難しくなりますよ。

与田委員

 ただ、8区になった場合に心配されるのは、例えば新潟島の取り扱い。

佐藤委員

 やはりそこを一つにしたいという。

与田委員

 特別の区で、という可能性も出てくるかもしれませんね。

江村委員長

 そうすると、8区が9区になったりね。

与田委員

 そうそう。9区でいこうじゃないかと。だから、区を増やすことの問題点というのも、議論していた方がいいと思う。さっき委員長もおっしゃったように、審議会では7区にこだわらないということで我々は委託を受けているわけですが、この辺りの場合にどういうふうにするかということですね。

江村委員長

 区の数にもこだわりますか。

与田委員

 その辺りですね。

田村委員

 それは出てくるのではないかというのが一つと、繰り返しになりますけれども、今二つの案がありますが、どちらにしても、どうも黒埼の部分が少し気になっております。
 黒埼の住民の意識は分からないのですけれども、今の7区にしても8区にしても、黒埼が全部南とくっついていますよね。それが悪いということではないのですが、そこが引っかかる所です。

与田委員

 たまたま新潟市だったところがですよね。でも、前は新潟市じゃなかったから。

田村委員

 そう考えていただけるといいんですが。

与田委員

 私からすると、黒埼は車で来た場合、新潟市の入口的なイメージなんですよ。特に、車の方々は皆。でも、それであれば、連たんとしては下からの連たんですから、新潟市に対する車のゲートウェイとして考えたときに、どっちの区でも問題にはならないかと思うのですが。

田村委員

 そうであればいいと思っているのですが、ただ、そうはいっても3,000件位来ているのですから、数は多いなと思って。

江村委員長

 生活圏、消費圏の一体性ということと、区割りは必ずしもイコールでないんですよね。隣の区へ買物に行ってもいいことですし。

田村委員

 そういうふうに私もあればいいと思っているので。

藤井副委員長

 それは多分、区名と関係してくると思いますね。
 区名をどうするかによって、地域の方々がそれで納得なさるか、納得なさらないかになると思いますね。

江村委員長

 スケジュールでは区割りと区役所の位置を先に答申する、ということになっていますので、区名はその次になりますね。区名は、また住民の方のご意見を聞いたりすることになりますが、それは今一緒にやると大変なことになります。

藤井副委員長

 区のイメージに合った区名を、地域の方々で考えてくださいと、そういうふうになりますね。

江村委員長

 カタカナをつけるというのもありますね。
 それでは、その他の区割りについての論議は、最終調整の時に、またするということにします。
 では次に、前回、区役所位置の検討にあたって、皆さんからご請求がありました資料につきまして、事務局で用意をしておりますので、配布させていただきます。
 ・資料配布・

江村委員長

 先ほど申し上げたように、今日はこれについての議論をいたしません。次回の検討委員会で、区割りの方向付け等、いろいろ調整を合わせまして、具体的にご検討をいただきたいと思っています。
 ついてはここで、私から皆さんにお諮りいたしたいことがあります。
 これまで当委員会は、全て公開の上で、ご論議をいただいてまいりましたが、これからいよいよ具体的な案を固める段階に入ります。
 本委員会の審議経過が公開されることで、審議会にまだ報告していない事項が公開され、今度の本審議会での意思形成に、あるいは影響を及ぼすことも出るのではないかと私は懸念しているところであります。
 そもそも、この本検討委員会というのは、行政区画審議会から具体案の作成を委任されたものでありますので、従って、本来は、まず行政区画審議会に私どもの意見をお届けすべきものと考えております。
 「新潟市の附属機関等の会議の公開に関する指針」というのがございますが、その中でも政策形成過程における不確定要素の強い情報の公開は、公の意思形成に重要な支障を及ぼす場合には非公開とすることができる、と定められておりますので、恐縮ですが、次回の委員会は、特例として非公開とさせていただきます。
 その上で、全体的な詰めを行いました上で、その成案をまず審議会に答申するというふうにいたしたいと私としては考えておりますが、ご意見ございませんでしょうか。いかがでしょう。
 ・異議なし・

江村委員長

 はい、それでは皆さんにご同意いただきましたので、次回の本委員会は非公開ということにさせていただきます。どうもありがとうございます。
 それでは資料について、説明お願いします。

事務局

 はい。それでは、お手元の資料2から5につきまして、説明させていただきます。
 まず、資料2でございます。新潟市支所・地区事務所等の現状ということで、記載させていただいています。それぞれの新潟市内の支所・地区事務所等の名称、それから築年度、敷地面積、延床面積、駐車台数、職員数、人口ということで資料にさせていただいております。
 一番上ですが、市役所の庁舎でございます。本館の部分と、第1分館、第2分館がありますが、これら三つにつきまして記載してあります。それぞれの築年、敷地面積等でございます。
 それから、東地区総合庁舎です。これが沼垂地区にございますが、こちらの庁舎の概要であります。この東地区総合庁舎につきましては、東地区事務所と沼垂図書館、それから東地区の公民館の複合施設でございます。昭和40年に建設されまして、敷地面積2,375、延床面積4,124ということです。
 それから、中地区事務所ですが、住所でいいますと古川町になりますが、こちらも地区事務所と山ノ下図書館、中地域保健福祉センター、中地区の公民館の複合施設であります。昭和52年に建設され、敷地面積は5,034、延床面積は3,643ということです。
 それから、西地区事務所でございます。西地区事務所につきましては、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、内野駅に向かいまして、右手の方に西地区事務所、左手の方に西地区の分庁舎という建物がございます。分庁舎につきましては、古い西郵便局の跡地でございますが、まず、西地区事務所の方につきましては昭和44年、敷地面積348、延床849という数字です。西地区の分庁舎につきましては、いわゆる分庁舎部分と西地区保健福祉センターが入っておりますが、延床面積で1,791です。
 それから、北地区事務所でございます。北地区事務所につきましては、その下の北地区公民館と別棟になっておりますが、連絡通路でつながっている施設です。北地区事務所は、阿賀野川を渡りまして松浜にございますが、この施設につきましては昭和46年建築されまして、敷地面積2,076、地区事務所のほうは延床959、北地区公民館の方は2,358ということです。北地区公民館につきましては、北地区の図書館、北地域保健福祉センター、北地区の公民館の複合施設です。それから坂井輪の方でございますが、坂井輪の地区事務所です。旧116号線に沿いまして、内野方面に向かっていきますと左側にありますが、こちらが現在、坂井輪地区事務所と坂井輪地域保健福祉センターの複合施設でございまして、平成9年の建設、敷地面積が1,699、延床が1,971です。また、その道路を挟みまして、坂井輪中学校の並びに坂井輪地区センターがございます。こちらが坂井輪図書館、西土木事務所、坂井輪地区公民館の複合施設で、昭和54年建設で、敷地面積3,377、延床面積3,637という施設です。
 南地区センターですが、こちらの方は新潟市の鳥屋野地区にございますが、南地区事務所、南地域保健福祉センター、鳥屋野図書館、鳥屋野地区公民館の複合施設です。昭和55年に建設されまして、敷地面積が2,666、延床が4,405ということです。
 それから、石山地区センターでございますが、石山地区事務所、それから石山地域保健福祉センター、石山図書館、石山地区公民館の複合施設です。昭和54年に建設され、敷地面積2,581、延床面積が2,835でございまして、これにつきましては駐車台数については、実は住民の敷地を借りまして42台分の借地分を含めて78台ということでございます。
 それから、黒埼支所につきましては、隣接しておりますが、本館と分館ということで分かれております。本館につきましては昭和35年建設、分館につきましては平成2年建設ということで、敷地面積、延床面積は記載のとおりであります。
 新津支所以下につきましては、旧合併市町村の、それぞれの市町村役場の部分でございますが、新津支所は昭和63年の建設、敷地面積15,612、延床11,329です。
 白根支所につきましては、昭和46年の建設で、ここに分庁舎がございます。平成9年に建設された分庁舎を含めまして、敷地面積は11,299、延床がそれぞれ5,200と497ということです。
 豊栄支所につきましては、昭和37年の建設で、敷地面積6,049、延床面積が5,045。
 小須戸支所につきましては、昭和47年の建設で3,327が敷地面積でございますが、延床面積につきましては2,981です。
 それから、横越支所につきましては、昭和60年の建設で敷地面積5,005、延べ床面積3,810。
 亀田支所につきましては、平成2年の建設で、敷地面積は17,478、延床面積が6,889です。
 西川支所につきましては、平成6年の建設で、敷地面積が11,268、延床が5,425ということでございます。
 それから、味方支所につきましては、平成13年建設でございまして、敷地面積が8,423、延床が2,637です。
 それから、潟東支所につきましては、昭和57年で、敷地が9,080、延床が2,524です。
 月潟支所は、昭和52年で敷地が6,348、延床が14,007です。
 中之口支所につきましては、昭和53年の建設で敷地が11,571、延床が2,452です。
 岩室支所は、昭和58年の建設で、敷地が9,529、延床が3,438。
 なお、巻町役場につきましては、昭和35年建設と昭和52年の建設の部分がございますが、敷地が3,692、延床が3,873ということになります。
 それから、資料3でございますが、各支所・地区事務所周辺の交通機関の関係でとりまとめたものです。
 本庁舎の部分は除いておりますが、東地区事務所につきましては、例えばJR、路線バス等ということになっておりますが、最寄りのJRの駅ということでは新潟駅、駅から東地区事務所までの距離は約1.5キロで、最寄りのバス停が東地区総合庁舎前で、目の前にございます。
 その次に、1日あたりの運行数、その路線名ということで記載させていただいております。それにつきましてはご覧いただきたいと思いますが、記載のとおりです。
 また、中地区事務所につきましては、近くにJRの路線はございません。バス停で申し上げると、末広橋というバス停がございますが、約50メートルの距離にあります。
 西地区事務所につきましては、JRでは内野駅が約20メートルの距離。越後線です。最寄りのバス停ということであれば内野四ツ角、あるいは内野駅前といったバス停になりまして、事務所までは約150メートルでございます。
 それから北地区につきましては、JRで白新線があります。新崎駅がございますが、距離といたしますと約4キロ程度ございます。バスで申し上げますと松浜2丁目というバス停。こちらからは約350メートルほどでございます。
 坂井輪地区事務所ですが、越後線の寺尾駅から約400メートルでございます。バス停で申しあげますと、坂井輪中学校前というのがありまして、約50メートルほどでございます。
 それから南事務所ですが、新潟駅から約2.5キロ、バス停で申し上げますと南地区センター前というバス停から50メートルほどでございます。
 石山地区事務所につきましては、信越本線の越後石山駅から約800メートル、バス停で申し上げますと、石山地区事務所前が目の前でございまして、その他山二ツというバス停もございますがここからは約300メートルほどです。
 黒埼支所につきましては、JRの路線が近くにありませんので、バス停で申し上げますと、黒埼支所前というのが約50メートル。
 新津支所で申し上げますと、信越本線の新津駅がございますが、距離といたしましては約2.4キロ離れております。バス停で申し上げますと、市役所前というバス停が目の前にありまして、あと、山谷というバス停が約600メートルの距離にございます。
 白根支所につきましては、JRの路線がございませんので、バス停で申し上げますと、能登というバス停が約400メートルの距離、支所前というバス停が目の前にございます。
 豊栄支所でございますが、JRの白新線の豊栄駅から約300メートルの距離でございます。バスで申し上げますと、豊栄市役所前というバス停が目の前にございます。
 小須戸支所につきましては、信越本線の矢代田駅、こちらから約2.5キロ、バス停で申し上げますと、小須戸2丁目のバス停から約500メートル、小須戸役場前のバス停で約100メートルでございます。
 横越支所につきましては近くにJRの駅がございませんで、バス停で申し上げますと、横越農協前というバス停で、約200メートル離れています。
 亀田支所につきましては、信越本線の亀田駅から約2キロ離れております。バス停で申し上げますと鵜の子から約400メートル、泥潟から約300メートル離れております。
 西川支所でございますが、越後線の、越後曽根駅、ここから約1.5キロ離れております。バス停で申し上げますと、旗屋のバス停から約100メートル、支所前というバス停が目の前にあります。
 味方支所、潟東支所、月潟、中之口支所、それぞれ近くにJRの路線がございませんで、バス停だけですが、味方につきましては、味方保健センター前が約600メートル、潟東につきましては、下熊谷前から約300メートル、それから遊学館前というバス停で約200メートル、月潟につきましては月潟中学前が約350メートル、中之口につきましては、中之口役場前が目の前にございます。
 それから、岩室支所につきましては、JRですと岩室駅から約1.5キロ、バス停が岩室役場前が目の前にございます。
 なお巻町役場でございますが、越後線の巻駅から約400メートル、バス停で申し上げますと、巻駅前ということで約400メートルございます。
 路線バス等の中で、網掛けしたものがございます。
 例えば白根支所を見ていただきますと、白根地区循環バス代替運行路線ということでございますが、こことあと、西川地区、支所の管内で福祉循環バス、潟東につきましては潟東福祉バスということで、それぞれコミュニティバス、福祉バスというものが走っております。
 次に資料4でございますが、既存の政令指定都市の区役所規模を整理をさせていただいたものであります。
 まず、昭和31年9月1日に指定されました、5大政令指定都市でございます。横浜、名古屋、京都、大阪、神戸であります。それぞれ括弧の日付を基準としております。それぞれの合計と1区当たりの平均と記載させていただいております。
 例えば横浜市につきましては、全体で18の区がございます。人口につきましては全体で344万余り。職員数、これは区役所の関係の職員数でございますが、5,260人。敷地面積の合計とさせていただいてあります。それを1区当たりの平均ということで表わしたものが、人口では19万1000人余り。職員数が292、敷地面積としましては8,084、延床としては15,371ということです。
 それぞれの都市につきましては、ご覧いただきたいと思います。
 また、その中段に土木事務所・保健所が区役所の中にある政令市ということで記載してございますが、それぞれの区役所の機能といたしまして、土木事務所・保健所というものの機能を持っているか、持っていないかによりまして、多少施設的な部分で影響がございますので、持っているものと持っていないという形で中段と下段に整理させていただいております。
 土木事務所・保健所が区役所の中にある政令市といたしましては、仙台、川崎、広島、北九州、福岡がございます。例えば、仙台市では1区当たりの平均をみますと、人口は19万9000人余り、職員数314、敷地13,666、延床では14,009という平均になっているところでございます。
 また、土木事務所や保健所が区役所の外にある政令市でございますが、札幌、さいたま、千葉、それから、静岡の駿河区というものが書いてありますが、静岡につきましては、ご承知かと思いますが、3区に分かれております。葵区、清水区、駿河区となっております。葵区と清水区につきましては、旧静岡市役所を利用しておりますので、新設されました駿河区役所について記載させていただいております。
 札幌市でございますと、1区当たりの平均ということでは、人口が18万6000人余り、職員数350、敷地面積7,454、延べ床面積5,477ということでございます。

与田委員

 この数の間位の所に、新潟市が政令市になった場合の同じような数字を、区の数を7区とした場合に人口がいくらとなるか、職員数がいくらとなるか書いてもらえると分かりやすいんだけど。これと同じようなデータを。

江村委員長

 次回でも良いですよね。

事務局

 現在のところは、区役所の機能の検討を進めている段階であり、同じデータはありません。

与田委員

 次回出すときに、7で割るか、8で割るか、2つ並べてもらえば。土木事務所と保健所の機能を入れるか入れないかは分かりませんからね。決まっているのですか。

事務局

 私どもとしましては、土木事務所、保健所につきまして、機能は入れますが、区役所とは別に設けるという方向で検討しています。

与田委員

 つまり一番下ですね。その所に並べてもらうと、区分けがつくなと。この数字だけを見ても、分かりにくい。同じものを並べてのデータ分析があればいいんですけれども。

事務局

 はい。リクエストにつきましては次回、お渡ししたいと思います。
 資料5でございます。前回、お話になったところでございますが、それぞれの窓口サービス業務の取扱い状況ということで整理させていただいたものでございます。まず、記載してありますのは、旧新潟市分でございます。もう1枚の方が旧合併関係市町村であります。
 なぜ、このように整理したかと申し上げますと、例えば印鑑登録、それから各種証明書につきましては、旧新潟市の場合、本庁を問わずどこの支所、地区事務所でも同じ取扱いをしてきましたので、旧新潟市分と旧合併関係市町村分につきましては、分けて整理をさせていただきました。
 それぞれ、住民基本台帳・戸籍関係の申請や届出等の件数、それから税関係、年金関係等につきまして整理をさせていただいたところでございます。
 ご覧いただきますとおり、住民基本台帳、戸籍関係で申し上げますと、平成16年度は税関係でございますが、主に12年度ベースで考えてみますと、合計数が70万余りの件数がございますが、それを人口、これは住基人口でございますが、51万5,000人余りということで、割り返しますと、人口1人が年間1.37回、サービスを利用している状況になっているということでございます。
 それぞれの本庁、地区事務所、支所で、どのような取扱件数かということと、人口1人当りではどの位かということをそれぞれ記載しております。本庁につきましては、人口1人当たり単純に見ますと4.57件という件数になります。
 ただ、先ほども言いましたように、どこでも取り扱えるということからみますと、全体の取扱件数からそれぞれの本庁、支所、地区事務所が発行した、あるいは取り扱ったものがどのような割合になるかということで、各事務所別取扱割合ということで記載させていただいております。
 ご覧のとおり、例えば住所、戸籍関係ですと、その約4割が本庁で取り扱っているということであります。また、税関係で申し上げますと、新潟市民の方、年間で0.15件、割合で申し上げますと本庁で45.6%が取扱い、また年金関係で申し上げますと1年間で人口1人当たりは0.11件、取扱いの割合で申し上げますと41.5%が本庁の取扱い、ということでございます。これらが全てではありませんが、これらの中で全体の取扱いをみますと、4割強がいわゆる本庁の取扱いということになります。
 その次のページでございますが、平成15年度をベースにしておりますので、基本的にはご存じのとおり、白根の方は新津でそういう手続をすることはできないということで、個別に見ています。
 それぞれの人口取扱件数、人口1人当たりの件数ということで記載してございます。新津をご覧いただきますと、件数としては79,400、人口1人当たりで1.17件、トータルに見ますと、取扱いの合計件数といたしましては99,957。1人当たりに見ますと1.5件ということで、トータルで見ますとほぼ1.5前後で各市町村取扱件数となっております。

与田委員

 いかに本庁が多いかということですね。

事務局

 資料につきましては、以上でございます。

江村委員長

 はい、ありがとうございました。それではですね、他に質問か何かございますか。

与田委員

 確認ですが、先ほど話になったのはいわゆる仮置さえの部分ですが、一つは8区割り案ですね、8区割り案の原則はC変更案の右側にE案の左側をつける、ということでよろしいですね。これで8区になる。もう一つは、B変更案を一応7区の候補にしておくということでしょうか。これらを、どちらかに絞るということですか。

江村委員長

 そうなりますね。よろしいですね。
 ・異議なし・

江村委員長

 それでは、皆さんからご発言がなければ事務局からなにか。お願いします。

事務局

 第3回の審議会でもご報告させていただきましたが、新潟市議会の方では、政令指定都市等特別委員会を設けまして、政令指定都市に向けた検討をされていることでございます。
 その特別委員会に、私どもの方で、この審議会と検討委員会の審議状況につきまして、6月9日にご報告させていただきました。その報告に基づきまして、特別委員会でご質問、ご意見を受けてまいりましたので、概要についてご報告をさせていただきます。
 まず、行政区画編成の基準につきましては、人口規模は10万程度ということでございますが、昼間人口、夜間人口、どちらなのだというご質問。
 あるいは、人口規模10万という数字にとらわれるのは良くないと、都市の機能に重点をおいて、検討委員会でもっと議論をすべきではないかといった意見。
 あるいは、検討委員会と審議会は、それぞれあと何回開催する予定なのか。
 あるいは、黒埼からは旧新潟市側と一緒にという意見があり、白根市側と一緒になると困るという話を良く聞くというご意見。
 それから、住民説明会を実施するわけでございますが、この実施はどこが主体になるのか。
 それから、検討委員会の現地視察は、検討委員の方が3名参加ということでご報告させていただきましたが、そうした中で、住民説明会で検討委員の皆様が直接説明することの確認をとってあるのかということなどの質問。
 それから、住民説明会では審議会が主体になって、説明も答弁も全て審議会委員が行うべきではないか。
 また、行政区画編成基準で出てくる区の中心地というのは区役所のことか。
 区役所として、新しい施設を建てる予定はあるのか。
 あるいは、検討委員会では、交通機関の整備を行うことを踏まえて議論を行っているのか。
 また、交通弱者も30分程度で区役所へ行くにはどうするのか、という議論が必要ではないかということで、こうした意見も検討委員に伝えて頂きたい、というご意見がございます。
 概要につきましては、以上でございます。

江村委員長

 はい、ありがとうございました。ご意見は十分斟酌させていただきたいと思っていますが、今のご意見の内容について、審議会委員にも、必要があればご報告したいと思います。
 それでは、事務局の方から、次回の検討委員会の日程につきまして説明お願いいたします。

事務局

 はい、ご審議大変ありがとうございました。
 次回の日程についてでございます。次回は6月22日でございます。水曜日午後3時。
 会場につきましては、新潟市役所内の会議室をご用意させていただくことを考えています。
 なお正式なご案内につきましては後日発送させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 以上になります。

江村委員長

 はい。特にお話がなければ、以上で第3回の行政区画審議会検討委員会を終了させていただきます。
 皆さんありがとうございました。
 一同
 ありがとうございました。

このページの作成担当

政策企画部 政策調整課

〒951-8550 新潟市中央区学校町通1番町602番地1(市役所本館4階)
電話:025-226-2057 FAX:025-224-3850

このページの作成担当にメールを送る

本文ここまで

サブナビゲーションここから

第3回検討委員会

注目情報

    サブナビゲーションここまで